水温対策小ネタ集

夏にちなんで、水温対策の小ネタを集めてみました。
あくまで対処療法に過ぎませんので、根本的な対策ではありませんのでご了承くださいm(_ _)m

1)ナンバープレート外し
まぁ、定番といえば定番ですね。
K12の場合、私が確認した結果では、最大で約2℃ほど水温の低下が認められました。(外気温28度の場合)
外気温や気象状況、また車両のナンバープレートの位置によって効果が異なるかと思いますので、ご注意下さい。

2)高効率クーラントの導入
レース用だとオベロンあたりが有名でしょうか?
私はビリオンのスーパーサーモTypeRを使用しております。テストでは最大で3〜4℃水温が低下しました。(外気温23度の場合)
熱交換率の高いクーラントほど不凍効果が低くなる(レース用は不凍効果はほとんどないそうです)ので、製品によっては年1回は交換しないといけなくなりますが、ラジエター交換よりはお手軽な方法でそれなりの効果が期待できます。

3)ヒーター全開
実は有名な裏技ですね(有名なら「裏技」じゃないだろうというツッコミは却下・・・笑)
外気温28度の時のテストでは、最大約2℃ほど水温が低下しました。
ただし、調子に乗って走っていると人間が先にブローしますので、ほどほどにやってください。
まぁ、サウナ代は浮きますがね(笑)
体力のある方とMっけのある方にはオススメです(爆)

4)純正流用ローテンプサーモ
K12のサーモスタットの開弁温度は82℃となっており、弁が全開になるのは90℃を越えたあたり。
恐らく排ガス対策だと思われますが、サーキット走行ではチョット厳しい。
L型、CA型エンジン用のサーモスタットが、形状は少し違いますがポン付けで可能で、こちらの開弁温度は76.5℃となってますので、こちらに交換。
サーモスタットが開くのを早めて水温上昇の時間を稼いでいるだけですので、高温になってしまうとあまり意味がありませんが、水温が上がりきる前にクーリング走行を行えば、それなりの効果はあるかと思います。
しかも、純正部品ですので価格も2千円未満とリーズナブル。
K12用のローテンプサーモ(65℃)は約6〜8千円ほどで、冬場そのままにしておくとオーバークール確定ですので、入れっぱなしならコチラの方が面倒がありません。

1と3はタダでできますので、酔狂な方は試してみてください。うまくいけば水温が4〜6℃ほど低下するかもしれません。

サーキット走行の場合、うまくクーリング走行を行うと、クーリング走行1周で6℃前後水温を下げることも可能です。

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