オルヴァタス放浪記
その1 「ガラスのプリズンって何だ?」
(『The Quest For Amelia』プレイレポート(プレイ日:2002.8.25))
書いた人:オルヴァタス(宮之下権造)


※注意
このレポートは、私のキャラクターであるオルヴァタスが
書いたものであるという設定で書かれています。
その為、読みにくかったり、間違っている所があります。
特に分かりにくそうな所は括弧付きの文章で補足してはいますが、
この事を踏まえた上でお読み頂けると有難いです。


・・・。
こういうのって何から書けばいいんだ?まともに文章なんて書くのははじめてだしな・・・。
(オルヴァタスは最近読み書きが出来るようになったのです。)
とりあえず自己紹介でも書くか。
おれはオルヴァタス。北方の山岳地帯の出身だ。寒そうな所を考えるかもしれないけどな、
そんなに寒い所じゃないんだ。緑もけっこう多いしな。
そこの生活が嫌だったわけじゃないんだが、他の土地がどうなってるのか興味があってな。
それで故郷を飛び出したんだ。

で、色々あって、今の仲間と知り合ったんだ。
そうだ、今回の旅で一緒だったみんなの紹介もするか。
まずは、魔法使い?のヘルムート。魔法の事はよくわからないけど、
敵を眠らせる魔法が得意らしい。魔法使いはみんな本読んで勉強すると聞いてたから、
ヘルムートもそうなのかと思ったんだが、本はいらないらしい。
でも魔法使うんだから、魔法使いなんだよな・・・。
う〜、頭痛くなってきた。とりあえず考えるのはやめよう。
(ヘルムートはソーサラーです。)
次は、弓使いのハロンド。斥侯みたいなこともやってくれてる。
普段はおとなしいんだけど、不意に突っ走る事があるんだよなあ。
・・・人のことは言えないか。
それから、最近知り合った太陽神の神官、ローデス
いわゆる「さわやか好青年」だな。その上、色々と頼りになる。
で、最後に、炎使いのソウエン
火を使った魔法、が得意らしい。ヘルムートとはやり方が違うみたいだけどな・・・。
火が好きなのかなあ・・・そんな感じに見える。タバコも好きらしい。
(ソウエンはサイオン(Savant)です。)
あと、ソウエンは以前はほっそい兄ちゃんだったんだが、あんばーはるくとかいうやつと戦った時に
死んで、そのあとドルイドの秘術でアナグマに生まれかわったらしい。
もう慣れたけどな、はじめはびっくりしたなあ。

え〜と、じゃあ、そろそろ今回の旅の事を書くかな。
おれたちはウエストウッドという所にあるらしい”ガラスのプリズン”というのを探していたんだが、
ウエストウッドがどこか全然わからなかった。
どうしようかと悩んでいる時にオルドヴァイというえらい賢者がいるという話を聞いて、
じゃあそいつに聞いてみようということになった。
途中テストとか言われて色々あったけどな、なんとか賢者に会ってウエストウッドの場所を聞く事ができた。

それでまず向かったのがウエストウッドの近くの村だ。そこで情報を集める事にしたんだ。
森の事なら猟師だろ〜、という事で猟師ギルドに行ってみた。
・・・別に何も期待なんてしてなかったが、むさいハゲヒゲのやつばかりだったなあ・・・。
それはともかくウエストウッドの事を聞いてみると、
50年くらい前にわるいそーさらーとかいうのが森に入りこんだとか、
ミノタウロスの森とか呼ばれていて猟師は入らないとか、
熊やモンスターがいるとか、
ごろつき・・・といっておれたちを見ていたが・・・が森に入っているとか、
人でないものが森の入り口の所にあるレンジャー小屋にいるとかいう話が聞けた。

人でないもの、というのが気になったので、おれたちはその後レンジャー小屋に行ってみた。
小屋には誰もいなかった。でも、食事のあとや旅の荷物があったりした。
その人でないものは生肉を食べるようだ。
他に何もわからなかったので戻ろうとしたら、突然外から声がした。
「何だお前達は。」
振り返って見てみると、そこには犬頭の男が一人立っていた。Caniteだ・・・。
何でこんな所に、と思っている間に、みんなが色々Caniteに聞き始めた。
それでわかったのは、
Canite
は森のドルイドと親しくて、そのよしみで小屋を使っているということ。
森の中で事件がおきているのでそれを調べているということ。
4時間ぐらい行った所にミノタウロスの洞窟というのがあるが、ミノタウロスはいないらしいということ。
森の樫の木の精のメリナが何やら体の事で問題があって困っているらしいということ。
地下水脈が汚れているということ。
そして・・・このCaniteの名前はディーンデン・ウォン・ローンウルフだということ。
・・・やっぱりな〜、とおれはその時思った。
そうでもなきゃ、こんな所にいるわけないだろうしな、たぶん。
ローンウルフだというのなら、師匠の知り合いかもしれないし、
ちゃんとあいさつしとかないと、と思ったおれは、先日オルドヴァイのところで手に入れた
Mystic Talisman
を見せながら名を名乗り、自分のことを少し話した。
自分がローンウルフの見習いであること。
師匠の名はレイジング・リヴァーであること。
すると、ディーンデンはこう言った。
「そういえば、レイジング・リヴァーが変な奴をCubにしたと言っていたが、お前の事だったのか。」
・・・どういうことだよ師匠。変な奴って・・・。
(オルヴァタスはMysticEyeGamesの「MysticWarriors」にのっているPrestigeClassである

