目次?
プレイヤーキャラクター(50音順)
名前
役割
どんなやつ?
プレイヤー
カルロ
パラディン
グレイホークからアーティファクトを取り戻さんとプレーンシフトしてきた聖戦士。アタシ達パーティの唯一の良心って人かもね。でも、ちょっっぴり人見知りだから、せっかくの顔がもったいないと思うワ。
東さん
カルロ改
パラディン
こんなこともあろうかと・・・(by Sanada)ばりにプレーンシフトしてきたパラディン。姿形・能力全てがカルロと瓜二つ。
東さん
カルロ+
パラディン
同上
東さん
キルト
モンク
グレイホークからアーティファクトを取り戻さんとプレーンシフトしてきた嵐のような拳打で敵を打ち砕く破戒僧?彼の手の早さ・・・じゃなかった、手数には目を剥くわネ。あと、体中に変な絵をかいてるの。ちょっと不気味よネ。
ATSさん
キルトβ
モンク
復活の呪文により再生したキルト。
ATSさん
シャンク
軽戦士+ローグ?
現地の道案内+最前線という重役をになう軽戦士。アーティファクト入手後はバクスターと共に、バックレようと密かに考えているらしい。
Toyokiさん
ゾロ
軽戦士+ローグ?
シャンクの双子のお兄さん。見た目も性能も戦い方も全て同じ・・・見た目にはクローンって言ってもわからないわネ。
Toyokiさん
ゾロMark2
軽戦士+ローグ?
ゾロのクローンらしい。
Toyokiさん
バクスター
魔法使い
実はアーティファクトを自分のものにしようと考えている。大量のワンドを駆使してチャンスを生み出してくれる大魔法使い。多くの支援魔法を使用する。
STLさん
ランスーリン
アーチャー
ただ弓を打ちまくるしか能の無いオカマグレイホーク世界からとあるアーティファクトを追ってプレーンシフトしてきたらしいが・・・。こんなアタシを選ぶとは、どういう教会なのかしら?きっと、アタシの艶やかさにやられたのネ。
DAN
ランスーリン2
アーチャー
アーチャー2号機
DAN


プロローグ:ここは何処?
あぁ〜そう言えばどこぞの教会の偉い人が別のプレーンにアーティファクトがおっこっちゃった・・・てへっ!? とか言ってたわネ。
しっかし・・・ここ何処なのヨ!?ほらあんたパラディンなんだからシャキッとしなさいよネ。もぅ!土地に詳しい人を雇わなきゃなんないし、情報も集めなきゃいけないんだから。
ほら、キリキリ働く!アタシが話し掛けても、ほとんどの人が汚いものでも見るような目でアタシを見るんだから。キーッ!悔しいったらありゃしない。まぁ、慣れてはいるんだけどね。

そうそう、アタシの自己紹介がまだだったわネ。アタシはランスーリンって言うんだけど、ランスって呼んでネ。スラリとした長身にそれなりの筋肉、手入れの行き届いた長髪に手鏡、ハスーキーな声も魅力的だと思うワ。これでわかっちゃったかもしれないけど、体は男だけど心は女・・・そう・・・アタシはオカマWAYを貫くタフなハーフなのよ。

そういえばふと思ったんだけど、・・・アタシ達どうやって元のプレーンに帰ればいいの?

まったく・・・やってられないわヨ。見た目には引き付けられるんだけどねぇ・・・って感じのカルロ(パラディン)と、前髪で顔が隠れてて何考えてんのかわかんないキルト(モンク)の3人でこんな見知らぬ土地でどうしろっての?そう言えば、カルロが現地の人を二人ほど連れてきてたわね。道案内もしてくれるし、共に戦ってくれるって聞いてるんだけど。シャンクって言う戦士兼ローグって感じの人と、って名前の魔法使いネ。二人とも見るからに善人じゃないんだけど・・・って言うより、ちょっと悪人顔かな。
まともなのってアタシだけじゃない!・・・・・・・・・誰!?アタシが一番まともじゃないなんて言うゲスな男は!! アタシはりっぱなオカマなんだからネ。オカマWAYを貫くのって大変なんだから。甘く見ると、火傷するわヨ。

