オーリンズDFV車高調の詳細と暫定冬仕様について

それではオーリンズDFV車高調のスペックについて記載しておきましょう。

ショックアブソーバーの仕様
フロント リア
減衰力0.3m/s 伸側 N(kgf) 940(96) 740(75)
減衰力0.3m/s 縮側 N(kgf) 325(33) 390(40)

メインスプリングの仕様
フロント リア
スプリングレート N/mm(kgf/mm) 39.2(4) 44.1(4.5)プログレッシブ
自由長(mm) 200 225
内径(mm) 70-100 専用形状
なお減衰力調整は20段、スプリングはなんとアイバッハ製!



ファーストインプレッション
現在減衰力調整は15段戻しで使用中。ノーマルのSRと比べて当然スプリングは硬いですが、さほど不快な感じはありません。減衰力を柔らかめにセットしているおかげもありますが、ノーマルで感じた荒れた路面での突き上げ感もかなり緩和されています。
コーナーリングもかなりロールが抑えられており、ステアリングのレスポンスが良くなったような感じさえします。
不満と言えば、車体が上下動するとき「ギシギシ」とスプリングから異音がする位ですね。
あとリアの車高が30_近く落ちますので、冬場はラッセル車状態になります(^^;

という訳で早速仕様変更。
リアスプリングをSRのノーマルスプリングに戻してみました。


フロントは一番上まで上げても20_チョイしか上がりませんが、これならなんとか降雪にも対処できるでしょう。
実はこれが意外といけます。
相対的にフロントスプリングが硬くなりますのでアンダーは少し強くなりますが、冬場の路面ならさほど不満は出ないかと。
リアトーションビームを替えているおかげかリアのロールもノーマルよりは少なくなってますのでフロントとのバランスも思ったよりは崩れません。
あとは減衰力の再調整とフロントの車高を少し落とせば、乗り心地を確保しつつ曲がりやすい足になるかも(^^)

欲を言えばフロントのレートがもう少し(0.5kgf/mm)低ければもっとバランスがよくなるんですけどねぇ。
もしくは車高調付属のスプリングであと10ミリ車高が高ければ・・・
仕事の都合で車高はあまり落とせないんですよねぇ。

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