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世界初の新機能を満載して登場したイノンXl−Zが新たな機能を盛り込み、パージヨンアップしてより使い易くなりました
イノンXl−LZ/Xl−NZの登場です

絶妙なまでの水中バランスの良さ。EOS Kiss III に完全対応

CANON EOS Kiss シリーズに合わせ極限までコンパクトに設計されたボディは、ストロボアームを直接取り付け可能。また、マニュアルフォーカス操作/ズーム操作のシステムに、イノン独自の「ノンダイアルシステム」を採用し、ボディ横の小さなフォーカスノブを排除しました。これによってストロボ取り付け用のベースステーやフォーカスノブ用のグリップといった、重くてかさばるオプションを付け足す必要がありません。陸上重量約1.480 g、水中重量約190 g、W197×H151×Dl12 mm ※1とは、単なるカタログデータではありません。水中での撮影時は勿論、陸上の持ち運び時にも、軽量、コンパクトを実感して頂けます。その上、従来のEOS Kiss シリーズにも対応可能 ※2。お手持ちの機材を無駄にしません。
※1: X1-NZでの計測値
※2: CANON EOS KISS、NEW EOS KISS の2機種には、機種変更改造での対応となります。ご購入後の改造は、有価とさせて頂きます

左手でレンズを回し右手でカメラを握る。陸上一眼レフカメラと同一操作のノンダイアルシステム

イノンが開発したノンダイアルシステムは従来の小さなフォーカスノブに替わり、ポートの外周を回転する操作リング ※3 によって、マニュアルフォーカス操作 ※4/ズーム操作※5 を行うことの出来る画期的なシステム。陸上での一眼レフ掘影と同様、脇を締めた自然なフォームでの撮影が可能となる為、安定した手ブレの少ない撮影が可能です。その上、操作リングのギア比を約0.7 ※6 とし、素早い繰り出しを実現。例えば、 CANON EF lOOmm Macro では、最短まで繰り出す為に、レンズのマニュアルフォーカスリングを約1.5回転する必要がありますが、ノンダイアルシステムを用いれは僅か1回転。小さなフォーカスノブを何回転もする必要がある従来のシステムとは、比較にならない良好な操作性を確保しています。


[最短〜∞]までの操作が約1回転で済む為、操作リング(ズーム/フォーカスリング)に、使用レンズ本体のズーム指標/距離指標を書き写して、水中でも、ハウジング外部から、現在の画角や被写体までの距離を確認する事が可能となります。X1-NZ には、代表的なEFレンズのズーム指標/距離指標を元に作成された、目盛りシールを添付※7 ※8。マクロ撮影時や、水中での撮影データの確認にご利用になれます。
※3: 弊社Dome Port 使用時のみ、ハウジング本体のズーム/フォーカスリングでの操作となります
※4: 単焦点レンズ使用時
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※5: ズームレンズ使用時
※6: 弊社MF Port、従来のX1 port使用時.MRS Port 使用時は1.0となります
※7: EF 15mm Fisheye, EF 20mm, EF 50mm Macro, EF100mm Macroの単焦点レンズ、及びEF22-55mm, EF28-80mm ズームレンズ
※8: 無地の目盛りシールも添付。ご使用のレンズのデータを記入出来ます
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TTL オートストロボの水中脱着が可能に。周辺機器制御の要、光接続システム ※9

INON 従来の水中カメラシステムの最大の弱点はストロボコネクター部。電気の接点なので、−滴の水が入っただけで使用不能となるからです。それ故、トラブルも多く、セッティングに細心の注意が必要でした。イノンは、光信号でストロボを制御する「光接続システム」を開発する事で、この問題にピリオドを打ちました。
ハウジングから発信された光信号は、光ファイバーによってストロボへ伝えられます。防水の必要が無い為、コネクター部の水没によるリスクはゼロ。ストロボの水中での脱着は勿論、
水中でのストロボ増灯にも、弊社製/他社製 ※10に関わらず、様々な接続方法で柔軟に対応する事が出来ます。
Xl−LZ/X1−NZでは、ストロボを制御する光信号に、ターゲットライトの制御信号を多重化しており、更に進化した光接続が可能です。弊社リングストロボ「Z−22」の内蔵ターゲットライト ※11、弊社外付けターゲットライト「A1」※12をハウジング側スイッチの操作で瞬時にON/OFF可能。勿論、これらの接続時にもシャッター操作に連動してターゲットライトが消灯し、写真への写り込みを防止します。
X1−NZには光コネクターが2個、X1−LZには、光コネクター2個に加えて従来のニコノス5ピン電気コネクター1個を装備。光信号は、容易に2つに分岐出来る ※13為、Xl−NZで4個、X1−LZでは5個のストロボ ※14を、直接接続可能。更なるスレーブストロボの増灯 ※15にも対応しています。

