マクレーンの冒険日誌
著者:美男子ローグことマクレーン
※注
この内容は恐らく間違ってはいないのですが、著者のマクレーンの主観が大いに混じっているため、読者に不快感を与える場合があります。マクレーンのたわ言ですので申し訳ありませんが、読み飛ばしていただければ幸いです。
1.マクレーン登場
ラームという村がオークに襲われたという。すでに冒険者の数人がラーム村に向かっていたが、一向に解決しなかったためオレことマクレーンがお供の魔法使いジョゼフを引き連れ、先行した冒険者達が拠点としているスモールタウンに向かった。
スモールタウンについたオレとジョゼフは早速先行していた冒険者のパーティに合流した。なにやら沈痛な面持ちの連中だったが、オレが参加したことでこの件も9割は解決したようなものだ。安心して欲しい。
ところで、オレが言うことじゃないがこのパーティは人間が少ない。人間が多いとオレみたいな奴は肩身が狭い思いをするのだが、その点での心配はなくなったようだ。
こう見えてもオレはデリケートなのだ。
2.ラーム村で
合流したオレ達は早速ラーム村に移動した。何日かラーム村を離れており、その間の状況を確認するためにもオレ達は改めて情報収集をすることにしたのだ。
村人の話では、なんとオレ達が離れている間にもオークどもは村に来ていたと言う。
簡単にまとめると、
・オークに混じって人間の魔法使いが来ていた
・オーク達は砦を落とされてピリピリしていた
ということだ。
→良く考えると非常に危険な選択でした。
留守の間に村が全滅しなくて良かったですね。
なんて紳士的なオークなんでしょう(笑)
ところで、このパーティにはオレに匹敵する美男子がいる。パラディンのバーグマンという人間の男だ。オレ達が村で情報収集をしているとこの男が村の娘からラブレターをもらっていた。
オレは大きい女は好みではないのでうらやましくなど無い。
決してうらやましくなどないのだ!!!!!
※注
マクレーンはハーフリングなので、人間の女性は好みではないようです。
ちなみにこのラブレターはオークのボスである人間の魔法使いが送ってきたもので内容は簡単にまとめると以下のようになります。
「我々の砦を落としたお前達の力は認めよう。
だが、これ以上我々の邪魔をするようならば、容赦はしない。
ひねり潰してくれる!!
しかし、心を入れ替えて我々の軍門に下るのであれば許さぬこともない。
なお、この手紙は自動的に消滅する。」
そして、ラブレターは爆発し、マクレーンとバーグマンは爆発に巻き込まれていました。
→おなじみ(?)の「エクスプローシブ・ルーン」ですね。
何故かみんな手紙をもらうと逃げるのだよね(笑)
3.そしてオーク砦へ
決意も新たにオレ達はオークの砦へ向かった。以前にこのパーティが探索していたということで、中はもぬけの殻だった。皆が言うには、この砦には地下に入る場所があるというので、そこに向かうこととなった。しばらく進んでいくと外に出る扉があり、そこは湖畔だった。
美男子でしかも用意のいいオレが望遠鏡を持っていたため、対岸を見てみるとそこにはオークとオーガがいた。危険を避けるために一旦中に戻り探索するが結局なにも見つからず、外に出るしかないようだった。
→暫く日数が経過したので移動しちゃいました。
にしても用意が良いなあ(笑)
4.湖畔〜森の砦へ
湖畔に出たはいいが何も手がかりがないオレ達は、オークとオーガを見かけたという対岸を目指すことにした。しばらく湖畔を歩いていると、上から何か音がするのが聞こえた。なにごとかと上を見てみるとそこには大きな翼を持った竜。ワイバーンがいた。しかも上に人が乗っている。
知恵の働くオレ達一行はワイバーンの入ってこられない森の中に一次避難した。オレはこんなところで余計な力を使うのは愚か者のすることであるということを悟っていたのだ!
→実はこの時点で落としておくべきだったのでは?
