ESPに関する考察(その1)

今回、ESP有り無しの両方でリンクサーキットを走ってみました。
タイムはESP無しの方が0.5秒ほど速かったですが、運転のしやすさではESP有りの方が断然良いです。
ビデオを比較すると分かると思いますが、ESP無しですとコーナー立ち上がりでのスキール音が大きいのに対し、ESP有りではスキール音はほとんどありません。(当たり前の話ですが)
ESPの制御によってタイヤの空転が抑えられているからですが、そのかわりスロットルも制御を受けているおかげで前へ進みません(笑)
これがESP無しですとタイヤが盛大にホイールスピンしてくれますので「がんばってる」気分にはなれますが、実際にはアンダーステアが出てコーナーリングスピードが落ちてます。

ESPオン


ESPオフ


そもそもESPとは何ぞや?
ESP(Electronic Stability Program 車両走行安定補助システム)
スズキのホームページによると「必要に応じてコンピューターがエンジンとブレーキを制御し、タイヤのスリップや横滑りを抑えてドライバーの運転操作をサポートするシステム」と解説されています。
とかく電子デバイスは「ダメ」の烙印を押されがちですが、本当にそうなのか検証してみようというのが今回の趣旨です。
タイヤへの負担とか考えますとホイールスピンはさせないに越した事はありませんし、個人的にはコーナー立ち上がりに注意すればESP有りでのサーキット走行はアリじゃないかと思います。
言い換えれば、ESPが極力作動しないような走行ができれば、そこそこのタイムが出せるのではないかと思います。
まぁ現時点での感想ですが。

もちろんLSDを装着した場合は別ですが、LSDを装着しただけで速く走れるというものでもありませんので、どちらにしろ走り込みは必要ですけどねぇ。
ということで・・・しばらくこのネタ続きます(^^;

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