今アタシ達が滞在している村から見える火山がファイヤー・モンテ・マウンテンって言って、最近火山活動が始まったらしいノ。村人達に詳しく話を聞くと、3ヶ月前に隕石のようなものが山に落ちて、急に火山活動が活発になったって話しね。しかも、それだけじゃないノ。ドローエルフ達がデビルと契約して勢力を伸ばしているらしいワ。んで、そいつ等に対抗する勢力としてラットマンもうじゃうじゃいるって聞いてる。こっちもどんな奴か不明なんだけど、デビルと契約をしてらしい。
そうそう、シャンクが村人から聞いてきた話だと、ファイヤー・モンテ・マウンテンに行くには山岳地帯を抜ける道と、沼地を抜ける道の二つがあるんだって。山岳地帯には大きくて赤いドラゴンが空を飛んでいるのを見かけるらしいし、沼地にはアンデットが大量発生しているって話だったワ。
そうそう!もう一つ貴重な情報があったわネ。山の上空に光り輝く船が浮かんでたらしいわネ。しっかし、そんなあるわけないじゃないの・・・船は海に浮かんでるものなんだから!
どっちの道を行くかって話しになったんだけど、沼地から進むことになったワ。・・・アタシは思いっきり嫌だったんだけど・・・だって!沼地なんて汚らしいじゃないのヨ。

ゲーム的な話
山岳地帯は隠れるところが無い状況で、20×20のレッドドラゴン空中から狙い撃ち
沼地はレイスだのスペクターだのクリティカルが効かない相手しか出現しない
10Lv5人のパーティーだが、クレリックがいないという状況で、且つ、軽戦士+アーチャークリティカルを主体に作成されたキャラクターである。Divineを使えるものはクレリック1Lvがはさまれている軽戦士とパラディン。どちらの道を行くかに非常に悩むこととになる。

DM注)
光り輝く船は無論ドロウとマインドフレイヤーの船です。


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麓までの道のり:遠足は家に着くまでがまでが遠足
昼間の移動はパラディン様のご加護か、何事も無く順調に進むことができたワ。・・・にしても、8時間も沼地を進むなんて汚いったりゃありゃしない。道のりはまだまだ長いから仕方なくなんだけど、麓までは丸1日かかろうかというポイントで夜営を行うことにしたの。アタシとキルトが見張りをしていた前半は何事も無かったんだけど、シャンクとカルロが見張りをしている時に出会っちゃったのよネ。突然アタシ達がいる辺りに、強烈な突風が吹き荒れたの。(もう!せっかく髪の手入れしたのに!!

遠くにいる2体のアンデットはなにやら呪文を唱えてたので、アタシは弓を撃ったの。一応命中はしたんだけど、さすがに1発じゃねェ。たたき起こされてご機嫌ナナメだし、近くに地面から出現したスペクターとレイス移動攻撃+遠くにいた2体からアイスストーム2連発でかなりの痛手をこうむったワ。
頑張って攻撃してもミスチャンス50%だし、その後ファイヤーボールが飛んできて、さらに今度はマジックミサイルが4本も飛んでくるの。何とか戦況を立て直しつつあったんだけど、シャンクが絶叫をあげたの。驚いてそっちをみると、シャンクに深々と爪が突き刺さっていたワ。これでもくらえ!と放たれたバクスターの攻撃魔法は相手に効かなかったの。すぐに報復の魔法が飛んできて、バクスターも崩れ落ちるように倒れて・・・これって絶体絶命よネ。
ある意味やけくそになりつつ、キルトは玉砕覚悟で遠くにいたアンデットに突進して、アタシとカルロでなんとかスペクターとレイスを退けたワ。バクスターは何とか生きてたから、カルロが手をかざして(レイオンハンド)意識を取り戻したんだけど、シャンクは即死だったワ。シャンクの遺体はカルロのグリフォンが運んで命からがら村に戻ったの。

