●過去の車達
駿河屋の若い頃は単車乗り。
この車は流石に腐っても鯛。
6700CC、300馬力超のエンジンはどんな速度で走っていてもアクセル踏めば前輪が持ち上がる感じの加速感。マフラーの腐蝕脱落以外に大きな故障も無く、イリノイからボストンまでの5000km旅行にも苦も無く耐えた。 帰国して乗用車に乗っていたが、下の娘が生まれてワンボックスのいすゞファーゴ(9人乗り)に乗り替えた。そして三菱デリカを経てトヨタのランクル。ファーゴ、デリカは子供の成長と共にあった車。ファーゴで幼稚園帰りの子供達を10人以上乗せて運んだり、駅前の駐輪場で娘の自転車をピックアップしたり。横浜から勝田市に引っ越したのもこの車と一緒だった。
神戸の女子大に行っていた長女殿が神戸地震に遭った時に活躍したのはデリカ。 ランクルは70型ディーゼル4200CC、FRPトップ、板バンパーにウィンチ付きという可愛い奴。単身赴任の3年間、毎週末にひたちなか市-秦野市の往復400kmの不得意な高速道路の旅も元気に走ってくれた。
そして今年2月、ワーゲンバス伝兵衛号との出会い。駿河屋56歳にしていよいよ、文句も言わずに良く働く召使としての車から、喜びも苦しみも分かち合う相棒としての車へ。 ●伝兵衛号との出会い 2002.3.3
2月16日、ゴルフで茨城の宍戸GCまで遠征した帰路、大船で女房殿と次女殿を拾い、へっころ谷でほうとうを食べた道すがら、車屋のガレージの中に座っている姿をチラと見掛けた。
次の日改めて見に行って、オレンジ色の72年製キャンパーが気に入った。でも、欲しいが何かが踏み切れない。古いから? 故障が多そうだから? スピードが出ないから? 左ハンドルだから? エアコンがついてないから? どれも引っ掛かるが、決定的な否定条件ではない。 結局、契約しないで帰ってきた。 買わなかった駿河屋をどうぞお許し下さいませ m(_ _)m ----
数週後のゴルフの帰路、たまたまいつもと違う道を走って、又、バスを見掛けた。相模原のマルク自動車。一旦はギブアップしたつもりだったが、また出会うとはバスに縁があるのか? ふと<この車に変えたらライフスタイルを変えられるかもしれない>と思った。ゴルフ、買物のアッシー君、年に一度の家族旅行だけの屋外生活を『週末は家族と川辺でゆっくりピクニック』も含めた生活に。
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