〜 瞬くのは命の灯りか 〜

 

  「ぐわ、短命ってことですか(笑)」

  「わかってるじゃん!(笑)」

 

                     薄幸のホタル団(仮称)非公式記録より

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Dungeon Master

  DM-SKM氏

  「DevilMaster-SKM」が正式な(?)ハンドル名らしいことに

  今更ながら気づきました。(あっちの掲示板トップページ)

  遅すぎ。(笑)

 

Character

  ジェゴップ (Half-Orc, Barbarian/Rogue)

  軽鎧で敵中深く突入するパーティの先鋒的アタッカー

   今回からバトルアックス使い

 

  タン・ジン (Human, Monk/Wizard)

  無敵のマジックミサイラー&スクロール職人

  Maximize SpellのFeatをプレイヤー自身が所持しています

 

  オースト (Elf, Rogue/Diviner)

  自称Ex.Rogueな、新進気鋭のMagicItemデザイナー

  口は悪いが根は善良(らしい)

 

  アーロン (Human, Fighter/Cleric(Kord)/Flame Steward)

   「先生!お願いします」 「うむ」 な炎の戦士

   ここぞという時のクリティカル発生率は驚異的

 

 シルヴァロ (Ranger/Rogue)

  "ちゃんとしたハーフエルフ"のローグ・アーチャー

  探索に戦闘にと、頼りになるヨ〜

 

 バルバロイ (Half-Orc, Barbarian/Fighter)

  鉄壁の重戦士(Ex-Paladinという噂あり)

  モンキーグリップで操る巨大なハンマーは圧巻

 

  ホリス (Half-Elf, Cleric(Ehlonna)/Fighter)

  選択する呪文に難有りな"ちゃんとしてないハーフエルフ"

  犬の散歩が趣味

 

  バーグマン  (Human, Paladin/Ranger)  <今回は友情出演>

  パーティの良心

  彼が留守だと、カオティック率が高い我がパーティは・・・(笑)

 

  注: キャラクタへの一言は「ホリスが彼らをどう感じているか」です。

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  この物語はフィクションです。

 

 

【序】

 とある小さな町の場末の酒場 『悪魔の呟き亭』は、冒険者の一団の宴会で賑わっていた。

 その日、薄幸のホタル団(仮称)にいくつかのイベントが集中したのだ。

 

→あ、“ファイアー・フライ”を使ってる(笑)

 

 まず、パーティの良心パラディンのバーグマンが、秘密任務(コードネーム:ムフフ)の為に

 少しの間、留守にするという事で、その壮行会を開くことになった。

 そしてそれと入れ違うように、巨漢のハーフオーク・バルバロイと、エルフのアーチャー・

 シルヴァロの2人が新たに参入することになり、その歓迎会を。

 更に、オーストがパーティ資金を着服・・・じゃなくて運用してたくさんのワンダラーズな

 アイテムを作って来てくれたという事に感謝して「ありがとうオースト!君の事は忘れない」

 パーティを執り行ったのである。

 

 みな今夜ばかりは大いにハメを外し、酒宴は朝まで続いた。

 それが大いなるトラブルの序章とも気づかずに・・・。

 

【スモールタウン:エイローラ教会】

 翌日、未だホロ酔い加減のホリスの元に、彼が属するエイローラ教会の司祭からの使い

 がやって来た。ただちに出頭するようにと。

 冒険者としてそこそこの経験を積んだ我々の腕を見込んで「聖なるクエスト」の任務を

 お授けくださるとの事。はれるや!

 一も二もなく承諾した事は言うまでもない。 報酬?何故そのような無粋なものを!

 神への奉仕はワタクシの喜びなのデス!!

 

 で。僕らの任務というのは以下の通り。

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 ここから馬で1日ほどのところにあるラームという村がある。

 最近のこの村の近辺で、オークの軍勢が集結しているという情報がある。

 調査隊を送ったが、音信不通になってしまった。

 そこで

  ・ラーム村の人々や、エイローラ教会ラーム支店(?)の司祭達の安全確認。

  ・オーク達の動向調査。

  ・先発隊がどうなったのかの調査。

 を行って、報告すること。

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 以上であーる。

 報酬はいらないって言ったんだけどね〜。

 思いやり深い司祭様は、なんと!

  ・必要経費(道中の食費)として10SP!

  ・移動の為の馬の貸与!!

  ・更に特別ボーナスとして素晴らしい宝石を!!!

 お授けくださったのじゃよ!

 みんな!仕事だ!さあ出発だ!やっほー!

