しつけ話〜トイレ〜
話はさかのぼりますが、チョコが来てまっさきに行ったのは、トイレトレーニングでした。
我が家では開閉式の扉がついたケージの中を、半分は古いバスタオルなどを敷いてベッドにし、半分はトイレトレーを置いています。
チョコがおしっこをすると、トレーにあわてて運び(その間ポタポタたれていますが…)残りのちょびっとでもシートで出来たらほめてあげました。
それと並行して、掛け声でトイレができるようにしつけをしました。
エサを食べた後、数分後にケージにいれます。
ケージの扉を閉めて、チョコがトイレトレーの上に立つと、
「おしっこ、おしっこ♪チョッコちゃ〜ん、おし〜っこ♪」
「う〜んち♪が〜んばれっ♪う〜んち♪う〜んち♪」
と延々声をかけます(歌うように…)
知らない人が見たら、かなり怪しい光景だったでしょう(-_-;)
「ここでいい?ママ」と言いたげに、チョコは目を見つめながらオシッコします。
排泄がすんだら、ケージから出してほめてあげます。
これを毎日毎日、本当に根気よく二人でしつけました。
1月はチョコママのお友達が、たくさん遊びにきました。
お友達にもいろいろなトレーニングを協力してもらったものです。
みんな犬好きで、小さなチョコをかわいがってくれたので、
チョコは人間(とくに女の人)が大好きな子になりました。
いまだに好きなお友達がきてくれるたびに、お腹を出してウレションの嵐で出迎えて困ってますが(^_^;)
チョコも「ここでおしっこしたら、みんなにほめてもらえる」と分かってきたようで、失敗しながらも徐々にトレーでするようになりました。
甘えっこのチョコには、ほめてしつけるのがむいていたようです。
その甲斐あって、チョコは生後3ヶ月半程度で、掛け声でおしっこができるようになりました。
チョコママが出かける前に、掛け声でオシッコやウンチをさせられるようになったので、これはとても便利でした。
春がきた頃には、別の部屋で遊んでいても、
自分でトイレに走っていってオシッコやウンチができるようになりました。
これで留守中チョコをケージに閉じ込める必要がなくなったので、
チョコママがどんなにうれしかったか、おわかりいただけるでしょうか!
初めてチョコが自分からおしっこしに走ったのを見たときには、
あまりにいじらしい姿にウルウルしました(;_;
大きくなった今、掛け声で排泄させることはもうなくなりました。
トイレトレーニングが完璧すぎたのか(?)お散歩できるようになっても
外ではウンチもオシッコもしません。
外出から戻り足を拭くと、そそくさとトイレに入って用を足す姿は愛らしいです。
未だにオシッコするときはクルクルした瞳でこちらを見つめているし、
トイレの後はうれしそうに走り寄ってきます(^^)
食糞にはかなり長い間悩まされました。
留守がちだったせいもあり、すぐにかたづけられない場合があったので、
なかなか治せませんでした。
ビターアップルをかけたり、唐辛子エキスの薬をエサに混ぜたり…
どれもこれも大した効果はありませんでした。
とにかくすぐに片付けてしまい、おもちゃや遊びで気をそらす方法でなんとか乗り切りました。
ところが、思ってもいなかった方法で食糞が治まりだしました。
これは、ごく最近のことなのですが、
チョコママが仕事を変え、時間的に余裕ができたのです。
それまでお散歩は家の近所の公園で出勤前に15分ぐらいですませていました。だけど、休みの日だけ行っていた広い公園で、毎日1時間ぐらい遊ぶようにしたのです。
運動量が増えたからなのか、
ほかのワンちゃんや飼い主さんとのコミュニケーションのおかげなのか、
ただ単にチョコが成長したからなのか…。
気付けば、ウンチした後さっさとトイレから出てくるようになっていました。