ドルーフ
種別:ヒューマノイド系列:−
出身:ドルーフォン関係:敵対
遭遇頻度:無知性:高

 「ドルーフ宇宙」と呼ばれる異空間の最有力種族。身長3〜3.5m。巨大な体に2本の手足を持ち、ぱっと見ヒューマノイドのように見えるが、全身を黒褐色のなめし皮のような分厚い皮膚に覆われ、頭部は丸く、4つの目をもつ。耳、鼻にあたる部分はなく、かわりに額から1本の触角が生えており、これが交信器官の役割を果たす。口の部分にはオウムのような嘴が生えている。腕の先には指の代わりに4本の触手が生えている。会話は音声ではなく、触角の先から発信される超音波によって行われる。知能はきわめて高く、巨大な星間帝国を築いている。
 2040〜2044年に起こった「ドルーフ戦争」においての強敵であったが、2044年にドルーフ宇宙への入り口が消滅し、それ以降は彼らと出会うことはない。
 ちなみに、「ドルーフ」という名は初めてドルーフ宇宙へ入り込んだテラナーが、そこで出会った芋虫に似た生命体の鳴き声からとったもので、元々は別の種族を指していた。