2009年12月15日〜17日
 義経ゆかりの地といえばまずは出生の地である京都、合戦のメインステージである西日本、そして逃避行の物語が展開される北陸・東北地方…。ほぼ全国に足跡を残している義経ですが、関東地方の史跡は少ない…。鎌倉を中心にそれなりの期間たしかに在住していたはずなのに、ゆかりの史跡や伝説は少ない…。と思っていたのですが!探せば意外とあるのですね。茨城在住の義経ファン仲間もち様から、珍しい常陸坊海尊ゆかりの寺社が、そして筑波山には弁慶ゆかりの史跡があるとの情報をいただき、もち様ナビゲートのもと(本当にお世話になりました!ありがとうございます)、茨城旅行を堪能してまいりました。そしてさらに足をのばし、千葉県は銚子市、房総半島の最東端に位置する犬吠埼も訪れました。この地には義経の愛犬にまつわる哀しい伝説が残されています。
 初めて茨城を訪れてまず何が驚いたといって、関東平野の広大さ!関西の山間部に住んでいる私には、東西南北どこを見ても遮るもののない見晴らしの良い大地はちょっとしたカルチャーショックですらありました。そのなかに忽然とそびえる筑波山の山容のまた神々しいこと!古来から霊山として崇められてきたというのも納得です。

大杉神社(安穏寺)犬吠埼(千葉県銚子市)筑波山

大杉神社(安穏寺)

大杉神社・鳥居
 まずは常陸坊海尊ゆかりの大杉神社へ。大杉神社は「あんば(海場)さま」と呼ばれ、古来から常総内海で暮らす人々に篤い信仰を寄せられてきた古刹です。あらゆるお願い事をかなえてくれる「夢むすび」の神社として今も年間50万人の参詣者が訪れるとのこと。
 道路沿いの鳥居の両脇に狛犬のようにドーンと鎮座まします天狗様、インパクト大!向かって右がカラス天狗、左が鼻高天狗で、それぞれ「かない天狗」「ねがい天狗」というありがたいお名前がついてます。この神社ではもともと眷属としてカラス天狗が崇められてきましたが、文治年間に鼻高天狗がやってきて数々の奇跡を起こし人々を救ったことから、カラス天狗と鼻高天狗を陰陽一対として祀るようになりました。この鼻高天狗がまさに、常陸坊海尊その人なのだと伝わっています。

大杉神社/境内自由(授与所は8:00〜17:00)
JR下総神崎駅から車で15分

大杉神社公式サイト 



大杉神社・社殿
鳥居をくぐるとまず極彩色の豪華絢爛な社殿に目を奪われます。龍に鳳凰、麒麟に虎に亀、四季おりおりの花鳥…社殿のぐるりを鮮やかに飾る多彩な彫刻を眺めているだけで楽しい!
 境内には神社の詳細を記す案内板が設置されています。それによると…
 
文治年間(1185〜1190)になると源義経の眷属であり、武蔵坊弁慶とともに活躍した常陸坊海存が社僧として大杉大神さまに仕え、多くの奇跡を示しました。文治五年九月二十七日(1189)、海存坊はあんばの地から忽然と姿を消し、人々は海存坊が大神さまの御眷属であったことを知るにいたりました。巨体、紫髭、碧眼、鼻高であった海存坊を祀るため似姿を像に刻んだのが天狗信仰へと発展しました。これが現在のねがい天狗・かない天狗のおこりだといわれております。
 文治五年の九月末頃というと、義経が亡くなって約半年後、奥州を制圧した頼朝が平泉を発った頃…。茨城・埼玉の伝説によれば静御前が没した頃…。海尊(ここでは「海存」)はいったい何を思ってこの地を去り、いったいどこへ向かったのか…。
 それにしても「巨体」「鼻高」はともかく「紫髭」「碧眼」って…海尊あなたはいったいどこのお国の方ですか!?明らかに日本人ではない、というかふつうの人間ではないっぽいそんなお方が何故義経に仕えていたのか…。天狗伝説というのも牛若ゆかりの鞍馬寺との関連を思わせますし、信憑性云々は別として、無限の歴史ロマン、歴史ミステリ(そして妄想)をかき立てられる伝承であります。




