The Crypt of St. Bethesda(AEG 8307)
(あのキャリオンクロウラーが表紙のやつ)
今回は人数の都合で、前回の続きはあきらめ、AEGのミニシナリオをプレイしました。
プライヤーがランダムで引いたのは「2〜4レベルの5〜8キャラ用」と言う用意したシナリオでもっとも高いのを引いちゃいました。
(ふっ、我ながらワルよのう〜)
パーティー編成
サーチにポイント入れ忘れたのを「アーチャーだから」で切り返すファイター/ローグ:Takeda氏
ホーリーシンボルを押し付けても何故かスケルトン一匹ターンできないクレリック:*村氏
CGなのにCEと間違われて、あと100点で2レベルなウィザード:まつうら氏
NPCでウィザードの弟で、病気がちだけどCon16なファイター:パーティー持ち回り
まずは準備体操
とりあえず、急場しのぎで作ったファイター君の性能確認と100ポイントの経験値をかけて、昼食前のかるーい運動。
ノール(CR1)4体との遭遇戦です。
はっきり言ってフルプレート+Lシールドなんてノールじゃ当てられません。
(DMが)むかついたのでノールは撤退がてらに、AoO覚悟で後方のウィザードめがけてチャージします。
運良くAoOをかいくぐり、肉薄するも惜しくも外れ。次のマジックミサイルで昇天(無念)。
前借り
無事に町にたどり着いたパーティーはノールの装備をハイエナの如く売っぱらい、
仕事を受け、その報酬として2000gpを事前に借り受けます。
装備を整え、廃墟となった地下カテドラルへ出発。なんとしても、2000gp以上のお宝をゲットしないと・・・(笑)
(今思えばこれがかえって裏目に・・・・)
古い階段は壊れます!
苔むした階段を下りて最初の部屋にたどり着くと、階段の下からなにやら這いずり回る音が・・・
階段下のガラクタ山から大きなムカデさん登場!
と思いきや、自らガラクタの山を崩してしまい、朽ち果てそうだった階段もろともパーティーに向かって崩れてきます!
幸い大事には至りませんでしたが、巧妙なトラップ(?)の歓迎でシナリオは幕をあけました。
あ、そうそう大ムカデ1体キルマークです。CR1/8だけど・・・(苦笑)
棺桶とくればやっぱり・・・
隣の部屋は賛美歌や宗教の教義本などの書庫です。特に歌に興味ある人はいないので先へ進む。
なにやら「名誉の死」と書かれた扉を開けると、なんとも嫌な乾いたにおい。
目の前には5つの棺桶があります。やはり冒険者たるもの開けないといけません(笑)
棺桶の蓋を開けようとすると、パーティー全員の予想を裏切らず、スケルトン(CR1/3)5体が登場です。
神殿の宗派が違うからか、信仰心が足りないのか、それともスケルトンが強いのか、とにかくことごとくターンに失敗!
クレリックの威厳が・・・。ま、まあスケルトンごときはファイターが蹴散らします(苦笑)
古典的な・・・
廊下に出て先を急ぐパーティーの先頭をあるいていたファイターの姿が突然消えます!
おおっ!って、ありゃ、床に空いた”粗末な”ピットに落ちています。
そうそう「10'棒あるよ」とクレリック(笑)
「落ちてから言うな!(ファイター談)」「あれって、コレクターズアイテムだと思ってた(クレリック)」(爆)
などと騒いでいると、穴の向こう側の扉が空いて、盗賊風の男(CR1/2)が出てきます。
彼は侵入者であるパーティーを見るなりクロスボウで攻撃!あたらん(ムッ)。
ウィザードからスリープが飛びまだ部屋の中にいる数人を含めて寝かせるが、まだ2名ほど立ってる。
そこでなんとフルプレート着たファイターが強行に穴を飛び越えます!
で、出目で16が必要だっていうのに・・・「穴に落ちて笑いを取る」という大方の予想を裏切り、なんと飛び越えちゃいました。
お、男だ・・・。
彼が渡ってしまえば後は楽勝。盗賊風集団5人は血祭りです。
ただ「そう言えば尋問しなくて良いの?」との声に一瞬たじろぐファイターであったが、
既に振るってしまった彼のロングソードは最後の1人を(最低ダメージであっても)切り崩します。
これまた古典的な・・・
適当に物色した後、さらに奥へと進みます。盗賊風の男は単なるごろつきだったらしい。
東の廊下を通り行き止まりへたどり着きます。
ローグが10'棒で確認していると、何か段差のような物を発見。
ファイターが力任せに10'棒で叩くと、突然後ろの天井が落ちてきました!