LoneWolfを目指しています。このLoneWolfの大半はCaniteと呼ばれる犬人間で、

彼らに教えを受け、認められないとLoneWolfになることはできません。

ちなみにLoneWolf見習いのことをCubと呼びます。

また、Mystic TalismanLoneWolfの使うVitusという力を用いて起動させるアイテムで、

微弱なDRを発生させます。

Vitusを持たないものには使えないので、オルヴァタスは身分の証として使っているわけです。)

・・・え〜と、それはさておき、
ひととおり話をした後、おれたちはともかく森に行ってみることにした。
ディーンデンが見せてくれた地図を便りに先へ進むと、
途中で豚顔の一つ目巨人2体と出会った。
(ボアクロプスです。)
やつらはやる気まんまんで、戦うことになった。
でかいうえにロングスピアまで持っているので近づくのが大変だったし、
近づいたら近づいたで牙でかまれたりした。
でも勝った。あばれたソウエンが気を失ってしまったけど。
前と比べるとソウエンは血の気多くなったよなあ。
BadgerRageのためです。)
巨人は何でかわからないけど銅貨9000枚とBanded Mailを持っていた。
今持っていくのは大変なので、穴を掘って埋めて、目印として巨人のスピアを立てておいた。

ローデスの力でソウエンを回復させて先へ進むと、
女性のうめき声が聞こえてきた。
その声の方へ進むと、こけのベッドで横たわってうめいている女性がいた。
ローデスの見た感じでは妖精らしい。
話をしてると、彼女はおれたちに気づき、起き上がってこちらを疑いの目で見つめた。
そこへローデスが白い歯を輝かせ、笑顔を浮かべてさっと近づき、事情を説明してくれた。
ありがたいことに、彼女はローデスの話を信用してくれた。
神官は、やっぱり話がうまいなあ、とおれはこの時思った。
そして、彼女は、まず名前を教えてくれた。そう、彼女がメリナだった。
他にも色々と教えてくれた。
樫の木の近くの水源に毒が入っているせいで具合が悪いこと。
水源は300ヤード先にある洞窟の中にあるということ。
洞窟には昔、人間のそーさらー達がいて、そのなかにリセッタという名前の女性がいたということ。
リセッタって・・・ウェストンでの冒険で会ったあの女じゃ・・・。
(ウェストンでの冒険については、中荘さんとATSさんが書いて下さった「Nemoren's Vault」の
レポートをご覧下さい。)
そのあと、リセッタがいた所なら、「ガラスのプリズン」はそこにあるんじゃないかという話になり、
水源を何とかすることも兼ねて、戻らずにそのまま洞窟へ向かうことにした。
洞窟へは、メリナも一緒に来てくれることになった。

メリナの案内のおかげか、洞窟へは無事に着いた。その入り口は茂みの奥に隠されていた。
ここでメリナは帰るのかと思ったら、奥までついてきてくれるらしい。
中に入ると、3方向に道が分かれていた。左側からは水音がした。
そこで、まずは水音のする左側の道を進んだ。
行った先には部屋があり、そこには大きな水たまりがあった。そしてかえるが二匹・・・
このでかいかえるは、あの舌の長〜いかえるじゃあ・・・。
(ウェストンの冒険でも遭遇している、モンストラスフロッグです。)
とか思ってたら、いきなり舌にからみつかれて水中に引きずり込まれてしまった。
みんながかえるを倒してくれたんで助かったけど、苦しかったなあ。
ああ、でも、苦しいなか、いいこともあったんだよな。
水たまりの奥に通路があったんだ。
戦いの後、身軽なハロンドに見に行ってもらったら、奥には箱があって、
中には巻物やら金貨やらが入ってたんだ。
こういうこともあるんだな〜、ってその時は思ったな。

箱の中身を回収したあと、おれたちは戻って今度はまん中の道を進んだ。
行った先には大きなほら穴があった。
北の方には大きな裂け目があって、その先には何やら光るものが見えた。
それから、入って左側の天井には、穴があいているところがあった。
とりあえず、ソウエンに光るものを見てきてもらうことになった。
ソウエンが中に入って光るものの方に向かうと、4枚羽の赤いこうもりみたいなのが5匹、
ソウエンめがけて飛んできた。そして、左の方からも4匹・・・。
スタージです。)
すぐに待機していたおれたちも中に入り、血を吸われたりしながら何とか倒したり、追い払ったりした。

