高周波高圧電源装置の製作

この装置は交流の高圧電気を発生させることができ、容易に放電をさせることが可能です。
またオゾンの発生やプラズマボールなどの面白い実験にも応用できます。
しいていえば誘導コイルと同じようなもの考えていただければ結構です。

この回路は高い電圧(20KV〜30KV)を発生するので非常に危険です。自己責任で製作してください。



高周波高圧電装置の仕組み
まずは高周波を生み出すためにタイマICの555を使って簡単な発振回路を作ります。
そしてこの高周波をパワートランジスタに入力して増幅します。
この増幅された高周波を自動車に使われているイグニッションコイルに加えると20KV〜30KVの高周波高電圧が発生します。
イグニッションコイルは一種の変圧器でエンジンの点火のスパークを発生させるために使われています。

■部品表

IC NE555 1個
コンデンサ C 0.01μF 1個
抵抗器 R1 1KΩ 2個
抵抗器 R2 100Ω・1W 1個
半固定抵抗 VR 20KΩ 2個
トランジスタ Tr 2N3055 1個
イグニッションコイル   1個

イグニッションコイルは、自動車解体屋で買うことができ500円ほどで入手できます。
電話帳で自動車解体を調べると見つけられると思います。
自動車には詳しくないのですが下の写真の左がスカイラインのイグニッションコイルで右が軽自動車の物でした。

イグニッションコイル

■製作

 下の回路図のように部品をユニバーサル基板などに組み立ててください。
 トランジスタはかなり発熱するので適当な放熱器に取り付けてください。
 またR2は1/4Wの抵抗を使っていたのですが、黒く変色していたので手持ちの100Ω・5Wの物に変えましたが1W程度の物で十分だと思います。

回路図 完成品

■作動確認
 5A程度の直流電源につなげると発信音がかすかに聞こえると思います。
 イグニッションコイルの「高圧」と「−」を近づけるとアーク放電が起きます。
 放電が起きない場合は2つの半固定抵抗を調節すると放電が始まるはずです。
 コンデンサの容量を変えてみることによっても放電の様子が違います。あまりに容量を減増させると放電しなくなるので注意してください。

放電の様子

  
■注意
 ・この回路は高電圧を発生させるので非常に危険です、細心の注意を払ってください。
 ・また感電の恐れがあるので通電中は装置に触らないでください。
 ・高周波なので感電してもあまり痛くないこともありますが、十分火傷を負わせさせるパワーがあり、紙など十分に燃やせます。
 ・この回路の製作・使用等によっての不具合・傷害等については責任はとれません。あくまでも自己責任です。

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