エキマニ交換による出力変化に関する考察

昨年末の自損事故の修理の際にコッソリ12SR後期用EXマニを発注して2月末に取付を行いました。

タイヤ交換も終わり、早速パワーチェック。

で出てきたのがこの結果。

グラフAは昨年10月に計測、外気温10℃。グラフBが今回計測のもので外気温14℃での計測データ。

最高出力の低下は外気温の差ですので致し方ない。(吸気温度は5℃以上の差がありますから)だがこのグラフから推察するとピークパワーはほとんど変わらないのではないかと考えられます。

まぁ、オーテックさんでも「出力アップのための変更ではない」と言ってましたからねぇ。

問題はグラフの形。外気温の差を考慮しても多少変化が認められます。

1)3500回転以下のトルクの低下。
2)6000回転以上での急激なパワーの落ち込み。
3)グラフの凸凹が減りフラットな感じが強くなっている。

こんな所でしょうか。体感的には

4)4500〜5500回転でのパワーの伸び。

を感じましたが、これは低速トルクが細くなった分余計そう感じたという見方もありますね。
他には

5)AF値が若干薄めになった。

といった所が相違点となります。

これを踏まえますと「後期用エキマニはポン付けしてもパワーアップには寄与しない」という事になりますが、どうでしょう?
AF値が変化している所からすると、燃調をリセッティングしてやればもう少しパワーアップするかもしれませんね。
いっそECUも後期用にしてみるか?
でも後期用は170`あたりでスピードリミッターが作動するという話もありますしねぇ。

前期12SRオーナーの方は先にフロントパイプを交換した方が効果が高いかもしれませんね。

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