サーキットにおけるスイフトスポーツに関する考察

一般的には『ダメ出し』とも言いますが(笑)
まずは運転していて気になるところを列挙してみます。
フロントガラスの映りこみが酷いですね、このクルマ。
これフロントガラスの角度の問題だけじゃなくて、ダッシュパネルの材質とか表面処理も問題なんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうかね?

あと左足の太ももにセンターコンソールのサイドパネルが当たるんです。
私は元々フットレストに足を置かない人なんで慣れましたが(笑)それでも時たま当たるんですよね。

これもスイフト乗りにはかなり不評なようで、交換用のサイドパネルまで売り出される始末。でも、こうなったのには理由があるようです
モーターファン別冊ニューモデル速報 第459弾『スイフトスポーツのすべて』に以下のような記載があります。(以下転載)
かくして、基本的には理想のポジションを採ることが容易いスイフトスポーツだが、唯一、左足をフットレスト上へ降ろすと「裾がセンターコンソール側面に触れる」のはちょっと気になった。開発時には問題にならなかったのか?と、早速竹内尚之チーフエンジニアに質問してみると、そこには訳があるという。「実はこの部分を上手く干渉させると、前突時にドライバーを適切な体勢でエアバックへと導くガイド役として使える」とのこと。(転載終了)
これを言い訳と取るかどうか評価が分かれるところだと思いますが、メーカー側にも言い分はあるようです。
まぁ直接安全に係わるような場所でもないので、外すかどうかは自己責任でしょうけどね。

それ以上に気になるのが、この角度の付いたヘッドレスト。
見た目はそれほどじゃないんですが、通常でもシートバックを立たせたポジションを取ろうとするとヘッドレストが後頭部に干渉するんですが、これがヘルメットを装着した状態だと干渉どころかモロに当たり、かなりあごを引いたような窮屈な体勢になってしまい、前方が見づらくなってしまう。
仕方なく後頭部が干渉しないようにシートバックを寝かせ気味にしてポジションを合わせようとすると、本来よりも4〜5ノッチもシートバックを寝かせないといけないので、肘が伸びた状態になってしまいハンドル操作がし辛くなってしまう。
メーカー側の理由も解るんですよ。ヘッドレストと後頭部の距離を短くする事によって、衝突時の頚椎への衝撃を減らそうという意図なんですよ、きっと。
シートを社外品に交換すれば解決できますが、当面は純正シートを使う予定なんで何か対策を考えないと・・・

ネットなんかでは「ノーマルではアクセルレスポンスが悪くて云々・・・」なんてコメントをよく見かけますけど、そんなに悪いですかねぇ?
むしろK12なんかと比べたら格段に良くなってると思うんですけど・・・個人的には「電動スロットル=レスポンス悪い」というのは思い込みではないかと思ってます。確かに時折勝手な制御が入りますけどね(苦笑)
もっともサーキットではアクセル全開が基本ですから、あまり関係無いとも言えますが(笑)
ESPはONのままでしたので、コーナー出口でアクセルベタ踏みしても反応しない代わりに挙動は安定してましたので、これはこれでアリかと思います。最終コーナー立ち上がりでアクセルを踏み込んだときにあまりアンダーが出なかったのは、ESPの恩恵ではないかと思います。
少なくともLSD無しならESPはONでも良いかもしれませんが、次回ESPオフで走ってみるまで結論は持ち越しです。
LSDありならESPは邪魔になりそうですね。
足回りはサーッキットで使うには柔らかいように感じますが、走れないという訳じゃない。むしろ12SRの純正ショックのように突っ張るような感覚が無い分だけ走りやすいように思います。ロールはそれほど大きくはないので、さほど不安感は感じないと思います。
ヘタにブレーキを詰めるような走り方をするとロールさせ過ぎてドアンダーが出てしまいますが、早め早めの操作をすればそこそこのタイムは出そうです。モンローのショックがいい仕事してるようなので、しばらくはこのままで走ってみようかと。
ブレーキはK12よりは容量がアップしているので、その分楽にブレーキングができるハズなんですが、同じ銘柄のブレーキパッドなのに予想外にタッチが違うのに戸惑ってしまい、性能的にどう違うのかよく分かりませんでした(^^;
次回はもう少し追い込んでみます。
K12の時は6秒台出すのにあれほど苦労したのに、こっちはどノーマルで出るのかい?!と思うと少々複雑ではあります。
まぁ、運転手の経験値の違いもありますが。

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