 

 浮かれはしゃぐホリスを放置し、オーストは冷静に「素晴らしい宝石」を鑑定する。

 ふむ。確かに僅かな魔力を感じる・・・が、もう何の力も残っちゃいねえ。

 宝石自体の価値も、こりゃいいとこ10gpってところ。・・・か。

 ふっ。今度の冒険もまた赤字か。

 

 「皆のもの!聖なる任務なのだ!奉仕の心じゃよ!」

 吠えているホリスの脳天に踵落としを一発極めると、みんなの為に旅の支度に取り掛かる

オーストであった。

 

【ラームの村へ】

 町を出て1日ほど経った頃、馬の悲鳴がどこからか微かに聞こえて来た。

 耳聡いシルヴァロ(さすが本物のエルフ!)が方向を見定めるや、戦士達に

 的確な指示を出す。

 警戒しながら接近して行くと、突然草むらから2匹のオーク2が立ち上がり

 弓で攻撃して来た!

 

 だが、しかし。所詮、雑魚レベルのオークの攻撃である。

 奴らの弓には、バルバロイのタワーシールドを貫ける程の威力はない。

 

→当たり前じゃい!

あったら怖いぞ。

 

 シルヴァロの弓とタン・ジンのマジックミサイルが援護射撃を行うその間に、

 高い機動力を誇るジェゴップと、オースト印のワンダラスなブーツ(移動速度

 2倍)を装備したアーロンは疾風のように草原を突っ切り距離を詰めた。

 5フィート以内のものなら、なんでも粉砕してしまうアーロンのグレートソード

 とジェゴップのグレートアックスは、たちまちのうちにオークどもを無力化した

 のであった。

  # 今回、オーストとホリスは応援係。大事な馬は俺達が守るゼ!

 

 「尋問するから、一匹は生かしておけよぉ」

 の声が聞こえたのか・・・突然、あたり一面が爆炎に包まれた。

 

 「ファイアーボールの呪文だ!」

 オーストが叫ぶ。

 一瞬、彼の顔が複雑な表情を見せる。

 そう。オーストは、まだファイアーボールの呪文が唱えられないのだ。

  # 彼の名誉の為に申し上げますが、彼はパーティの仲間の

     為にアイテムをヤマホド作成したり、スクロールを書いたり

     してくれている為に、なかなかレベルアップできないノダ!

     って、こんな感じでいいかい?オースト君。

      20gpの竹コースだとこのくらいのフォローが相場じゃよ?

 

→「竹コース」ってなんのこっちゃ?(笑)

まあ、FBは気を抜いてパーティが分断されると“痛い思いをするぞ”と言う注意です。

 

 鎧のそこここから煙を出しているが、我らの戦士達は皆無事のようだ。

 しかし捕虜にしようとしていたオークは絶命してしまっていた。

 警戒しつつ辺りを索敵するが、既に敵の気配は消えてしまっている。

 我々を殲滅する為ではなく、仲間であるはずのオークの口から情報が

 漏れるのを防ぐ為のファイアーボールだったのかもしれない。

 邪悪の匂いを感じる。

 

→卑怯だからな。

 

 ワンドを使って戦士達の治療をしている間に、他のメンバーが付近の

 探索を行う。すると一台の馬車の略奪跡を発見した。

 納税の為だろうか、どうやら穀物を積んでいたようだ。

 馬でたった1日の距離なのに、オークによる略奪が行われているという

 事実に皆の表情が暗くなった。

 ラームの村は無事なのだろうか。

 

【ラーム村に到着】

 3日後、ラーム村に到着した。すぐに村には入らず、遠くから様子を伺ってみる。

 村の家のいくつかに戦の傷跡が見える。

 一瞬、オークの襲撃の為に虐殺された村・・・という悪い予感が一行の脳裏に閃く。

 が、よく見てみると家々のそこここで人々が生活している様子が伺える。

 ほっと胸をなでおろし、近づいて行く一行。

 

 しかし村人の反応は冷たいものだった。

 ものも言わず散っていくではないか。

 それどころかハーフオークの2人(バルバロイ&ジェゴップ)に対しては怒りとも

 怯えとも見える表情を見せて去っていく始末だ。

 

 村人らから詳しい事情を聞こうという「事情聴取班」と、本来の使命のひとつである

 エイローナ教会の司祭たちの無事を確かめる「教会班」の二手に分かれる事にした。

 

【事情聴取班】

 村人の状態が、かなりデリケートな様子なので(パーティ内では)割と好青年(笑)の

 タン・ジンとアーロンの人間コンビに事情聴取を任せる事にした。

 