大杉神社・石碑と「海存」の文字

 色鮮やかな大杉神社の社殿の横には、うってかわって渋い安穏寺の本堂があります。境内入口には「常陸坊海存」の名が刻まれた大きな石碑が!そして社殿にも「海存坊」の大きな文字が!常陸坊…愛されてますね。 義経と最期をともにせずひとり逃げたことから、ひきょう者とか裏切り者呼ばわりされることもある常陸坊。でも彼はもともと出自のわからない謎の人物で、実在したかどうかもあやふやです。史跡も逸話もろくに残されてない…。ここ常陸国でそんな彼が偉大な天狗様として人々にいまも愛され崇められているというのは、義経ファンとして何とも嬉しい話ではありませんか。

オミヤゲ情報

厄除け最中\110
神社駐車場そばにあるお土産物屋さんでは天狗をかたどった最中が販売されています。白いカラス天狗はゆずあん、キツネ色の鼻高天狗はつぶあん入り。天狗のかたちの最中というだけでもレアで嬉しいのに、この最中、お味も最高です。とくにカラス天狗のゆずあんの美味しさは感動もの。和菓子好きの方に絶対オススメです。

夢むすび御守\1000
夢を「むすぶ」神社らしく、結び目がモチーフになった可愛いお守り。カラス天狗と鼻高天狗が仲良く並んでる台紙イラスト(お手手つないでるようにみえる)に心奪われてしまいました…(笑)

勝守(もち様が後日御送付くださいました。ありがとうございます!!)
「源義経がその兜に入れて戦に臨んだ」とされる勝負のお守り“勝守”。義経の熱い闘志を表すかのような燃え上がる炎のデザインといい、「
源義経圧勝の被符」と記された立派なケースといい、義経ファンなら感涙にむせぶことまちがいなしの素晴らしいお守り。叶えてくれる願いはたったひとつだけ、というのも、宿願のため無心にまっすぐ突き進む義経のストイックさと重なります。

犬吠埼(銚子市)


犬吠埼・灯台
 二日目は関東最東端、千葉県房総半島の犬吠埼へ。ここは義経の愛犬「若丸」(「犬若」とも?)が義経都落ちの際この地に置き去りにされ、七日七晩鳴き続けて岩と化したという伝説が残されています。犬吠埼という地名はまさにその義経の愛犬にちなむもの。その犬の姿とされる「犬岩」も残っています。実際に義経が逃避行の際にこの地を通過したのかどうかは不明で、そもそも義経に愛犬がいたのかどうかすら怪しく、たまたま犬に似た岩があってそれを義経伝説に重ねたというのが実情でしょうが、そんな伝説が生まれるほどこの地でも義経が愛されていた証なのだと思うと嬉しくなります
 ちなみにこの日は天気が悪く、犬吠埼に到達する頃にはみぞれまじりの小雨が…。犬吠埼の灯台は世界灯台100選、日本の灯台50選にも選ばれており、青い海と青い空をバックに立つ白亜の灯台は絵のように美しい…はずなのですがこの日は悪天のため、どこからどう見ても現場はサスペンス劇場。どうですこの写真。(一番上)いまにも火サスのテーマBGMが流れてきそうです。
 せめてお口直しに、もち様が前年秋に撮られた心洗われるすばらしい晴天の写真(下2枚)をどうぞ。

犬吠埼灯台(資料展示館併設)/営業時間8:30〜16:00 料金・大人\200(小学生無料)
JR下総神崎駅から車で15分
 

犬若バス停
 犬吠埼の地名の由来となった犬岩は当然ながらこの近くにある…わけではなく、犬吠埼灯台から数キロ離れた南側の岬にあります。現地付近にはとくに説明や案内板などもなくわかりにくいので初めて行く人は注意!
 犬岩の岬の近くには「犬若」なるバス停もあり、犬若の名を冠したお店もちょこちょこあって、知る人ぞ知るスポットではあるようです、が…もうちょっと案内に力を入れてほしいな〜銚子市観光課の方!バス停の「若」が「若」になってるのもやるせない。