呪文を唱えてきたアンデットは効かない相手だった。酸の効かない相手って今まで見たことが無かったんだけど、けっこういるのかも。ところで、Flyでは上昇や下降はMove5feetステップで行っているんだけど、スペクター&レイスって、地面から登場して、そのまま移動して攻撃までできるのネ。

DM注) と言うか、あくまでムーブの延長です。
     (まあ召還されたモンスターでさえ、その場で移動攻撃しますからなあ)
     ちなみに、呪文を唱えたアンデットはソーサラーのリベナントです。レムレからのご登場です。
     アシッドイミューンとは私も知らなかった・・・(苦笑)
     かなり尖ったアンデットで、使用方法が限定されるのですが、
     何故かChaがアップしてソーサラー向きです。

はァ・・・結局、麓に到着するまでに仲間を1人失うし、ボロボロにされちゃうし・・・治療のために丸2日かかっちゃったワ。
その間、大きな地震が何度も起こって、火山の活動も本格的に活発化してきたみたいね。

アタシ的にはぶっちゃけ・・・アーティファクトなんかどうでもよくなっちゃったんだけど、ゾロっていうシャンクの双子のお兄さんは敵討ちにやる気だし、カルロもねェ・・・パラディンだから・・・。
前回と同じように、沼地を経由して麓まで行くことになったワ。

もう!しかたないわねェ、熱血男共は・・・アタシがしっかりとサポートしなくちゃダメなんだから!
今回は運も味方してくれたみたいネ。ラッキーなことに、麓までの道中にモンスターと遭遇することはなかったワ。麓についてすぐに、大きな犬をつれたドローエルフをゾロが目ざとく発見!無用な戦闘は避けるべしと、全員で隠れてやり過ごすことになった。ここでも、運良く彼奴はアタシ達には気付かず、山の方へと向かっていった。恐らくは、見回りのドローエルフだったんでしょうね。
去っていく彼奴をゾロがTrackで追跡していくことにした。 大きな洞窟の入り口が見えてきた。

どこからともなく視線を感じたのヨ。岩場の影からネズミの頭が見え隠れしたワ。どうやらラットマンのようだけど・・・。
あいつらの声だからはっきりとはわからないけど、ちょっぴり威厳がある声がアタシ達に「共闘しよう」とか提案してきたみたい。(・・・他の人はどう思ったか知らないけど、あんなブサイクと共闘なんて死んでもごめんだワ!)そんなネズミとゾロが「不可侵条約」を結んだの。

まったく!なんでアタシがネズミと不可侵条約なんぞ結ばなきゃならないのっ!オツムにくるわねっ!

ゾロが言うには、奴等は最後に必ず裏切り、アタシ達を攻撃してくるとのこと。
・・・へぇ、結構考えて行動してるじゃないの。アタシはてっきり、ノーミソ筋肉系だと思ってたのに・・・人は見かけによらないものネ。アタシ・・・ちょっぴりゾロにほの字かも・・・
そんなネズミを尻目にドローエルフの足跡を追っていくと、大きな洞窟の入り口が見えてきた。

入り口にはドローエルフが2匹ヘルハウンド巨人デーモンというラインナップ。
アタシ達は支援タイプの魔法をかけてもらい、準備万端で突入した。・・・あれ?・・・敵がヘルハウンドしかいないんですけど・・・?