※9: 詳しくは光接続のページをご覧下さい
※10: イノンZ−22、ニコノス用TTL調光ストロボ(ニコンSBシリーズ/シーアントシーYS−30TTLDuo、YS−90TTLDuo、YS−120Duo、YS−350TTLPRO)に対応します 
※11: 内蔵ターゲソトライトをハウジング本体から制御する為には、TTL調光センサーZ、或いはストロボキソトZが必要となります
※12: 本年発売予定(発売日未定)
※13: 光接続システムオプションのWケーブルを使用
※14: 弊社リングストロボZ−22の場合
※15: 弊社光接線システムによるTTL光スレーブケーフル接線、或いはワイヤレス1TLスレーブにて可能となります。詳しくは光接続システムのページをご賢下さい

マクロ撮影を強力にサポート。内蔵式シャッター連動ターゲットライト(X1-LZのみ)

シャッターを半押しにすると点灯。シャッターを離すと約8秒後に消灯してバッテリ−を節約。その上、フィルム露光時には自動的に消灯して写り込みを防ぐ、高機能タ−ゲットライトを内蔵。撮影動作を止める事無く、ボディ後部のターゲットライトスイッチで瞬時にON/OFF可能です。
更に、マクロレンズを用いた最短撮影時から、被写体に光が当たる無理の無い設計で、従来の汎用外付けターゲットライトのネックであった、
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面倒なコードの取り回しやコードからの水漏れリスク、取り付け角度合わせ、メイン電源のON/OFF、そしてスローシャッター時のライト光の写り込みを全てクリアしています。

臨機応変。ストロボのスイッチをボディ側で簡単操作。ターゲットライトのON/OFFも可能

リアボディ左下には、ストロボの発光を瞬時にON/OFF出来る「ストロボスイッチ」、右下には、内蔵 ※16/外付け ※17/ストロボ内蔵のターゲットライト ※18 全てをON/OFF可能な「ターゲットライトスイッチ」を内蔵。ハウジングを両手で構えたまま、
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※16: X1-LZに装備
※17: 弊社外付けターゲットライトA1(本年発売予定)使用時
※18: 弊社リングストロボZ−22使用時

アイポイントを伸ばすピックアップファインダーには、視度補正機能を内蔵

INON X1−NZ/X1−LZのピックアップファインダーは、独創的な光学設計(2つのレンズユニットから構成)によって、カメラ本来のアイポイントを、更に約17mm延長。マスク越しでも、ファインダー像をケラれる事無く、四隅まで見る事が出来ます。
外側のレンズユニットを回転させる事で、水中でも視度補正(±2dpt.)を無段階に行う事が出来ます。また、内側のレンズユニットには、光を知らせる緑色LED/ブザーを備え、ファインダーから目
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※19: ストロボがTTL発光にセットされている時。マニュアル発光の際には、露出適正、及び露出オーバー時に、LED/ブザーー共に作動
※20: ニコノス5ピン電気コネクターでの接続時のみ作動

自動的に点灯する液晶パネル照明LED

INON シャッター半押しだけでなく、カメラに操作を加えた際、自動的に点灯して、その後消灯する液晶パネル照明LED。情報を見たい時はいつでも、液晶パネルが明るく照らし出されているのです。約8秒間の点灯後、自動的にOFFへ戻ります。点灯させる為にボタンを押すという、煩わしい動作は必要ありません。光源のLEDには、高輝度、低消費電力タイプを採用しています。

カメラセッティングが容易な3次元カメラガイドシステム

カメラのセッティングはいとも簡単。ハウジングの中心へ、カメラをそっと落とし込むだけで、ガイドシステムがカメラを定位置へ誘導します。後は固定ネジを締めるだけ。ギアの噛み合わせでイライラしたり、わざわざガイドレールを取り付けたりする必要もありません。 INON

その他

レンズポートには、ノンダイアルシステム対応のMFPortシリーズ、MRSPort、そして従来のX1Port全てを使用する事が可能 ※21。多彩なレンズワークを楽しめます。その上、全てのポートには、マルチコーティングが施された光学ガラスレンズを採用。フレア/ゴースト等の発生を抑えて、プロフェツショナル撮影にも応えます。防水の要、メインOリングには含油タイプを使用。−定期間、オイルが自然に染み出してOリングを保護します。色は黄色、Oリングの大敵である髪の毛やごみが付着しても見つけ易いのです。メインOリングが接する、リアボディのOリング結合面も、凸部に守られ傷つき難くなっています。 不用意に開くことの無い、ロック付きバッチン錠を採用。水中での不用意な事故を防止します。 万−の水漏れを知らせるリークセンサー内蔵。ファインダー内線色LEDの点滅とブザーの2通りで確実に知らせます。 ※21: 詳しくはX1Portのページをご覧下さい

■キャリングベルト S:¥1,500/L:¥1,500
陸上での持ち運びに便利。全長240mmのレギュラーサイズと、全長300mm、アームフロートSが取り付けられ持ち運びが一層楽なLサイズがあります。
■ボディキャップ          ¥4,700
持ち運び時や保管時に、ポートOリングとの接触面を保護します。気圧の下がる航空機での輸送を考慮して、空気が抜ける構造になっています。