 しかし結果はあまり芳しいものにはならなかった。

 たいていは門前払い。

 村人のほとんどは扉を開けようともせず、一言も口を利こうとしない。

 アーロンの必殺技「マッスル・コミュニケーション」で何とか心を開かせよう

 とするが、村人はまったく相手にしてくれないのであった。

 

→当たり前じゃ(笑)

 

 それでも根気良く、村の家々を訪ねて回る2人。

 あまりの暑苦しさの為か、とある老婆から「帰れ」との言葉を戴く事に

 ようやく成功する。

 冒険者と係わると事態が余計面倒になると思っているような口ぶりだ。

 どうやらこの村には、何か隠された事情があるようだ。

 

【エイローナ教会班】

 一方、エイローナ教会班の一行は滅茶苦茶に荒らされ、しかも念入りに

 汚された教会を発見することになる。

 扉には打ち破られた痕跡や、突き刺さったままの矢が生々しく残されている。

 更に祭壇にはアンホーリー・ウォーターと思われる液体が振り撒かれている

 ではないか。

 

 「ぼ、ぼ、冒涜だ!」

 ホリスは取り乱しながら、汚された祭壇に駆け寄る。

 しかし彼はホーリー・ウォーターはおろか、ブレスさえ準備していない始末。

 クレリックとしてどうかと思う。

 

→いや全く同感ですな(笑)

 

 教会内には人の気配がない。

 建物内を探索すると、大量の血の跡が床に広がっている箇所を発見した。

 しかし怪我人(死体も・・・)は発見できない。

 念入りに付近を捜索した結果、地下への入り口を発見することに成功する。

 地下への階段を下り、細い通路の先を進むとドアが開いたままの部屋に

 通じていた。

 入り口から覗くと、怪しげな棺がいくつかと、これまた如何にも怪しげな(笑)

 白骨死体が床に散乱している。

 

 ホリスが神へお伺いを立てるが、神は黙して何も答えず。

 汚された教会を清める事さえしない(できない)ホリスにご立腹なのであろうか?

 ホリスの愛犬「ケシズミ」も常になく怯えている。

 部屋の中には、絶対何かいる。それも根性悪そうなのが(笑)

 

 好奇心の強いパーティの連中は、地下納骨堂を調査する事を主張。

 事情聴取班と合流後、突入することに決定した。

 それまでは取りあえずドアを閉め、神の御業で封印しておくことにする。

 

【地下納骨堂】

 タン・ジンとアーロンの2人と合流後、さっそく隊列を整え地下納骨堂に突入する。

 

 「右よーし!左よーし!棺よーし!白骨よーし!」

 指差し確認で敵の有無をチェック。

 なんじゃよー。敵なんかいないじゃん。警戒して損したゼ。

 やや拍子抜けしてそんな事を考えた瞬間、何かが視界をよぎる。

 

 上かあっ! って、間に合わないっス。(泣)

 天井から怪しげなスピリットが1体、降って来たのだ。

 ホリスはグレーター・ターニングを試みるも、敢え無く失敗。信心不足が如実に影響する。

 当然の如くクレリックのホリスに襲い掛かるスピリット。

 奴に接触されるや精神に強いプレッシャーを感じる。

 ホリスは強靭な意志力のおかげで、スピリットからの攻撃をなんとかしのぐ事に成功した。

 しかしスピリットは執拗にクレリックを狙い続ける。

 さっきのはマグレだったので(笑)2度目はあっさり挫けるホリスであった。

 

 忌まわしい事に、スピリットはホリスの口からズルズルと体内に潜り込んでいく。

 全身激痛に見舞われのた打ち回るホリスの肌は、みるみる内に緑色に腐敗して

 いくのであった。

 ぎゃあ。生きながら腐るなんて嫌じゃよ〜。オーストを先にしてくれ〜。(ひどい)

 

 為す術もなく見守るパーティの面々。

 いっそアンデット化する前に、さっくりと行きますカ?

 きっと誰もの胸に、そんな考えが去来したに違いない!と邪推するホリス。

 (違う意味でも)命の危険を感じたホリスは、なけなしの腹筋を総動員して

 なんとかスピリットを吐き出す事に成功。(おええっ)

 待ってましたとばかりに、屈強な戦士達はスピリットに殺到し、たちまちの

 うちに袋叩きにしてこれを仕留めるのであった。

 うはー。た、助かったナリ。

 

→この素敵なスピリットはe-minionsからの登場!