実際は、相手も支援魔法で強化してたんだけどネ。
透明VS透明の戦いが勃発する。キルトとカルロが透明看破状態でジャイアントに襲いかかる。ヘルハウンドが負けじと炎を吐くが、蚊ほどの攻撃に終わる。続いてバクスターがデーモンやドローエルフにアシッドボールを唱える。巻き込まれたヘルハウンドはあえなく昇天。しかし、デーモンの呼び出した2体の同朋(・・・デーモンの顔の区別なんてつかないけど・・・)に接近されピンチ!しかし、弟の思いを込めたゾロの攻撃の前にデーモン+ドローエルフ1体が一撃の下に切り伏せられる。その後は数で押して、勝利を収める。

アタシなんか、一生懸命ペチペチと弓で小さなダメージを与えてたけど、見せ場なんかなかったもん。クリティカルが12〜20/×3で最低でも50ダメージというゾロの攻撃はすさまじいワ。キルトの5回攻撃もすごいの。アンデット戦では見なかった華麗な行動ネ。

DM注)巨人は3本腕のATHACH(のカスタム)。
    ドロウの1体は虎視眈々とデスアタックを仕掛けるも、AC30にはあたりましぇーん(意味ねー!)
    あと、デーモンじゃなくデビルですね。
    まあ、こいつらは雑魚扱いなんで、これぐらいサクサクッと行きましょう。


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第1階層:逃げるが勝ち!
ようやく洞窟にに入ることができたのネ。火山の中腹にある洞窟だけあって、さすがに熱いわネ。しばらく進んでいくと、広間になっていて、天井には蜘蛛みたいなのが4匹いたワ。面倒なことに、実体化していないのよねコイツ等。出現したとたんに攻撃ってパターンでバクスターが倒れるかもって瀬戸際で脱出成功!

ちょっとホッとしたんだけど甘かったわネ。大広間に出たんだけど、部屋の中にはマグマが広がってるし、透明化したドラゴンが2体もいる。さらに火トカゲが3匹・・・。しかも、進む道は部屋を抜けなくちゃいけない・・・もう帰ろうよ(ふぅ)。またしても、戦士達は突っ込んでいったワ。・・・死ぬ気?・・・ゾロの攻撃がかろうじて当たったけど、痛くも痒くもないって感じだし!
前衛は黒煙のブレスを喰らって大変そうなんだけど、アタシとバクスターの方にもう1体のドラゴンが向かってきて、炎のブレスを吐いたワ。
逃げるが勝ちヨ!アタシとバクスターは入ってきた通路を戻っるように逃げ出したの。ゾロとカルロも遅れて戻ってきたんだけど、キルトが戻ってこない。良い坊やだったのに・・・残念だワ・・・。今度は部屋を隠れて通過することにしたの。なんとか全員通過したんだけど、なんと、キルトがいるじゃないの!・・・化けて出る相手が違うわヨ!なんのことはない。キルトがこっちに逃げただけなのね。

ゲーム的な話
大きい方のドラゴンのACが30オーバーってなんなの!出現してる状態考えたらECR無視してるんじゃないの!?小さい方のドラゴンだって、アーチャーのアタシと魔法使いのバクスターの二人で対応しきれるシロモノじゃないワ。

DM注)クモはお気に入りのフェーズスパイダー。既に2回目なんだけど、今回は4匹に増量してみた。
    う〜ん、対処法知らないと痛いんだよね。
    DMの想像以上の善戦をしてくれました。
    
    ドラゴンはAC高い方のCRは10、弱い方がCR6、サラマンダーはCR5です。
    (ちなみにECRって何?)
    単にACの高いモンスター探しただけで、倒せない敵じゃありません。
    PCの攻撃が当たればたいしたことないですたぶん・・・。
    (10レベルならAC30クラスは出てもおかしくないです)


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第2階層:甲冑を着た目玉の逆襲
今度の階はまるっきり迷路ネ。細い道がクネクネと入り組んでるし・・・。すぐに道が3方向に分かれていて、カルロが正面を突き進んでいっちゃた。仕方なくアタシとキルトが左の通路を、ゾロが右の通路を探索しだしたワ。ゾロの道はすぐに小さなトンネルになってたらしいんだけど、アタシ達の道はかなり入り組んでて長かったわね。

