いちろう通信
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平成25年度予算に対する市議会公明党の要望項目

要望1:新公会計制度(企業会計方式)の実施による行財政改革

市の回答
東京都方式を採用している町田市を視察し、課題となる 全公有財産のリストアップと価値の掌握作業を研究する。



要望2:公共施設に太陽光発電パネルの設置など、自然エネルギーの 積極的活用

本市教育の環境整備について

市の回答
公共建造物の維持改修の時期に合わせて発電スペースの貸し出しや売電を考えている。現在、候補地として美加の台の*コミプラ跡、日野のコミュニティーセンター、楠小学校、長野中学校の4か所が有力と判断している。市庁舎内では地域福祉課の2階屋上に設置予定。


要望3:活性化戦略の一環としての企業・教育機関等の市内誘致

市の回答
市内外で生産活動をする企業の移設先に本市を選んでもらえ
るよう複合機能地域(小山田、下里、日野・加賀田、清水・岩瀬、河合寺)などの土地利用を促進する。


要望4:*森林セラピー基地等を含むグリーンツーリズムの推進

支え合いを育むまちづくりをしよう!

市の回答
森林セラピー事業は奥河内のイメージアップに繋がるため、 滝畑地区などを候補地として近く庁内(研究・検討)会議に諮り、推進に 向けた取り組みを始める。



要望5:放課後児童会の全学年への拡大と放課後子ども教室の全面展開

支え合いを育むまちづくりをしよう!

市の回答
25年度は対象児童を4年生まで拡大する。その後は状況を 見ながら6年生まで拡大する予定。



要望6:中学3年生までの通院医療費の無料化(助成)の実施と保育園の

延長保育料の公私間格差の是正

市の回答
近隣他市に差をつけられないよう全庁的に検討し、財源の確保 ができ次第拡大する。延長保育料の公私間格差の是正については、25年 度に各保育園と協議の場を設け検討する。



要望7:介護・医療・福祉・子育てなどを視野に入れた(健康寿命を延ば す)

かわちながの版ポイント制度の確立

市の回答
25年度に全庁の主幹級以下で構成する研究会を設立し、他市 の事例の報告を基に検討していく。



要望8:公立学校施設の非構造部材の耐震化に向けた総点検

支え合いを育むまちづくりをしよう!

市の回答
防災教育の一環として積極的に取り組む。



要望9:各証明書のコンビニでの交付

市の回答
国が発行準備をしている*マイNo.カードの発行(H27年 1月発行予定)の動向を見て事業展開する。



要望10:高齢者にわかりやすい公報(公文書等)・窓口対応などの実現

市の回答
短期:25年度から公文書の文字のサイズを大きくすることや 一部カラー印刷も始める。
中長期:3世代同居・近居促進事業や*市民後見制度の実施準備 を進める。



用語解説:

*新公会計制度
市が現在行っている現金主義・単式簿記(大福帳)の手法ではなく、一般民間企業が行っている発生主義・複式簿記による公会計のこと。

*コミプラ跡
開発団地等の生活排水とし尿を集合処理する施設跡。

*複合機能地域
民間活力を活用し土地利用を積極的に進める地域。

*森林セラピー
森林浴を一歩進めたもの医学に裏付けされた森林を利用した健康維持や疾病の予防を行う。

*マイNo.カード
社会保障・税番号制度のこと(国民共通番号制度)。

*市民後見人制度
判断能力がなく、自ら法律的な契約行為ができない人を第3者である市民がサポートする制度。

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