普通逃げるけど・・・
ワイバーンを避け、またしばらく歩いていると森の中に砦を発見した。入り口にはオークが立っている。間違いなくオークどものアジトだろう。
オレと仲間のオーストが得意の隠密で門番のオークをやっつけようとしたが、なんとここで100年に1度の不覚!!オークを倒すことに失敗してしまい、オークは仲間を呼びに中に入っていってしまった。
中からは重装備のオーガが現れ、しかもオレ達の後ろの森の中からはイノシシに乗ったオークが現れた!卑怯者のオークのやりそうなことだ。
→うむ。卑怯だからな。
さらに、先程上空を飛んでいたワイバーンも現れ、危険な状態となりつつあったが、ここでオレの片腕ジョゼフの魔法が炸裂。ワイバーンは恐れをなして逃げていった。
→ここで私の勘違い。
「コーズ・フィア」は6HD以上には影響がないにも関わらず逃げてしまった。
なので、途中で気がついて戻ってくることに(笑)
でもこれはパーティにとって貴重な3ラウンドの猶予を与えた”はず”。
”はず”なのに・・・
前線ではバルバロイ、アーロンの2人がオーガを食い止めていた。このオーガが思いのほか強く始末に時間がかかっている。後ろからやってくるオークとイノシシも始末できないでいた。
→言っておくけど、バーバリアンのクラスもちだけど普通のオーガと同じ能力値だよ。
そうしているうちに、アーロン、バーグマンが相次いで戦闘不能になってしまう。戦意をとりもどしたワイバーンも戻ってきてしまっている。
それでもなんとかオーガを撃墜し、我々は砦に逃げ込むことに成功した。
※注
戦闘中のできごとは内容が前後しているかもしれません。申し訳ありません。
そういえば戦闘中にマクレーンの名前が出てないですね…
→3方向から攻立てられて、パニック状態でパーティの連携やらがいまいちだったような。
さっさと出入り口に居座るオーガとオークを倒して中に入ると思っていました。
5.森のオーク砦
砦に逃げ込んだオレ達は一度体制を立て直し、アーロン、バーグマンが意識を取り戻した。その間、抜け目のないオレは部屋を探索。左にある扉にのぞき穴があることを発見していた。パーティが休息を取っている間ものぞき穴をのぞいていると、オークがやってきた。
オレはオークに向かって必殺の矢を放ったが、惜しくもオークを倒すにはいたらず、オークは奥に逃げていってしまった。逃げたオークが何かしたらしく、扉の向こうに鉄の扉が現れさらにガスが部屋に充満してきた。なんと卑怯なやつだ!!
→だから、卑怯なんだってば(笑)
アーロンとバルバロイの馬鹿力コンビが必死に鉄扉を破壊しなんとか事なきを得た。それにしてもオークめ!もう許さないぞ!!
→良く壊したね・・・
6.100年に1度の不覚(2度目)
オレを先導にしてオレ達は砦の中を探索し始めた。色々のぞいてみるが、なかなか目ぼしいものが見つからない。途中、鉄格子で閉ざされた扉があり、そこを開けて奥に進むとなんとヒドラが出てくる部屋があったが、そんなものはオークと関係ないということで一旦戻ることとした。
決して怖いからではない!
さらに、しばらく探索を続けていた。確かにオレは焦れていたのだろう。
オレは不覚にも卑劣な罠に引っかかってしまった!オレは落とし穴に引っかかり、階下に落ちていってしまった。
100年に1度の不覚!しかも2度目だ!
今日はなんという日なのだろう!
