チョコとの出会い


チョコが我が家に初めてきたのは、2002年1月3日の夕方でした。

チョコを飼う事になったいきさつがあります。
神奈川の姉夫婦が、今年のお正月にMシュナウザーの“まる”を連れて大阪に帰ってきました。
1月2日、チョコパパたちのおうちに“まる”を連れて遊びにきたのです。
初めてのおうちが珍しいのか、家中トコトコと探索する“まる”…その断尾したちっちゃいしっぽをプリプリ振った姿を見て、チョコママの心はうずきました(゜-゜)

チョコママには、実家で17年間一緒に暮らしたシーズーのゴンちゃんというワンコがいました。とてもよいワンコでした。



でも、チョコママが新婚旅行に出かけるちょうど1週間前に、老衰でこの世を去ったのです。
弟同然だったゴンちゃんを失ってから、チョコママの心の中になにか空虚なものがずっとありました。
でも、新婚生活の忙しさにまぎれて、普段は表面にでてくることはなかったのです。

“まる”がトコトコしている姿を見たとき、ゴンちゃんと過ごした日々がよみがえりました。
姉夫婦が帰ったその夜、チョコママは夜中の3時まで(!)ず〜〜っと泣いてチョコパパを困らせました。

次の日、チョコパパはチョコママをペットショップに連れて行ってくれました。
チョコパパもチョコママも、その時は本気で犬を飼うつもりではありませんでした。、ただ、仔犬を見て少しでも慰めになったら…とチョコパパは思ったのでしょう。
チョコママも、ゴンちゃん以外の犬に愛情を注げる自信がまだありませんでした。

調べて行ったペット屋さんには特に心ひかれるワンちゃんもいず、帰り道、通りすがりに立ち寄ったペット屋さんに、チョコがいたのです。
最初コーギーの仔犬を抱っこさせてもらったチョコママに、お店の人が、まだ小さいから売り場に出してないダックスの女の子がいると教えてくれました。

その仔犬こそ、チョコだったのです!!



抱いたらつぶれてしまいそうな細い小さな体で、大きく目を見開いて尻尾を激しく振るチョコ…
チョコママは、瞬間、この子やっ!と思いました。
チョコを見て(落ち着きが無さ過ぎる…)(^_^;)と感じたチョコパパを尻目に、チョコママは即座にチョコを連れて帰ることにしました。

帰りの車の中、チョコを胸に抱きながら、この子を大事に、幸せにしよう!と強く決心しました。チョコパパもうれしそうでした。ゴンちゃんが見守ってくれてるような気がしました。

こうして、チョコは我が家の子になったのです。