犬岩
 犬岩発見…!これはまさしく、耳のピンと立った日本犬の凛々しいシルエット。海のほうを向いて横たわる後姿のなんていじらしいこと…!案内板によると、義経が頼朝に追われて逃げる際、愛犬の若丸が平家の怨霊に取りつかれたためやむなくこの地に残していったとか…義経を慕う若丸は海に向かって七日七晩吠え続け岩になった…。主人と引き離されるわんこ、それだけでも可哀想なのに、なんでまた平家の怨霊が出てくるのか。いくらしつこい平家の怨霊でもわざわざこの坂東の地まで来てわんこに取りつくほど粘着質ではなかろうに…。ちょっとこの可哀想すぎる伝説は犬好きとして看過できない。私なら、「鎌倉勢から義経を逃がすため単身この地に残り追手を蹴散らすも力尽き、主の去った海のかなたを寂しげに、でもどこか満ち足りた瞳で見つめながら静かに息絶えた忠犬…」というお話にするのに。そのほうが若丸も浮かばれよう…。そうするとこの犬岩も、哀れなだけではなく死してなお主を守る弁慶の立ち往生さながらの頼もしい姿に見えてきます。とにかくわんこネタにはとことん弱い私、大好きな義経と大好きな犬のコラボ伝説を目の当たりにできて感無量です。
 ちなみにこの奥には義経が千騎の兵で立てこもったという「千騎ヶ岩」、さらに銚子半島最南端の長崎海岸には二つの島からなる「宝満」(「九郎判官」の「ほうがん」がなまって「ほうまん」になったとか)など、義経ゆかりのスポットがあったのですが今回は確認できませんでした…また次回!(詳しくは銚子市公式サイト観光情報ページをごらんください)


まぼろし?の顔出しパネル
 犬岩エリアには犬岩以外とくに何もない(汗)ので、お土産物を買ったり食事をするなら犬吠埼灯台周辺へ。ふだんは観光客でにぎわっているそうですが悪天のため非常〜〜〜に空いてました(苦笑)。まさか…二年前の頼朝台風の再来ではあるまいな…?史跡めぐりで悪天になるたび思い出す、あれは未だちょっとしたトラウマ。
 灯台前の広場には義経の顔出しパネルが…あったはずなのですがこの日は見当たりませんでした(泣)シーズンオフだから片付けられちゃったのか?それとも破損するか何かして撤去されちゃった?行方が非常に気になります。どなたか続報求む…。もち様が写真を撮ってくれていたので貴重なパネルをどうぞごらんください。(どこまでも他力本願)白わんこ可愛い〜〜〜!!ご主人さま大好き!といわんばかりのはしゃいだ様子が愛しいです。

  お土産物屋さんの看板わんこ「クロ」
 灯台近くのお土産物屋さんに入ると突如黒いわんこがお出迎え、というか突撃。そしてスリスリ攻撃。かわいい〜!(のにへんな写真しかなくてすみません…わんこナデナデに夢中になってて…)お店の方の話によると、もともと捨て犬だったのが、このお店に拾われて飼われているのだそう。今ではお店の看板わんこ。いいお話ではありませんか!犬吠埼の愛されわんこ。お名前は見た通りの「クロ」だとか。クロ…クロウ…九郎…九郎義経…(妄想スイッチON)この地に残された義経のわんこも、きっとこの地の心優しい人々に愛され労られ、見守られながら心安らかに眠りについたにちがいない…!この地ならきっとわんこも寂しくない。


銚子ポートタワー駐車場の観光マップ
 犬吠埼灯台から北に数キロのところにもうひとつの観光スポット、太平洋を一望できる高さ57.7mの銚子ポートタワーがあります。その駐車場脇には銚子市観光案内マップが。犬岩の説明のところに義経様とわんこのツーショットーーー!汗ふきふきしてる義経様かわいい!そのうしろからちょこんと覗いてるつぶらな瞳のわんこも超かわいい!(若干キツネっぽいけど)でも、もうちょっとキレイに塗りなおしてくれるともっと嬉しいんですけど…。銚子市観光課の方!がんばって!!また来るから!名物ぬれせんべいも買うから〜!

