惑星ファンタンに居住する種族。体長は約150cmで、緑の鱗に覆われた円筒から何本もの触手が生えた姿をしている。円筒の上部にはいくつかの小さな黒い穴があいており、これが目や耳の役目をしている。ゲーム「ドルアーガの塔」に登場した「ローパー」というキャラクターを思い出してもらえば、姿の想像がつくだろう。
　彼らは男女の区別がなく、分裂することによって繁殖する。会話は音ではなく、触手の複雑な動きによって行われる。知性は高く、自前の宇宙船ももっているが、あまりにも考え方などが異質なため、コミュニケーションをとるのはきわめて困難である。また、すべてのヒューマノイド種族を憎んでいる。
　1971年の地球侵略が失敗して以来、本星は鎖国政策をとっているため、出会える可能性はほとんどない。