登場人物紹介


アトランとアルコンサイクル


アトラン

紀元前9000年ごろ、当時のアルコン帝国皇帝ゴノツァル7世の甥として生まれる。アトランティス植民地の司令官として地球に赴任し、その滅亡時に地球に取り残される。2040年、人類が恒星間航行技術を手に入れたことを知ると、宇宙船を手に入れようとしてローダンと対立する。しかし、その後和解し、よき友人となる。2044年、アルコン帝国皇帝に即位、2115年に退位し、USOを組織した。
細胞活性装置保持者。


ローリー・マルテン

2017年生まれ。ミュータント部隊隊員。ラルフ・マルテンとアンネ・スローンの娘。テレパシー能力のほか、物体をすり抜ける能力も持つ。性格は直情的でそそっかしい。2436年、ローダンの影武者を護衛中に射殺される。
細胞活性装置保持者。


マルセル・ルゥ

太陽系艦隊の少尉。レンズ・フィールド・ジェネレーターを開発し、ドルーフ空間に足を踏み入れることに成功した。大尉に昇進後、惑星ハーデス基地司令、軽巡<カリフォルニア>艦長などを歴任。



バルドゥル・ジケルマン

太陽系艦隊の中佐、のち大佐。旗艦<ドルスス>艦長として、対ドルーフ戦争で第一線で活躍。


ホレース・O・ミュロン

真正民主主義同盟のリーダー。ローダンの暗殺を企んで逮捕され、追放される。対立していたウォルター・S・ホランダーを倒した後、植民地グレイビーストの実質的な指導者となる。植民地解散後は艦隊に編入。


ガンター・チェリッシュ

太陽系艦隊の中尉。ミュロンたちを監視するためにグレイビーストに送り込まれたが、しだいにミュロンと深い友情で結ばれるようになる。ピープシー襲来時には、撃退に重要な役割を果たした。「思慮深い無鉄砲者」といったタイプ。


トマス・カーディフ

2020年生まれ。ローダンとトーラの息子だが、その事実を隠して育てられた。母トーラの死後、ローダンが母を死に追いやったと思い込み、公然と反乱を起こす。アンティと手を組み、何度も銀河に危機をもたらした。2103年、ローダン専用の細胞活性装置を身につけたため、副作用が起こり、それが元で死亡。


オノト

ドルーフの首席科学者。リニア航法、時間凝固装置など、数々の大発明を成し遂げたが、とりついていたエルンスト・エラートの影響による部分が大きい。