K12のリコールおよび不具合情報

※詳しくは各日産ディーラーか日産お客様相談室へお問合せください。


【リコール】

2013/05/23
ステアリングホイールにおいて、固定ボルトの締め付けが不適切なものがあるため、 走行中の振動等により当該固定ボルトが緩んで、ステアリングホイールとステアリングコラムのセレーション勘合部でガタが発生することがあります。 そのまま使用を続けると、当該セレーション勘合部が摩耗してガタが更に大きくなり、最悪の場合、ハンドル操作ができなくなるおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 UA-BNK12 CBA-BNK12 UA-BK12 CBA-BK12 UA-K12

2012/12/7
コンビネーションランプ(後退灯、尾灯、制動灯及び方向指示器)のバルブホルダにおいて、電気配線の接続コネクタ部の端子が変形しているものがあります。そのため、当該端子の接点部に絶縁物質が生成されて導通不良となり、当該ランプが点灯しなくなる、又は、正常に作動しなくなるおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 CBA-AK12 DBA-AK12 UA-BNK12 CBA-BNK12 DBA-BNK12 UA-BK12 CBA-BK12 DBA-YK12 UA-K12 ABA-FHZK12

管理人コメント
今回の不具合対策は『接続コネクタをカットして追加配線をバルブホルダ基板にハンダ付けする』というものでした。
普通の自動車整備士がハンダ付けに熟練しているとは個人的には思えず、修理時間が増えるだけでなく下手すると二次トラブルがさらに増えそうな気がします。
それにこの対策だとバルブホルダ基盤を車両から外せなくなるので整備性も悪化すると思うんですが・・・
(あくまで個人的見解として)現状特に問題なければ不具合対策したくありません(笑)

2010/12/24
エンジン制御用電源リレーにおいて、リレーに内蔵されているダイオードの製造方法が不適切なため、導通不良となるおそれがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジン始動不良や走行中にエンストするおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 DBA-AK12 UA-BK12 UA-BNK12 DBA-BNK12 DBA-YK12
(注)これは2010/10/28付リコールの対象車両追加となります。

2010/10/28
エンジン制御用電源リレーにおいて、リレーに内蔵されているダイオードの製造方法が不適切なため、導通不良となるおそれがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジン始動不良や走行中にエンストするおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 CBA-AK12 DBA-AK12 UA-BNK12 CBA-BNK12 DBA-BNK12 UA-BK12 CBA-BK12 DBA-YK12

2010/06/30
助手席用座席ベルトのバックルにおいて、バックルの組立工程が不適切なため、バックル内部構成部品が折損しているものがあります。
そのため、当該折損破片がバックル内部に噛み込むと、座席ベルトが装着できないおそれがあります。
対象車両 DBA-AK12 DBA-BNK12 DBA-YK12

2007/06/07
前席の座席において、シート側面の樹脂カバーの材質が不適切なため、当該カバーの強度が不足しているものがあります。そのため、事故等前面衝突の衝撃により座席ベルトが当該カバーに強く干渉すると、カバーが破損することがあり、最悪の場合、破断面によって座席ベルトが切れ、乗員を拘束できなくなるおそれがあります。
対象車両 DBA-AK12 DBA-YK12 DBA-BNK12

2007/06/07
無段変速機の前進用クラッチハブにおいて、強度が不足しているものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該ハブに亀裂が発生し、最悪の場合、ハブが破断して、前進できなくなるおそれがあります。
対象車両 DBA-YK12(他ノート、ティーダ等)

2006/6/13
手動式変速機下部に取り付けられた後退灯スイッチにおいて、@接点切り替え用軸の成形時にバリが残っていたため、シール性が不足しているものがあります。そのため、変速機内の潤滑油がスイッチ内部に侵入して接点間の抵抗が増大し、最悪の場合、後退灯が点灯しないおそれがあります。A製造時の組み付けが不適切なため、接点の形状が変形し、接点間の接触圧力が不足しているものがあります。そのため、アーク放電により接点が早期に摩耗し、摩耗が進行すると、最悪の場合、後退灯が点灯しないおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 CBA-AK12(5速マニュアルのみ)

2003/10/30
原動機の回転センサ内部の樹脂材充填が不適切なものがあるため、原動機の熱等により基板部の半田が変形し、回路がショートして正常な信号が発信されないことがあります。そのため、原動機が始動できなくなる、または走行中に原動機が停止し再始動できなくなるおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 UA-BK12 UA-BNK12 UA-K12