銚子ポートタワー/営業時間8:30〜18:30(10月〜3月は17:30まで)
展望室入館料/大人\350小人\200(1F売店は入館無料)

オミヤゲ情報
冊子「新編・義経伝説〜東国・銚子と逃避行の謎」(\500)
千社札シール(\300)
犬吠マグネット(\350)

 ポートタワー1階のショップで「義経伝説」なる冊子発見!銚子をはじめとするこの周辺の義経主従関連史跡や伝承がまとめられています。東国に義経伝説が意外とたくさん残されていることを初めて知りました。これはもう一度来るしかあるまい…!
 千社札シールは銚子名物の各種背景と好きな文字を選んでプリントできるもの。もちろん犬岩イラストに「犬若」文字を選びました!もち様がこのシールを加工してかわいい木札をつくってくれました(写真右下)♪
 犬吠マグネット(写真中央)もポートタワーショップで購入。犬吠埼という地名なのにわんこグッズがほとんどないのがちょっと残念。わんこグッズもっと出して!
  千葉限定はろうきてぃ・犬吠埼バージョン
 その貴重な犬吠埼わんこグッズのひとつが、前年もち様からいただいたこの千葉限定キティ。しばわんこ風の着ぐるみを着たキティがカワイイ!でも棒に乗ってるのはなぜ…?と思ったら、犬+棒で犬吠(埼)にかけてるんですね。手にはしっかり銚子(銚子市)も持ってる。わんこキティのかわいさと脱力系ダジャレ(というかおやじギャク)にメロメロです。しかし現在売り場には見当たりませんでした…ひょっとして廃番になっちゃった?ギャグのセンスにクレームでもきたのか。
 

 筑波山
筑波山(シャトルバス車窓より)
 三日目は筑波山登山です。筑波山へはつくばエクスプレス・つくば駅から出ている直行筑波山シャトルバスを利用します。つくば駅から筑波山神社入り口まで約40分。広大な関東平野の真ん中に忽然とそびえる筑波山は二つの峰からなり、写真向かって右の峰は女体山、左は男体山と呼ばれ、古代より人々の信仰を集めてきた霊山です。多くの歌に詠まれてきた名所でもあり、最も標高の低い(877メートル)「日本百名山」としても知られています。
 この山にはさまざまな見どころがありますが、義経ファン的に要チェックなのは「奇岩怪石」めぐり。女体山付近には「大仏岩」「出船入船」等と名付けられた奇岩が登山道に点在しており、そのなかに「弁慶七戻り岩」なる奇岩があるのです。

 
筑波山ケーブルカー「もみじ」「わかば」
 バスを降り、筑波山中腹の筑波山神社にお参りした後はケーブルカーに乗って山頂を目指します。(登山道もありますがとてもそんな元気は…)ケーブルカーは二台、「もみじ」と「わかば」。私が乗ったのは赤い「もみじ」でした。これで標高差500メートルを一気に登ります。
 山肌の傾斜をグイグイ進んでゆくケーブルは、ふだんよく乗る鞍馬山ケーブルを思い出させてくれます。ただし鞍馬山ケーブルよりもずっと距離は長く(全長1600メートル・所要時間8分)、大木、奇岩も多く、途中でトンネルを通ったりもして見どころいっぱいです。

