ブレーキパッド比較に関する考察

サーキットを走行するようになってから3種類のブレーキパッドを使用しましたので、その比較などしてみたいと思います。

まずはウィンマックスのレイファ



「とりあえずウィンマックス」という事で導入(笑)、サーキット半日走行3回使用。
冬場もつけっぱなしだったせいで最後は磨材が完全に消失してローター研磨してしまいましたが(^^;
基本的にはストリート+αのパッドだと思います。
ノンアス系ではありますが、サーキットユースにも対応できる商品ですね。
最初のうちはDOT3のフルードを使っていたりして、性能を十分使いきってやれなかったのが残念。
ただ他の2種よりフェードぎみになり易かったりしてましたので、リンクサーキットではちょっとキビしかったかも。
年に数回走行会に参加する程度ならこれでも十分ですかね。

続いてはアクレのフォーミュラアクレ



これは半日走行5回使用。
対応温度が800度までということで期待してたんですが、最後はこんなんなっちゃいました(笑)
制動力は今回紹介する3種類の中では1番でした。
ただし、最大制動時の効きがちょっと唐突な感じで、慣れないと「カックンブレーキ」のような効き方になる事も。(単に私がヘタクソなだけかも・・・笑)
もしかすると、パッドの温度変化に対する制動力の変化が、他の2種より大きいのかも。
もしくはバックプレートの歪みが原因でブレーキ時の制動力の変化が生じたのか?
本来カーボンメタル系パッドはローターにカーボン皮膜を作ってやらないといけないんですけど、最初のうちそれに気付かず使用していたので、そのせいもあるかもしれません。
また、バックプレートの塗装落ちがもっとも早かったようです。
他社より安い理由がなんとなく判ったような気が・・・

最後はプロジェクトμのLevelMax700



半日走行7回使用、ですが走行周回数を比較したらアクレと同じ位でした。
対応温度は700度。制動力はアクレより若干劣りますが、馴らし段階で皮膜生成をしてやったせいか扱いやすさではこちらの方が上でした。

こちらは変形することもなく、ほぼ使い切れましたよ(^^)


写真は左側のパッドなんでもう少し使えそうにも見えますが(3mm前後)、右側は残り2mmを切る位まで減っていましたので、これで終了です。(ロータ研磨はしたくないですからね・・・笑)

ただし、LevelMax装着時にキャリパー及びローターを仕様変更してますので、単純に比較はできませんが。(とはいえ純正流用ですから、それほど極端な変化ではないと思いますが)

レイファはノンアス、フォーミュラアクレとLevelMax700はカーボンメタル製、どれもダストは多めでしたが、1ヶ月以上放置していても簡単な水洗いでホイールのダストはキレイに落とせました。
また、どれも通常走行時の鳴きはほとんどありません。LevelMax装着時には鳴き止めグリスを塗らなかったというのに。(鳴き止めグリスはサーキット走行時燃えるんですよ)
今時のブレーキパッドは優秀ですねぇ。
その昔プロμのメタルパッドを使った時は、その鳴きのヒドさに閉口したものですが。

以外だったのは耐久性の面でフォーミュラアクレとLevelMaxがほぼ変わらなかった事。
コストパフォーマンスならアクレの勝ち。
ただバックプレートがああなってはねぇ・・・個人的にはそういう所でケチってるのかなぁ・・・などと思ってみたり。
ただ仕様変更後はブレーキの踏み方も少し変えているので、断言はできませんが。
アクレ使用時までは、ただ闇雲にブレーキペダルを踏んづけていた感じですからねぇ(笑)
単に私のブレーキングがヘタクソなだけだったのかも(^^;

アクレはもう1度チャレンジしてみたいですねぇ。
でも次回はウィンマックスのアルマを使用予定(笑)

やはり「とりあえずウィンマックス」ですから(爆)

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