一方そのころ
戻ってきたゾロと合流して正面を突き進んだカルロは5センチほどのビホルダーに遭遇していた。カルロはプチビホルダー一刀両断にして、ビホルダーバスターを名乗ってたっけ。

アタシ達は隠れながら進んだんだけど、目の前を銀色の目玉が浮遊していたの。これには驚いたワ。だって、目玉の大きさがアタシぐらいあるんだもの。こんなスゴイのを見たら、余計に慎重にすすむのがセオリーよね。

意気揚揚のビホルダーバスターは
ゾロが少し先行しながら、先に進むビホルダーバスター御一行は奇妙な通路に出ていた。通路が九十度に折れ曲がり、角には必ず人間サイズの鏡が置いてある。ゾロがビビリながらも先へ行くと、プレートメイルのような金属鎧が奏でる音が聞こえたらしいワ。そして、闇の中から登場するのをゾロの目は捕らえていたの。あの醜悪な容姿はわすれない!
甲冑を纏ったビホルダー・・・畏怖の念が込められた彼の名、その名も・・・ビホルダーアーマー・・・そのまんまや!恐れおののきダッシュで逃げるゾロ、のんびりと追ってくるビホルダーアーマー。
ゾロはカルロにこう言ったそうだ。「ビホルダースレイヤー様、向こうからビホルダーが来ますぜ!」カルロは、ついさっき自分が倒したサイズのビホルダーと思い、奴の正面に立ったそうヨ。その時のカルロの心を代弁するワ。「話が違う!こ・・・この・・・くらいで、指の間で、えっ?えっえっ!?」そんなカルロはビホルダーアーマーの放った目から怪光線を喰らって眠り込んでしまう。

アタシ達がいつ登場するかわからない敵に対して構えていると、ゾロが飛び込んできてヤバイヤバイ請う救援とか言ってるんで、しょうがなくついていくと、最初の部屋に触手だらけのモンスターが待ち構えていてつかまれちゃった。キルトとゾロが即効で処理し、アタシはカルロを助けるべくダッシュで移動したワ。ふと見ると、倒れているカルロが見えたから、急いで近寄り曲がり角に手繰り寄せた。
しばらくすると、ビホルダーアーマーはどっかいっちゃったみたい。

カルロって予想以上に重いのね。まぁ、フルプレート着てるんだから重いのはあたりまえなんだけど・・・。うちの男共はだらしがないわネ。か弱いオカマに重たいもの持たせるなんて!!・・・・・・っておいっ!!
しっかし、楽な状況がまったくないわネ。絶体絶命チックなピンチばっかりヨ。

DM注)プチビホルダー(笑)。これはアイボールの事。
    銀色の目玉はJounビホルダー。
    触手だらけとはデスキス。
    ほんでもって、ビホルダーアーマーは2ndのサプリメントからの使用です。
    いっぺん使ってみたかったのだ(笑)
    それにしても3eのルールだとビホルダーも弱い感じ、特にアーマーは意味無しですな(笑)
    ちなみにこの迷宮の先は”ビホルダーの国”へつながっています。


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第3階層:桜散る悪夢・・・絶体絶命!
ダークビジョンとか、ロウライトビジョンでは単なる上り坂にしか見えない場所に出た。Bull's Eyeを持ったキルトが少し前に出た。その瞬間、無数の触手がキルトに襲いかかったノ。でも、キルトに殴りかかった存在は見えない・・・下がってきた瀕死のキルトが証明を投げ込み・・・アタシには奴が見えた。その名もウーズ!!
決死の覚悟で飛び込んだカルロには3体のウーズが見えたらしい。あいかわらず、アタシは遠くからペチペチと攻撃、ゾロもカルロに続いて突っ込んでいく。やっとこさ1体目を屠ったところで、回復が終了したキルトも参戦。しかしこの時、先陣を駆け抜けたカルロが神の御許に旅立っていた。キルト+ゾロともに後一撃で昇天というところで、なんとか残る2体を倒した・・・。