体内に入ってConをドレインします。

しかも、レイスと異なり一度とりつかれてしまうと、

STに成功するまでどうにもならないという極悪さです。

(ターンは可能だけど)

個人的にはミスチャンスがあったのでもう少し頑張るかと思ったが、

アーロンの武器が+1だったので昇天しちゃいました。

 

 床の上に散らばっている白骨死体を調べると、まだ新しい様子。

 忌まわしきスピリットの餌食になった教会関係者の亡骸かもしれない。

 おざなりに祈りを捧げるホリス。<こら <こら

 棺の中には、いくばくかの宝石が副葬品として納められていた。

 遺跡ではなく、最近まで機能していた教会の納骨堂という事もあって

 とりあえずその副葬品には手をつけずに立ち去るパーティ一行。

  # 直後、バルバロイが盾を納骨堂に忘れたとかで一人引き返した。

     帰ってきた彼の懐が妙に膨らんでいるように見えたのはきっと

     気のせいだろう(笑)。

 

【襲撃】

 教会の一階フロアに戻ると、外が何やら騒がしい様子だ。

 そっと見てみると、巨大猪に騎乗したオークをリーダーとした10匹ほどの

 軍勢が村の外れに勢ぞろいしている。どうやら食料の徴発隊らしい。

 奴らの口上を聞いた限りでは、村の男達を人質に捕っているようだ。

 何故男を?強制労働でもさせているのだろうか。

 更に様子を見ていると、先ほどアーロンのマッスル・コミュニケーションに対して

 「帰れ!」という暖かい言葉をかけてくれた唯一の村民である老婆が

 ひょこひょことオークの一団に近づいて行くではないか。

 

 アーロンのマッスル感覚が何か不吉な予感を告げたのだろう。

 おもむろにオークの一団に対して、マッスルチャージをかける。

 我々も仕方なく・・・じゃなく正義の鉄槌を振るわんと勇ましく勝負を挑む為に

 後に続いた。

 

 オークの軍勢は戦意に乏しく、我らの戦士達に次々と刈られていき、呆気ない程

 の脆さで制圧されてしまった。

 生き残りを捕虜にして尋問し、人質となっている村人の居所とオークの軍勢の

 本拠地を聞き出す。

 どうやら人間の魔法使いとハーフオークの戦士が、オークの軍勢を指揮している

 らしいことが解る。

 

【オーク砦攻略】

 我々が制圧したオークの「食料徴発隊」が帰らないとなると敵が警戒する

 だろうし、そうなると人質の身も危うくなるであろう。

 と言う事で、時間をおかずにオーク砦を攻めるべく出発する一行。

 

 尋問したオークからの情報を頼りに、暫らく進むと彼方に砦らしき

 建造物が見えてきた。

 両開きの城門は閉ざされており、二基の見張りやぐらにはオークの

 歩哨が詰めて周囲を警戒している。

 

 オーストのスリープの呪文で、歩哨を眠らせようとするが、惜しくも

 一匹を取り逃がしてしまう。

 たちまち騒然としだすオーク砦。

 

 仕方ないので特に大した作戦も立てず(笑)、正面から攻撃を仕掛ける事に。

 

→いつもなのでは・・・・?

 

 閉ざされている砦の門を破壊すべく、アーロン、ジェゴップ、バルバロイの

 戦士達が力任せに武器を揮う。

 門の上からは、ジャイアントが巨大な岩を投げてくるが、筋肉戦士3人組は

 意に介さずひたすら城門を破壊しつづけるのであった。

 オークの弓兵部隊もいるようだが、ジャイアントが邪魔で有効なポジションに

 つけない様子で、右往左往しているのが見える。やった。向こうもこちらに

 負けないぐらいへっぽこだ!

 

→よけいなお世話じゃ(笑)

 

 さすが体の82%が筋肉で出来ているだけあって我がパーティの戦士達は

 バルサ材であるかの如く容易く門を切り崩し、砦内部に突入していく。

 オーストのダークネスやウェブの援護の元、遠距離攻撃班のシルヴァロと

 タン・ジンが手際良く敵のHPを削っていく。

 そして鉄壁のバルバロイ、機動力のジェコップ、そして炎の戦士アーロンが

 踊るように次々と敵をなぎ倒していく。あっぱれじゃ。

 え?ボク?ホリスは応援係です。みんながんばれー。

 

→なかなかの激戦でしたね。

地形効果等もあって難しかった・・。

でも、ジャイアントの能力を100%出し切ることができなくて、

後日“ぬるい”自分に怒りを感じるのであった。

 

 激戦の末、砦を制圧する事に成功。

 しかしここには、人質となっている村人達の姿が見えないようだ。

 砦内部を調査すると、地下へと続く階段を発見する。

 指揮官らしき者の部屋を略奪・・・じゃなくて捜索するも手がかりは見つからない。

 奥へ奥へと進んでいくと地下4階で、牢屋に囚われていた村人8人を発見。

 これを解放する。しかし数が合わない。あと12人程いるはずなのだ。

 囚われていた人々に事情を聞くと、他の人々は別の所に連れ出されたまま

 戻って来ないとのこと。うーむ。無事なのだろうか。

 また、先ほどの戦闘で討ち漏らしたオークが、更に奥へと逃げていったという

 情報を囚われていた村人達から聞かされる。

 

