●キャラクター紹介
・センギ(ハーフミノタウロス・ミネラルウォーリア) すみさん
前衛のダメージディーラー、パーティのカースト最下層
・ロンデイル(ウォークラフト出身カメレオン) 宮ノ下さん
かゆいところに手が届く、ユーティリティプレイヤー
・ライオット(アダマンチン製ソード使い、クラス失念) きぷろすさん
なぜか影の薄い勇者様
・ジルリル(レッドウィザード) ふじーさん
マザコン魔法使い、カースト第2階層
・ククルカン(ピクシーのスペルシーフ) アニマさん
パーティの実質的支配者、偵察担当
・ブロシャール(ペイロアの信徒モヒカン) あずま
回復に一人奔走中
●レルモードへ
しばらく私用でパーティを離れていたライオットと合流。とりあえずニロンドの首都レルモードへ向かうことにしようという
ことになった。選択肢として陸路と海路があり、海路は安全そうだったがロンデイルの強い勧めで陸路を歩いて向かう ことに。何をおそれているんだろう。
長い道のりを途中途中の村に立ち寄りながらレルモードを目指す。
そんなある日、野宿していると虫のようなモンスターがこちらに近づいてきた。見張りはジルリルとセンギだった。二人
がモンスターに気付いたときには既にかなりこちらに近づいており、危険な状況。この虫はハエの頭をした見たこともな い生き物で、毒を持っていた。そして毒を受けたジルリルとロンデイルが倒れてしまう(STRダメージ)。奴らは倒れた仲 間を持ち上げ、バタバタと羽をはばたかせつつ自分たち
の巣へ持ち帰ろうと飛び上がった。攻撃魔法を使える二人が倒れていて、有効な飛び道具もない危機的状況。センギ
がジャンプして攻撃するもとどかず。どうしようかと思案に暮れていたが、ククルカンがジルリルのスコーチングレイを吸 い取って、敵に発射なんとかとどめをさすことができた。
戦闘後、センギがたった2gpの槍をメンバーにねだっていたのが印象的だった。
●勇者ライオット!
さらに旅を続けていると、前の方から商隊が通りかかる。ドロマイトの商隊だ。
なんでもトーチポートに向かうとかで、目玉商品を積んでいると自慢げに話している。
ククルカン小声で「ちっ、ドロマイトのくせに」
なにかククルカンはドロマイトにイヤなことでもあったんだろうか?
隊長がその珍しい目玉商品を30gpで見せてくれるというので、みんなで馬車の中をのぞくと・・・
なんと中には小さな赤いドラゴンが積まれていた。ブレスをはかないように口には拘束具が取りつけられている。このド
ラゴンは、街道から少し離れた遺跡に突然現れたとか。ククルカンがこっそりディテクトソウツをすると、そのドラゴンは こちらに懇願するように「助けてよ!」といっていた。ロンデイルの知識によると、このドラゴンはこちらの世界の生き物 ではなく、彼やライオットがいたウォークラフトのドラゴンだということだ。しかも、ウォークラフトではドラゴンは神に近い 存在らしい。
隊長がいうには、トーチポートの好事家に高く売りつけるつもりとのこと。
悲しそうな目でこちらをみている、そのドラゴンを放っておけるわけもなく、ロンデイルが交渉にあたる。
ロンデイル「これは、普通のドラゴンではなく別の世界からきた神に近い存在なのです。さらに、このドラゴンを狙ってい
る悪いヤツがいるのであなた達に危険が及ぶことも考えられる。なんとかこちらに引き渡してもらえないだろうか?
ドロマイト商人「さすがにただで渡すわけにはいかない。そんなに危ないというのなら我々をトーチポートまで護衛しても
らえないか?相応の謝礼は出そう。」
ロンデイル「むむむ、我々はそちらから来たので逆方向になってしまうな。」
交渉合戦ではさすがにあちらが上手のようだ。
仕方なく方向を変えて、買い取るということになった・・・・のだが、我々はカルケリを出るためにほぼ無一文に近い状態
だったのだ。商人は8000gpなら譲ると言っているが、とてもじゃないがこんなお金払えない。つくづく貧乏というのは困っ たものだ。
ん?まてよ、一人カルケリに行ってない人がいたような気がする。
ライオット以外全員「おお、勇者ライオットよ!このドラゴンが可哀相だとは思わないか(笑)」
パーティ全員の説得により、ライオットが8000gpを捻出してドラゴンを買い取ることにした。
おお、勇者ライオット!勇者様にはドラゴンがお似合いです!
