トメソデには縁がない


2001年9月。
高知西南部には未曾有の大豪雨。
夕方のテレビで国道が寸断され大月の一部が孤立しているとのニュースを聞きました。
ちょうどシパダン出発の前日でした。
フリッパーズの矢野さんに安否確認のメールを出しておいたところ、 柏島は無事で「トメソデ」がいるとの返信でした。
「トメソデ」の文字に異常に反応する私。
実は1年前に見逃していたのです。
昨年夏にフリソデがみたいとリクエストしたとき、「トメソデならいますよ」とのブリーフィングで後浜へ。
矢野さんはしっかりフリソデを見せてくれました。
同時「トメソデ」が何かも知らない私は、かなり大きなフリソデだったので「トメソデ」といっているのだろうかと思っていました(矢野さんは時々つまなないおやじギャグをいいます)。
後で図鑑をみてやっと「トメソデ」の意味がわかりました。
前日までは本当に「トメソデ」が居たらしいです。
今度こそはと帰国後電話で矢野さんに確認し、その週末に日帰りで柏島へ。
テレコンを入れ準備万端でいざ後浜へ。
珊瑚の中を探す矢野さんの横でじっと待ちますが、いくら待ってもみつかりません。
これで2年連続のミアミスです。

フリソデ

トメソデのはずがいつの間にかフリソデに変わっていました


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