 解放した8人には、自力で村まで帰ってもらうことにして(笑)、我々は

 オーク残党の追撃戦を続行することに方針を固めた。

 

【罠】

 地下4階から先は、どうやら自然の洞窟になっているようだ。

 くねくねとした地下通路を進んでいくと、外に繋がる出口と更に奥に続く通路の

 分岐点に達した。

 

 外を見てみると、眼前には湖が広がっている。

 どうやら砦の裏側は崖になっていたらしい。

 ふと見ると、一匹のオークが倒れているではないか。

 ピクリとも動かない所を見ると、死んでいるのかもしれない。

 調査の為に、ジェゴップ、オースト、ホリスが近づいていく。

 

 と、その時。

 隠れていたオークの軍団が一斉に攻撃を仕掛けてきた。

 通路の前から後ろからシークレットドアを使って踊り出るオークども。

 また湖の周辺の茂みからも次々と沸いて出てくるではないか。

 その数、約500匹!(大げさです)

 や〜ら〜れ〜た〜。

 まんまと罠に掛かったのである。

 

→結構な数だったと思う・・・。

 

 しかも今度のオーク達は、今までの雑兵とは雰囲気が違う。

 魔術師、神官、アーチャーそしてバーバリアン風の4匹はどうやら

 指揮官クラスのツワモノのようだ。

 (だって彼らだけ、彩色済みのメタルフィギュアだったから(笑))

 

 分断された上に囲まれてしまって大ピーンチ!

 しかもアーロンは敵クレリックによるホールドパーソンにより硬直して

 しまっているではないか。非常にマズイ状況だ。

 その上、ホリスはリムーブ・パラリシスを用意してないし。(苦笑)

  # ホリスって何者? って、ボクも思います。

 

 バルバロイが必死に戦線を支え、シルヴァロが血路を開くために

 援護射撃を行い、オーストがダークネス、インビジビリティ等で必死の

 援護に回るが多勢に無勢で序々に削られていく我がパーティ。

 しかも今回は、回復役がホリスしかいない(バーグマンは出張中&

 アーロンは硬直中)上に、囲まれているものだから、全員、まんべん

 なく負傷度が進んでいく。

 回復が追いつかない〜。(焦)

 

 遂にはオースト、ホリンが意識不明状態に追い込まれてしまう。

 虎の子のポーション(実入りがほとんど無い我がパーティにとって

 50gpのポーションと言えども貴重品である)を消費して貰い、ようやく

 三途の川の一歩手前から復活するが・・・。

 窮状を打開すべくレイジしたジェコップが敵アーチャー(中ボスクラス)に

 突撃するが返り討ちに遭ってしまう。

 胸に深々と矢を突き立てたまま、崩れ落ちるジェコップ・・・。

 

→クリティカルですからねえ。

どうにもなりませんね。

 

 その後、ようやくホールドパーソンから回復したアーロンが戦列に

 復帰し形勢を序々に逆転していく。

 2000匹のオークの一般兵を掃討し、バーバリアン風の敵幹部

 を倒すが、残りの敵幹部(魔法使い、神官、アーチャー)の逃走を

 許してしまった。悔しい〜。

 

 戦死者1名と1匹 (ジェゴップ、ケシズミ(我が愛犬))

 生き残った者も、ほとんどが重傷者という惨憺たる結果。

 

→またしてもDMとしての甘さが露見してしまった。

オークのバーバリアンはレイジしないとか、

ホールドして、しかも囲んでいるアーロンにとどめを刺さないとか・・・

結局これらがオークパーティの敗因です。

ちなみにクーデグラはPCが使用するまで使わないつもりでした。

(やっぱりあまいなあ)

でも次のセッションでクーデグラをPCが使ったので、

今度からは敵も容赦なくクーデグラしますよ!

 

 湖畔にジェゴップとケシズミを埋葬し、夜空に向かって復讐を誓う我らであった。

 今日はこのぐらいにしといてやる。

 バーグマンが帰ってきたら覚えていろヨ!(弱ッ)

 

→同じく次回こそは!きつくするぞ!

と誓うDMであった・・・(笑)

 

 − 続く −

 

皆さんお疲れさまでした。

次回も頑張りましょう!

なんか“つっこみどころ”の無いレポートだったような・・・(笑)