どうやら閉じ込められたようです。
が、動じないで、冷静にこれを20ラウンドで壊します(苦笑)。
実はこの罠、そのままだとCR7で、Refに失敗して押しつぶされると20d6です。
事実上”即死”なのでCR3に落としています(ダメージとDCを減らしています)。
ワンダリングで(DMが)復讐
しかし、それだけ音を立てればワンダリングが来ないわけありません。
ちょうど壁が壊れたその時、部屋の反対側からグールの上位版の強敵”ガスト(CR3)”が接近してきます。
その、強力な悪臭(腐食臭)でSTにペナルティを負わせた上で、グール同様にパラライズ攻撃してきます。
次々と麻痺するパーティー。もはや全滅!?という寸前の所でマジックミサイルによって塵に帰りました。
紫ミミズと箱
廊下を抜けて十字路に立っている。
女神像の前に来ると「ようこそ!〜省略〜」などと爽やかな挨拶を頂き、その声がそこらじゅうに響き渡ります。
(当然ダンジョンないの警報として働きます!)
一応、ローグが女神像を”まさぐり”ます(<サーチだって。笑)
が、何も発見できません。
ここから東には大部屋に箱がありますが、大量の紫色のワームが床にのたくっているので、少々近づきたくありません。
(注:パープルワームじゃありません。紫色のミミズに近い感じ)
南と西には扉。
ゴミの山にはモンスターがいるのは常識!?
南の扉を開けて(実はシークレットだった・・・)、懺悔室だか祈祷室だかを通り過ぎ、
西の通路を抜けてたどり着いたのは”ゴミ捨て場”。
またしても”腐った臭いがプンプンします”。
これはもうあいつがいるでしょう(シナリオの表紙絵を見せていたので想像つきます)。
できれば近寄りたくない感じだが、借金があるので金を稼がなくてはならないのであった。
慎重にゴミを調査しようとすると・・・やっぱり出ました、ゴミ山を掻き分けて8回攻撃の鬼”キャリオンクロウラー(CR3)”のご登場です!
あっと言う間に2名がパラライズして、一旦脱出。
傷と麻痺を治してから再アタック、2方向から攻撃を仕掛けます。
ファイターがタワーシールド掲げて、攻撃を防ぎつつマジックミサイルワンドと弓で攻撃。
さすがに8回攻撃とは言え20オンリーでは滅多に当たりません。
命の危険を感じたクロウラーは地下の巣穴へ退散しました。
さすがに巣穴の最深部まで追うのは危険なので追跡は断念。
多少の宝を手に入れて次へ向かいます。
クモはパス
次の部屋はクモの巣だらけの洞窟へ通じています。
足元には食い散らかされたジャイアントラットの死体。
まあ、想像どおりの奴がいるのでしょう。
その奥は、アンダーグラウンドの世界に通じているようなので放っておきます。
次の部屋にはグール(CR1)が4体。
「またパラライズかよ」(笑)
しかし、ここへきてやっと、クレリックの力が発揮されました。
2体のグールを倒し、2体をターンします。
最後の敵は!?
どうやら、行ける場所はもうないようです。残るは紫ミミズの部屋。
いままで手に入れたお宝は1300前後、まだ赤字です(笑)。
とりあえず、アルケミファイアを投げてミミズを蹴散らして、箱へ近づこうとすると・・・
部屋の死角から先頭のファイターの強烈な一撃(サプライズアタック)!
全身を紫ミミズに乗っ取られたようなゲロゲロ状態の醜い男(CR4)が”両手に”ロングソードを持って襲ってきます!
しかも、あろう事か、全身から触手が伸びてきて、両手の剣を合せると実に7回攻撃(命中悪いけど)!
その上、触手からは強力な酸が分泌され、有機物を溶かします(追加の1d8ダメージ)。
圧倒的な攻撃力を見せ付けられて、必死で逃げるパーティー。
何とかワーム男を部屋に閉じ込めて撤退です。
無念なり・・・
あれや、これやと対策を講じていたのですが、結局(お金をケチって?)結論には至らず、
プレイ時間いっぱいで借金を残したまま、攻略(ワーム男の退治)をあきらめました。
皆さん少ない人数と低レベルにしてとっても良く戦いましたね。
本当にお疲れさまでした。特に2回目のキャリオンクロウラー線は圧勝だったようで・・・。
ちなみに最後のワーム男は攻撃力はまさに鬼神ですが、ACは12と軟らかく、HPも22と低めです。
対策案で出ていたサモン系呪文で足止めして、弓で射殺すのが結構簡単かな。
アーチャーとマジックミサイルの(命中率含めた)期待値で2ラウンドです。
(ファイターが1発与えられれば1ラウンド撃破も十分にあり得ます。近づくの怖いけど・・・)
このゲーム「金は力」なので、お金をケチっていると勝てません。
ましてやラスボス相手ならなおさら。
サードパーティーの場合どうせそれ以上の報酬はあるしね(苦笑)
でも、前回の報酬がちゃんとメモしてあったら・・・・すげー楽チンだったかも・・・。
数千gpはあったような・・・。<BR>
(DM:DM-SKM)