落ちたオレを助けにきたのはオーストだったが、なんと落とし穴の扉が開かず2人して遭難してしまった。
しかたなく、2人で捜索を続け、皆と合流しなければならない。
オーストもローグの経験があり、スムーズに捜索は進んだ。途中、赤く光る魔法陣などがあったが、ここで余計なことに手を出すわけにはいかない。魔法陣のことは頭に入れておき先に進むと、ほとんど水没した部屋に出た。
部屋の真ん中には人間にしては美しい女性がおり、なんとオレ達に対して「助けて欲しい」という。女性の頼みを断るわけにはいかない。オレは女性を助けてやることにした。
すると、水中から巨大なナマズと半魚人が現れ、女性はいつのまにかいなくなっていた。オーストは魔法で姿を消しており、オレも水中の相手は苦手なため一度退くことにした。オレのアクロバティックな移動にナマズどもも度肝を抜かれ、華麗に逃げ去ることができた。
→ナマズとは失礼な(笑)
ここにいたのは「アボレス」の”つがい”です(笑)
そして、オレはオーストの力を借りて魔法で姿を消し、別の部屋を探索することにした。まだ捜索いていなかった部屋が1つあったのだが、中が真っ暗で何も見えない。オーストの光の魔法でもかき消すことができないため、捜索を断念した。
→しかも中に何かいるしね(笑)
結局、オレたちは得意の隠密で水没した部屋を抜けることにした。
そのころ、上ではオレ達が落ちた部屋で言葉をしゃべるネズミに落とし穴の落ちる先を聞き、ネズミの言う事を聞くかわりに、オレ達のところに案内させるようにしていたらしい。ちなみにネズミの依頼とは大きなクモを倒すことだった。
→注)普通のネズミじゃないぞ。ネズミ型ヒューマノイド。
大きさはダイアラット程度ですが、とにかく数が多い。
普通のネズミもうじゃうじゃ引き連れています。
人が入れない小さな穴からジャベリンを投げてきます。
7.吸血鬼そして合流
水没した部屋を抜けたオレ達2人は通路に出た。通路の奥には1人の女性がいたのだがなにか様子がおかしい。明かりで照らしてよく見てみると口元に牙が見える。
なんと吸血鬼!?
しかも俺達の後ろからはなにやら影のようなものが追ってきている。
オレ達がとまどっていると突然すさまじい臭いが充満し始めた。
こいつ屁こきやがった!
※注
屁ではなくスティンキングクラウドです。
→アンデット自身には効果ありませんので、アンデットに使われるとむかつきますね。
オレはまだなんとか平気だったが臭いのせいでオーストの動きが鈍る。正に絶体絶命だが壁の向こうから懐かしい声が聞こえた。吸血鬼の後ろには扉がある。それをなんとか開けることができれば合流できるか?
しかしそれをするには吸血鬼を超えていかなければならない。
吸血鬼はじわりじわりと俺達に近づいてきた。
そして、ついにオーストが吸血鬼の餌食になってしまい首筋から血を吸われてしまった。
しかし、ここで吸血鬼に一瞬隙ができた。この隙を無駄にできないオレは得意のジャンプで吸血鬼の頭の上を飛び越していった。
オレは何とか扉に取り付き扉を開けた。
するとそこには何者かとの戦いに集中している仲間の姿があった。
※注
このとき皆は姿を消すクモと戦っていたらしい。
後からわかったことだが、普通のクモではなく悪魔だったようだ。
→ヴァンパイアは当初違う場所で遭遇の予定でしたが、
シチュエーション的に楽しそうだったのでこのような形にしてみました。
(いいのかそれで)
彼らの後ろからついてきた影はもちろん「シャドウ」です。
(こいつらは結局1回もまともな攻撃できなかったような・・・)
他の人たちは脅威のヒット&ウェイ戦法を使う「フェーズ・スパイダー」3体と交戦中。
その後の戦闘は苛烈を極めた。
吸血鬼の魔法によりジョゼフが倒れ、クモとの戦いの中でバーグマンが帰らぬ人となった。
それでもクモは全て打ち倒し、影もホリスの神の加護により逃げていった。
→すぐにレディ・アタックに気がついたのがせめても。
バーグマンはクモではなく、ヴァンパイアのファイアーボールでお亡くなりになりました。
楽しそうに8d6を振る私・・・(<邪悪)
吸血鬼もオレ達の力に恐れをなして逃げていった。
→すいません。タイムアウトです。
予想以上に入り口で時間を費やしたので、ヴァンパイアは撤退しました。
この戦いでソーサラーであるヴァンパイアはほぼフリー状態で、
好き勝手に呪文を唱えられる状態でした。
(とても危険です)
結局ファイアーボールを2発打って”満足そうに”帰りました。
吸血鬼め!
今度はちゃんと倒してやるから覚悟しておけ!!
→この度も皆さんご苦労様でした。
次回は色々と戦うべき敵が増えましたので、頑張りましょう!
白石さんレポート感謝です。
DM−SKM