しつけ話〜伏せ〜


さて、最後になりました。伏せです。



これまでのコマンドは、だいたいチョコはすぐに理解したのですが、
(実にお利巧なワンコです!)「伏せ」の状態というのは無理にポーズをとらせようとしてもだめです。

だからチョコパパは、こういう方法で教えました。

まず、チョコパパはしゃがんで、片足を三角座り(懐かしいですね〜)の状態にします。
その外側にチョコを「おすわり」させます。
立てた足の下から腕をくぐらし、おやつを持っている手をチョコに見せます。
食いしんぼのチョコは、当然首を下げて覗き込もうとします^^;
そのまま、チョコが足の下をくぐるようにおやつで誘導します。
すると、自然と体は「伏せ」のポーズになります。お尻があがっていても、くぐる途中でちゃんと下がるはずです。
そのとき「伏せ」「伏せ」と、何回も声をかけて、コマンドを教えます。
足をはずして、「伏せ」の状態のままおやつをあげます。
すぐ起き上がってしまったり、おすわりのポーズをしてしまったら、おやつはあげません。また最初からやり直します。

これは、「伏せ」というポーズがどんなものかをチョコに教えるためにとっても有効な方法でした。

そのうちに、足を使わなくても「伏せ」と声をかけるだけでできるようになりました。



同じ方法を応用して、「飛べ」遊びを開発(?)しました(^^)

立てた膝の外側にチョコを座らせ、「飛べ」といいながら膝の上で指で放物線を書きます。
チョコは指差したとおりに、ピョン、と飛び越し右から左に移動します。
そしたらまた、逆方向に放物線を書きます。
「飛べ!」ピョン。「飛べ!」ピョン。「飛べ!」ピョン。…

おもしろいですが、ダックスは腰が弱いので、飛ばせる膝は高くあげないように注意しましょう!
我が家では足の下はくぐれないぐらい低〜くして、遊んでいます。



ほかに「おいで」…しゃがんで腿をたたいて呼ぶ・手招きする
    「よし」  …「待て」の解除(うなずいてみせる)
    「だめ」  …叱るとき(首を横にふる)
                              などを多用しています。


コマンドで従うようにするのは重要ですが、いきなりは無理です。
うちでは、チョコが理解できるように工夫することを心がけてきました。

チョコは幼犬のころ、コマンドより手振りを見て、なんの動作を要求されているのか理解していたようです。
ですから、必ず目を見ながら、コマンドをはっきり声に出し、さらに手振りを加える!という方法を実践してきました。


                   「まとめ」のコーナーで詳しくお話します!