その戦いのあと、みんなで裂け目に近づいた。

すると、ポーションのびんが裂け目の向こうに2本あるのが見えた。

光るものの正体はこれだったんだな。

このときもまた身軽なハロンドにがんばってもらった。

ハロンドの腰にロープを結びつけて、とんでもらったんだ。

・・・そしたらなぜか空中でハロンドは止まった

よーく見ると、でかいサイコロゼリーがそこにはいた

(ゼラチナスキューブです。)

みんなが「早く引っ張れ!」って言うんであわててロープをひっぱったら、

ハロンドは止まったときの姿勢のままで・・・ゴン、というにぶい音がした。

あっ・・・裂け目に落ちた・・・。

急いで引き上げるとハロンドは・・・動けないけどまだ大丈夫みたいだった。

そんなことをしているうちにゼリーが裂け目をこえてこっちに向かってきた。

けっこうタフなやつだったけど、動きがにぶかったので、そんなに苦労しないで倒せた。

ゼリーをつぶしたあとにまたハロンドにとんでもらって、びんを手に入れた。

両方とも霧みたいなものがはいっていた。色はイエローオレンジブルーグリーンだった。

とりあえずもっていくことにした。

そのあとほら穴の中を調べたけれど、くちはてた祭壇があったくらいで他には何もなかったので、

戻って分かれ道の右側に進んだ。

進むとそこにはキノコが3つあった。

やけに大きなキノコだな〜、とか思っていたら、そのキノコが急にさけんだ。

そしてその声を聞きつけてか、奥からむらさき色のキノコが2体やってきた。

シュリーカーヴァイオレットファンガスです。)

メリナはむらさき色のキノコを見ると、

「おそらくあれが原因よ・・・水源が毒に汚染されているのは。」と、言った。

そういうことなら、退治しないと。

で、戦ったわけだけれど、途中でとつぜんキノコがもえあがったのはびっくりしたなあ。

ソウエンがなんかしたらしい・・・。

そのせいか、ソウエンは疲れたとかいってローデスのバックパックにもぐりこんでしまった。

(ソウエンがパワーで燃やしていました。あと、ATSさんはここで帰るためこういったことになっています。)

結局さがしていたガラスのプリズンはみつからなかったので、

一度小屋に戻って休みがてら拾ったものを調べることにした。

巻物は魔法使いが使うものらしい。

2つのびんは魔法のかかったものが入っているらしい。

・・・。

まださがしたりないのかなあ・・・とか思っていたら、誰かがこういった。

「このびんってガラスだよね。」

もしかして、このびんが?

かといっていきなりあけるのはあぶないだろうってことになって、

村の魔法使いにどんな魔法がかかっているかしらべてもらった。

そうすると、

両方ともがせあすふぉーむという魔法がかかっている。

ブルーグリーンのほうにはうぉーるおぶふぉーすという魔法がかかっている。

と、いうことがわかった。

どういうことなんだ?ってヘルムートに聞いたら、

どうも魔法で霧みたいにされて閉じ込められているらしい。

・・・もっとでかいものだと思ってたのになあ・・・。

そう、このびんがガラスのプリズンだったんだ。

そして、そのあとおれたちは小屋のまえでびんをあけることにした。

ヘルムートにブルーグリーンのほうをもってもらい、おれがイエローオレンジをもって、

同時に、あけた。

すると・・・ヘルムートの前には女の人がでてきた。

おれのまえには・・・牛頭の巨漢・・・ミノタウロスが・・・。

こんなところにいたのかよ・・・。

乱戦になった。

ヘルムートは死にはしなかったものの大けがをしたし、おれもやばかった。

ハロンドが思い切って剣を抜き、ミノタウロスの背中にその剣をつきたててくれなかったら、

死んでたかもなあ。

(このミノタウロス(ファイター1レベル持っていました)に止めを刺したのは、ハロンドのスニークでした。)

戦いのあと、ローデスがさわやかな笑顔でびんからでてきた女の人に事情を聞いてくれた。

名前を聞いてびっくりした。

彼女の名前はアメリア。

30年前に行方不明になったはずなのに・・・そうはみえなかったのもびっくりだった。

そのあと、おれたちはアメリアをウェストンにつれていった。

ここの前の領主とアメリアは結婚する予定だったから、本来なら住んでいた場所だしってことで・・・。

領主のバルンセンには感謝されたし、報酬ももらった。

あとで聞いた話だと、アメリアが領地を引き継ぐことになったらしい。

なんだかしっくりこないけど、これでよかったんだろうなあ。

ディーンデンにも「よくやった」っていわれたし。

とりあえずこれでウェストンがらみの冒険は一段落ついたな〜。

今度はどこへ行こうかな〜。

さ〜て、書き終わったし、次いくところでも考えながら飲むかな〜。

おわり


お疲れ様でした。
なんだかもうよく覚えていないんで、コメントのしようがなかったり(苦笑)
現在2005.4・・・
(DM-SKM)