なんともやりきれない戦場だったワ。ウーズ3体で40ダメージ/1roundという攻撃力に加え、発見するまでに2発の攻撃を受け、接近するまでに1発受けるという状況。前衛達もまともに全部喰らえば2roundで昇天の可能性もある。・・・確かに、戻るという選択肢もあったわネ。ここでも、受けた仕事なんてどうでもいいから帰ろう!と思ったワ。
でも、いきなりその場にカルロ改がプレーンシフトしてきて、それどころじゃなくなったわネ。

DM注)彼らのCRは6です。
    ダメージは1d6+5×4です。
    しかも、今回全員フライだから良かったが、
    飛んでないとグラップルから床にたたき付けられると言う恐ろしい待遇が待ってます。
    実は最初5体いたのですが、やばそうなので自粛しました。

さらにズンズン進んでいくと、見るからに怪しげな部屋に行き着いたワ。だって、部屋の中央に魔方陣がかかれているんだもの。でも、バクスターのディテクトマジックには何も反応しなかったから、大丈夫かなぁって思って部屋に入ったの。あらビックリ!魔法の効果でドーピングだらけだったアタシ達から、ドーピング効果が切れちゃった(アンチマジックスペース)。さらに怪しげな、モビルスーツの射出口もあったから、その前をカルロ改とキルトで塞いでたワ。
ゾロが正面の扉のカギ開けに挑戦し、アタシ達は射出されたゴーレム4体(クレイゴーレム2体+アイアンゴーレム2体)と戦ってた。アタシは宙返りをしながら、ゾロの楯になるべく立ちはだかったんだけど、扉が開いた瞬間、ゾロが倒れたワ。扉を開けて、向こう側までゾロを引きずるアタシ。扉が開いたことで、バーグマンはテレポートしてきたけど、降り立った場所にトラップ・・・哀れ瓦礫の下敷きに・・・。アタシは安全地帯まで引きずり込んだゾロに口移しでポーションを飲ませたの・・・ウフフ!良かったワぁ・・・。でも、その時にはカルロ改・キルト共に地面に倒れていたワ。ゾロは起き上がるやいなや、二人の救出に向かい、アタシもキルトを抱えて逃げようと決死の覚悟で部屋に再突入!・・・フッ・・・慣れない事はするもんじゃないわネ。アタシはゴーレムの攻撃を受ける瞬間、走馬灯のようにゾロとの熱い接吻を・・・じゃなかった・・・自分の人生を振り返っていた。ぶっちゃけて言えば、死んだのヨ!
ゾロも奮戦空しく、意識を失い、バクスターは必死に部屋に手を伸ばした。その手にゴーレムが手を伸ばし、生きたまま生ゴミ処理場に放り込まれちゃった。

哀れアタシ達は全滅・・・。かろうじて出血がとまっていた人もいたけど、瀕死の状態で生ゴミ処理場に投げいれられると、普通生きてないワネ。ここで、プレーンシフトによるコンティニューでリスタート。

DM注)当然ここは戦うところではありませんね。
    最初の2ラウンドの陣形(意志疎通)ミスが命取りでした。
    (”アンチマジックでもDRは残る”って言ったのに・・・)
    PCはゴミ捨て場の地下に放り込まれてしまいました。
    ちなみに生ゴミ処理にはブラックプティングが使われていましたが、割愛です。


