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10.契約書を作成するにあたって心掛けたいこと

●「売る」「使う」と「創る」は、表裏一体
 「創る」ためには、お客様が「売る」「使う」手法を、どのようにおこなって
いるのかを、確実に把握していなければなりません。メ−カ−としては、
自社で生産出来る素材を利用して、それに他の素材を付加してアッセン
ブル(組立て)することが使命ですが、場合によっては、お客様の「ニ−
ズ」や「営業戦略」によって敵のメ−カ−から素材供給を受けたり、他の
会社や個人が所有するノウハウや「著作権」「特許権」「商標権」の使用を
許諾してもらわなければならないこともあります。


●営業担当者は、会社の代理人!
 営業担当者と、それぞれのお客様との関係は、会社の代理人としての
ポジションになっています。会社の看板を背負って仕事をしているとはい
え、お客様に製品を供給する責任は「会社の代理人」である担当者であ
り、「会社」はお客様に対して、損害が発生した時に、その補償に応じる
責を負うのが実状です。


●製品の「生産」「アッセンブル」等に必要なリスク管理
 自社の素材に関するトラブルであれば、当然に自社で処理しますが、外
注で生産品させ、外注でアッセンブルし、外注で運送する場合、担当者
は外注先との契約内容(「権利」「義務」)を明確にし、管理しておかなけ
れば、責任の所在が不明確になり、担当者自身が危険な状態にさらされ
てしまうことになります。


●契約書作成にあたって大事なこと
 契約書の内容に、「権利の主張」や「義務の履行」を、依頼人の営業戦
略や将来設計、更に安定的な債権の回収と、その担保される義務に合
わせて、実際の取引をシミュレ−ションしながら総轄理解し、信義則に従
った内容にするということ。


●契約当事者双方の衡平性
 契約締結の妨げになる一方的な条件付加も、当事者双方の衡平を保っ
た表現により、相手方の契約の履行を促がすことができます。


●契約自由の原則
 民法や商法を一般法として記述するのはもちろんですが、その業界の
特別法規も調査の上、「契約自由の原則」に従った安全性を保った内容
を記載することが大切です。


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