でもあんまりなついてないみたいね(笑)
●何をするにもお金が必要
12日ほど旅を続けて、ようやくレルモードに付いた。宿に入って落ち着くと、ライオットの体にある青い蛇の模
様が一回り大きくなっているのに気付く。急がねば。
とりあえず、パーティで話し合って次はビーストランズへ行こうということに決まる。
ビーストランズは上方次元界なので、ペイロア神殿に掛け合えばなんとかなるかもしれない。ということで早速ペイロア
神殿に赴くブロシャール。交渉の結果、ペイロア様の本拠地エリュシオンのポータルがある町までプレインシフトしてくれ ることになった。もちろん有償で。
とにかくこのパーティお金がありません。
仕方なく町で仕事を探すことに。
・下水道掃除、、、、、却下
・羊羹?、、、、、却下
まだ何かあった気がするけど、みんな却下。
なんとなく無難そうな、とある洋館の調査に決定。最近何者かが住み着いているらしい。情報収集の結果、昔はとある
騎士が住んでいたが今は無人で相続者もいないはずとのこと。まあ、どうせろくでもない連中にちがいない。
●メイドさんお出迎え
町から少し歩くと、洋館がみえてきた。明かりがついているので確かに誰かいるようだ。
中にいるのは悪党だと決めつけているので、勝手に鍵を開けて入るパーティ。ロビーにはいると奥からメイドさんが出て
きた。
メイド「あなたたち勝手に入ってきてなんですか!」
まさかの出迎えにたじろぐが、こちらは正式に調査を依頼されてやってきている上に、彼女らは不当に滞在している可
能性が高い。
ロンデイル「この洋館は現在、正式な所有者はいません。あなたがたはなぜここにいるのですか?」
得意の交渉術で挑みかかるも、相手は一点のスキもない完璧なメイド。
メイド「この館は主人が所有しています。変なことを言わないでください。あなた方こそ、人の屋敷に勝手に入ってくると
は失礼ではないですか!」
と軽く追い払われてしまった。いきなり鍵開けして入ったのはさすがにまずかったか。
仕方なく作戦変更し、平身低頭で泊めてください作戦に移行。なんとかメイドさんにとりいって、館に入ることに成功し
た。しかし、すんなり入れてくれるというのは怪しいとしかいいようがないが・・・
メイドから指示を受けたインプとクワジットに案内されて、客室に通される。
ちょっとまった、こいつら悪の来訪者じゃないのか。どう考えてもこの館の主人は善人とは思えない。それにしてもこい
つらは仲が悪そうだ。案内してるのか喧嘩してるのかよくわからない。
インプが言うには晩餐会があるとかで、準備ができたら読んでくれるらしい。とりあえずこちらからアクションをするのは
難しそうだし、客室で待つことになった。窓から外を除くとネコが歩いていた。
●主のいない晩餐会
いよいよ晩餐会に呼ばれた。テーブルの上にはおいしそうな食事が並んでいる。まだ主人は来ていないようだ。あきら
かにあやしい状況なので、さすがにこの食事を食べるメンバーはいないだろうと思っていたのだが・・・やっぱりいるんだ な。口にした2、3人はぐっすりと眠ってしまった。
とりあえず残ったメンバーで近くの厨房と中庭を調べる。厨房には特に何もなかった
が、中庭には井戸があった。ククルカンが井戸に近づくと女性の幽霊が現れ、「助けてください」と言い残して消えていっ
た。やはりこの館は怪しいと見るべきだろう。
さらに中庭を調べていると、突然大きなネコのようなモンスターに襲われる。こいつは相手を気絶させるイヤな能力を持
った敵でかなり手こずったが何とか倒すことができた。そういえば、戦闘中敵に捕まったククルカンを救うためにライオ ットの魔法が炸裂するも、主にククルカンに命中していた。なにか前世でみたことあるような気がする(笑)
●勇者ライオットを救え
モンスターを倒して、部屋に戻るとライオットとドラゴンが消えていた。
みんな心配そうに、「ドラゴンどこへいったのかなあ。」「あの剣はライオットが持っていたんだったよな。」ん?冷静に考
えるとみんなライオット本人が心配なのか微妙だ。
とりあえずらライオットを探すべく、いろいろと部屋を回ってみることにした。
ある部屋では、ピアノが鳴り出し、なにかが踊っていた。
そいつらは人間の皮のようなペラペラのモンスターが襲いかかってきたが、アンデッドだったので退散でどうにか撃退。
部屋には肖像画が飾られており、おそらくさきほどの幽霊の生前の姿だろうと思われる。
一階を見回ってどこにもいないため、おそらくは二階だろう。
我々が二階に上がると、寝室がありそこにはライオットがつかまっていた(繭に入ってましたっけ?)。
これで一安心かと思われたが、その部屋にはもう一人いるようだ。椅子に腰掛けている。
そいつはサイオニクス使いで、変な技をつかっているらしく近くにいるだけでダメージを受けてしまう。
しかも(Vigor使ってるので)相当タフだったが、何とか撃破しライオットの救出に成功した。
まだドラゴンがどこにいるかわからないので、いろいろと調べて回ることになった。
途中いやらしいスウォームを撃退しつつ、館の地下を目指す。
我々の行く先にはどうもスウォームが多い気がするが、まあ気のせいだろう。
呪文で戦闘準備を整えつつ地下に進んでいくと、例のメイドと悪魔二人組が立ちふさがっていた。
先手必勝とばかりに攻撃を仕掛けるも、向こうからはえげつない呪文が飛んできてこれでは勝てない。
メイド「私たちは訳あってここにから出ることができません。地下にいる敵を倒して私たちを解放してくれるなら、ここを
通してあげましょう」
悪魔の言うことを聞くのは教義上問題があるのだが、ドラゴンを見捨てるわけにもいかない・・・と悩んでいたら、知らな
いうちに商談は成立してしまった。しかたないことにしておこう。ペイロア様お許しを。
●邪悪の心臓
地下に行くと、気味の悪い部屋で大部分を浅いプールのような部分が占めていた。中央には心臓の形をした奇妙な生
き物がいる。
おそらくこいつがさっきメイドの言っていた敵だろう。その敵に向かおうとうっかりプールに近づくとそれは、薄く伸ばされ
たウーズ!こんな仕掛けを考えるヤツは頭がおかしいんじゃないか?
フリーダム・オブ・ムーブメントなどを使いながら、なんとか取り込まれた味方を助けつつ、中央の心臓に近づく。よく見
ると心臓のところには、ドラゴンが取り込まれている。心臓は近づく者を支配しようと、精神攻撃を仕掛けてくるが、プロ テクション・フロム・イービルでからくも回避。なんとかドラゴンを救出することに成功し、我々は館から脱出したのであっ た。
しかし、これでよかったのだろうか?また悪しき者たちをグレイホークに解き放ってしまった・・・
つづく・・・
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