光の赤さ青さを色の温度(K、ケルビン)で表示する単位の方式。黒体(光を全く反射しないもの)を熱した場合、ある程度高温になると光を発するようになり、高温になればなるほど、光は強く、赤から青へと色(波長)が変わっていく。光の色組成を絶対温度の単位で表示できるという、英国のケルビンの研究によるものであり、Kはその頭文字をとっている。色温度が高ければ青白く見え、低ければ赤く見える。 写真用フィルムの場合、タングステンタイプでは3200°K、デーライトタイプでは5500°Kを基準にして設計される。