筑波山ケーブルカー/営業時間9:20〜17:00(季節により変動)
料金・片道大人\570小人\290
 

 
筑波山山頂(女体山)
 ケーブルカーでふたつの峰の間にあたる「御幸ヶ原」まで登り、そこから徒歩15分ほど登山道を登れば女体山山頂です。関東平野を見渡せる絶景スポット!でも怖い。柵も何もない狭い断崖絶壁から身を乗り出すのにはちょっと勇気がいります。
 南の方角には全国二番目に大きい湖である霞ヶ浦、さらにその先には太平洋がぼんやり見えます。(写真ではわかりません・笑)義経の逃亡ルートが一般に知られている北陸ではなくこの太平洋の海路ルートなのだとしたら、この先まだまだ未知の伝説や物語が眠っているかも…なんてことを想像(妄想)するのも楽しい。
 

 
奇岩怪石めぐり
女体山山頂から交通拠点つつじが丘バスターミナルまではロープウェイでも降りられますが、登山道ルートではさまざまなかたちの奇岩怪石に出会えるので、歩いて降りましょう。ただしかなり急勾配の岩場なので、ちょっとした本格登山の様相です。私たちはくだりルートだったのでまだよかったけれどこれを登るのはかなりキツそう…
 写真上は御幸ヶ原から女体山山頂にかけての登山道にある「ガマ石」。なるほどカエルがぽかんと口を開けてる姿に見えます。有名な「ガマの油売り」口上もこの岩を見て着想を得たとか?ともあれこのガマ石の由来によりカエル(ガマ)は筑波山のマスコットキャラになっています。
 写真下は「奇岩怪石」群のトップバッター(※女体山頂から降りる場合)の「大仏岩」。おおーっこれはまさに大仏様のありがたい横顔。高さは約15メートル!圧巻です。
 

  弁慶七戻り岩
 奇岩群のクライマックス(女体山頂から降りる場合)に控えるのがこの「弁慶七戻り岩」。巨岩と巨岩の間にこれまた引けを取らぬ巨岩が挟まっていて、今にもドサッと落ちてきそう。さしもの弁慶もこの下を通るのをためらって七度も戻ってしまったとか?ひょいひょいとこともなげに先を行く小柄な主(義経)を尻目に、巨体を縮こまらせてたじろぐ弁慶の姿を想像するとなごみます。弁慶伝説は「船弁慶」「安宅関」のような頼もしいものだけでなく、こういうちょっととぼけた逸話が混在しているのが楽しいですね。



つつじヶ丘でかえるのお出迎え
 巨岩の威容を楽しみながら登山道をくだること30分、つつじヶ丘バスターミナルの登山道入り口(我々にとってはゴールですが)に到着します。そこにはドーンと大きなガマガエルの威容が!家内安全を見守ってくださるありがたい「ガマ大明神」さまです。ほかにも登山道脇(写真中央)や電話ボックス(写真下※筑波山神社前にあります)、またお土産物店でも大小さまざまなかわいいカエルちゃんオブジェに出会えます。


MAP@(茨城県・大杉神社周辺) MAPA(千葉県・犬吠埼周辺)

超てきとう自作マップ↓

正確な地図はこちら↓

 今回の旅はもち様そしてご家族の皆様にも本当にお世話になりました!ありがとうございます♪知られざる東国の義経史跡をめぐることができ大満足です。実際に訪れてみてわかったのは、関東圏の義経史跡&伝説はまだまだ各地に眠っている!という事実。てっきり東のほうでは義経人気は(頼朝に気兼ねして)低いのかと思っていたのでこれは嬉しい事実でした。義経史跡オール制覇を目指す私としては、訪れねばならない場所がまだまだあることに嬉しい悲鳴をあげねばなりません。
 義経ファン&わんこ好きとして、かねてよりずーっと気になっていた「犬吠埼」を訪れることができたのも嬉しかった!犬岩が思っていたよりもずっと犬っぽくて感激でした。余談ですがこの犬吠埼を有する千葉県の2010千葉国体のマスコットが「チーバくん」というわんこキャラに決まったそう。千葉県のかたちが犬にみえるからとか…。ついでに茨城県のかたちもわんこがおすわりしてちょっと上を向いているポーズにみえるそうです。わんこづくし!の東国の地、ぜひまた訪れたいと思います。