【サービスキャンペーン】

2009/04/13
原動機の冷却装置において、クーリングファンを固定するナットの締付け方法に不適切なものがあるため、使用過程において当該ナットが緩むことがあり、最悪の場合、クーリングファンが外れエンジン水温が上昇するおそれがあります。
対象車両 DBA-AK12 DBA-BNK12
2007/06/20
燃料タンクの給油口において、排水孔の形状が不適切なため、給油口に水が留まるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、給油口が錆びて燃料タンク内に水が浸入し、最悪の場合、エンジン不調または始動不良となるおそれがあります。
対象車両 UA-AK12 CBA-AK12 DBA-AK12 UA-BK12 CBA-BK12 UA-BNK12 CBA-BNK12 DBA-BNK12 DBA-YK12 UA-K12

2006/12/08
無段自動変速機において、プライマリー側スライドプーリーの熱処理が不適切なため、硬度が不足しているものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると当該プーリーが摩耗し、摩耗粉がオイルフィルターやセンサー部に付着してシステム異常を検知した場合、発進及び加速不良となるおそれがあります。
対象車両 DBA-YK12

2004/05/26
手動調整式ドアミラー装着車両に寒冷地オプションを選択すると、ヒーター付き電動リモコン式ドアミラーが装着されるが、設計指示が不適切なため、リモコンスイッチを取り付けていません。そのため、電動で調整ができません。
対象車両 UA-AK12

2003/08/26
モーター駆動式四輪駆動車の後輪駆動ユニットにおいて、クラッチ締結部の寸法不良、及びクラッチ締結制御が不適切なため、クラッチの接続不良となることがあり、異音とともに警告灯が点灯し二輪駆動でしか走行できなくなるおそれがあります。
対象車両 UA-BNK12


【その他メーカーからのお知らせ】

2011/08/27 (旧型マーチ他2車種のエンジンのタイミングチェーンに関する修理のご案内について )
CR型エンジンにおいて、エンジンオイルの劣化により、タイミングチェーンが伸びて、エンジン警告灯が点灯することがあります。そのため、当該車両については下記のとおり無償にて修理対応させていただきます。

【従来の保証期間】
新車登録から5年間。ただし、その期間内でも走行距離10万kmまで

【無償修理対応期間】
平成25年8月末日まで

修理内容
日産販売会社で点検の結果、タイミングチェーンが伸び、上記のような現象が発生し、タイミンチェーンの交換が必要と判断された場合は、タイミングチェーン一式を無償にて交換させていただきます。
尚、日産純正または純正相当のエンジンオイルをご使用いただいている場合に限ります。
お客さまへのお願い
ご愛用の皆様には、ご多用のおり誠に申し訳ございませんが、上記のような現象が発生した場合は、最寄りの日産へ来店日時をご連絡いただき、点検をお受けいただきますようお願い申し上げます。
又、エンジンオイルは、短距離走行の繰り返しなど、お車の使われ方により早期に劣化する場合がありますので、メンテナンスノートの「厳しい使われ方(シビアコンディション)の場合に必要な点検整備」をご確認いただき、適切な時期に交換していただきますようお願い申し上げます。
対象車両
UA-K12(製造期間 平成14年2月〜平成15年6月)UA-AK12 UA-BK12 UA-BNK12(製造期間 平成14年2月〜平成16年11月)
管理人コメント
今回の無償修理期間延長で特に対策部品などは出てはおらず、顧客保護の意味合いが強いようです。なんでも低走行車両での不具合も出ているとの事。
ディーラーで確認した所、コンサルト診断である程度チェーンが伸びているか確認が取れるそうなので、気になる方は一度相談をされた方が良いかもしれません。

2008/07/07 (マーチ他6車種のドアロック装置保証期間延長について )
ドアロック装置において、ドアロック作動用モーター内部にグリスが侵入して導通不良となり、リモコンキーまたは集中ドアロックスイッチによる自動操作時に、当該装置が作動不良となる場合があります。
そのため、当該現象について、ドアロック装置の保証期間を下記の通り延長させていただきます。
なお、当該現象が発生した場合でも、各ドアのロックノブ等による手動操作では正常に作動します。

【従来の保証期間】
新車登録から3年間。ただし、その期間内でも走行距離6万kmまで

【変更後の保証期間】
新車登録から5年間。ただし、その期間内でも走行距離10万kmまで

修理内容
上記のような現象が発生し、当保証期間延長に該当する場合は、ドアロック装置を交換(無償)させていただきます。
対象車両
UA-K12 UA-AK12 CBA-AK12 UA-BK12 CBA-BK12 UA-BNK12 CBA-BNK12