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最下層:心の叫び・・・やってらんないワ!
気が付いたら、アタシ達は部屋の中に綺麗に並んでいたワ。と・・・ファイヤーボール・アイスストーム・ウェブ・サイコブラストと集中砲火をあびる。アタシがウェブの中からもマインドフレイヤーに弓攻撃をし、ゾロMark2が決死の覚悟で高みの見物を決め込んでいる魔法使い達に襲いかかる。ゾロMark2は魔法使い+マインドフレイヤーをそれぞれ1撃で殺した。しかし、敵のかなり強そうな戦士とタイマンになり、逆に倒されてしまう。アタシは、二人の敵アーチャーと射撃合戦をしている。キルトはアウトサイダー2体とドローエルフ達と奮戦中。カルロ+はマインドブラストでしばらくは動けない。バクスターはコンヒュージョンを喰らってしまい、援護の魔法を放てないでいる。アタシが敵アーチャー2体を屠り、キルトが獅子奮迅の働きで、残りの敵を倒したところで、ゾロMark2がとどめをさされてしまう。
なんとか、他の敵を処理した段階で、キルトとアタシでかなり強そうな戦士と対峙する。アタシの必殺の一撃でも相手は倒れなかったワ。なんて強靭な肉体と精神なのかしら。やがてカルロ+も復活し、ジリ貧状態となった敵の戦士は力尽きた。

ゲーム的な話
あの魔法の連発はどのようなアクションだったのかしら?おそらく、敵の魔法使い達のレディーアクションだとは思う。状況としては、全員が部屋に入った段階で魔法が飛んできているので、「全員が部屋に入ったら魔法を使う」というレディーアクションだと考えるのが妥当ネ。となると、ヤッコさん達のイニシアティブはアタシ達の最後の人と同じになるわよネ。でも、イニシアは変化してなかったから、レディーアクションじゃないわよネ。
じゃあ、自分の行動の手番で唱えたのかしラ?きっとそうじゃないわネ。相手はアタシ達のスピーディー組ちょっぴり遅め組の間が行動順だったから、全員が集合しているタイミングはあの手番だと存在しないもの。
もしかして、サプライズドラウンドってことかしラ?扉を開けた瞬間ならわかるけど、部屋の中に入ってからだから・・・きっと、虚空 or 地面から出現したのネ。ダークビジョン+透明看破状態でも気付いていないって扱いなんだから。

DM注)さすがにやりすぎですな(苦笑)。
    特にWebとか・・・。
    まあ、コンティニュー制だし・・・失うものないし・・・お金は豊富だったし・・・
    (敵はトゥルーシーイング&Xレイビジョン装備が基本でした)
    
    マインドフレイヤーは結局ノーマル。
    アーチャーは4レベルドロウ。
    中央のボス戦士はブラックガード/サイキックファイター。
    (バイオフィードバック&ストーンスキンなのでそうそう死にません)
    8レベルウィザードのドロウの他、
    1レベルアサシン、4レベルウィザード(補助魔法かけて逃げる)等
    
    そう言えば、気絶したゾロMark2にブラックガードがクーデグラを行ったが死にませんでした・・・。
    仕方なく足で顔を踏みつけて殺した。
    何でもゾロMark2はそれが心地よかったようで、安らかに息を引き取りました(笑)


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エピローグ:時間切れ
時間切れで、その後アタシ達がどうなったか誰も分からないの。脱出できたのか、アーティファクトとやらを取り戻すことができたのか・・・はたまた、全滅したのか・・・それはまた別のお話。

本日は時間切れのため、ここでおしまいということになりました。

DM注)お疲れさまでした。
    クレリックがいない時点でかなり問題がありましたが、
    おかげさまで、いろいろと研究できました。
    
    やはり10レベルともなるといままでのバランス感覚では駄目ですね。
    ガチンコ勝負ならELで15以上は必要な感じです。
    (今回はELを15〜20で作ってみた”つもり”)
    
    厳密なリソース管理や制限、
    シナリオ的な限定環境(期日、補給路等)
    を考慮しないと難しいですね。
    あと、アイテムブレイクをもっと厳密に行うとかね(面倒だが)。

    あと、作り込んでいる人とそうでない人のパワー差がかなり感じられますね。
    レベルが高くなればなるほど、差が顕著ってことか・・・。
   
    今回はリソースが豊富なんで、PC間の事前打ち合わせを制限したが、
    むしろパーティー資金としてお金を渡すのも良いかもしれない。
    一番良いのはレベルごとの収支計算をさせることだけど、これまた面倒。

    なんいせよ、色々考えさせられたセッションであったと思う。


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