2007/10/01( マーチ・キューブのパーキングブレーキ操作に関する注意喚起について )
パーキングブレーキを作動させたままの状態で走行を繰り返された場合、リヤブレーキドラムとリヤハブベアリングが高温となり、グリースが液化して漏れるものがあり、リヤハブベアリングから異音が発生するおそれがあります。そのため、そのまま使用を続けると潤滑不良となり、最悪の場合、後輪が脱輪するなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。


【その他確認されている不具合】

注:ここからはメーカーが公には公表していない不具合情報です

フロントパイプのシールベアリング及びスプリングの不具合(未実施)
フロントパイプのスイルベアリングの形状の不備、またスプリングの強度不足により触媒とフロントパイプの密着度が悪くなりAT車でDレンジに入れたままブレーキを踏んで停車しているとフロントパイプ付近から異音が発生する。現在シールベアリング及びスプリングは対策品が出ているそうです。
私自身は最近知った不具合ですが、キューブに乗っている方の間では以前より知られた不具合のようです。
前期のCR14搭載車で見受けられる不具合ですが、中期以降でも同じ症状を訴える方も見受けられます。
現在の所CR12搭載車両で同様の不具合を訴える方は確認出来ておりませんが、12SRはCR14用触媒を流用しておりますので今後発生する可能性はあるかもしれません。
対象車両 CR14搭載車 (12SRも可能性はアリ)

エンジンガスケット抜けの不具合(未実施)
エンジンガスケットが抜けて、そこからシリンダー内圧力が漏れるためにエンジン内水路の流れが悪くなる事により、LLCの噴出やオーバーヒートを引き起こす。
原因は純正ガスケットの強度不足によるものと思われ、対策済純正ガスケットも出てはおりますが、対策品でもガスケット抜けが起きている模様です。
最近では12SR用純正ガスケット(強化品と思っている方も多いようですが、欧州仕様純正品です)の流用により症状が改善された事例が多く見受けられますので、現在のところこれが最善の策となるようです。
なお12SRやCR14では、この不具合はほとんど報告されていませんので、CR12搭載標準車両のみの不具合のようです。
また、必ずしもエンジンへの過負荷が原因ではないようですので、街乗りのみだからといって安心はできないようです。
前兆として、加速時のダッシュボード付近からの流水音などが挙げられます。
メーカー保障期間内であれば、ほぼ無償修理が行われるようですが、前期型などは保障が切れてますので、修理の際はよくディーラーと相談してください。
対象車両 前期CR12搭載標準車(ただし中、後期でも起こる可能性あり)

ATの変速時の不具合(未実施、未確認)
前期型のAT搭載車両において、1速から2速への変速時のショックが大きい。
原因ははっきりとは分かりませんが、中期へのMCの際にATの変更があったようなので、設計上か製造上の問題なのかも。
前期型への対策品も出ており、対策後は症状が治まるようです。
メーカー保障期間内であれば無償修理は可能のようですが、前期型は保障が切れてますので、修理の際はよくディーラーと相談してください。
対象車両 前期AT搭載車両(CR14搭載車両については未確認)

タイミングチェーンの不具合
2011/08/27メーカーより公表済み
長年の使用によりタイミングチェーンが伸びて、エンジンが不調になる。
原因としては、オイル交換サイクルが長い、もしくはシビアコンディションでの使用などによるようです。
対策としては
1.有機モリブデン配合のエンジンオイルを定期的に交換する。(約5千キロごとの交換が望ましい?)
2.エンジンが完全に冷えている場合は暖気運転を行う。(約30秒程度でOK?)
3.定期点検などでチェーンの状態を確認する。
私自身未確認の情報ですので、ネット(2ちゃんねる、みんカラ車種別掲示板等)で拾った情報を掲載しております。
対象車両 不明(おそらくは前期車両かと思われますが、走行距離が伸びてくれば後期型でも発生する可能性があります。)


CRエンジンのプーリーブラケットの不具合(2006年12月実施)
プーリーブラケットのプーリーを固定する溝の幅が規定より広いものがあり、プーリーにガタが出て、プーリーから異音が発生。
最悪の場合プーリーからVベルトが脱落するケースもあるようです。
ただし、ブラケット交換後再び異音が発生するケースもあるようですので、対策品のブラケットもまだ不完全なのかも・・・
対象車両 前期車両全般?

MTミッションの不具合(2004年6月実施)
1〜4速は問題ないが、5速のみ入りづらい。
原因は5速ギアのリターン用ワイヤの緩みによるもので、ミッションのAssy交換で対応。
修理完了後1週間でクラッチベアリングが破損しクラッチ操作不能となる(^^;
当然無償修理でした(笑)
対象車両 前期MTミッション搭載車


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