プラグの熱価について

先日プラグの交換を行った際、熱価を7番相当に上げてみました。(標準は6番相当)
当然パワーアップなどするはずもないのですが、意外なところに影響が出たんですよね。

標準プラグ装着時のA/F

7番相当を装着時のA/Fのグラフ

e-マネのページでも書いていますが、私の場合標準の車載のO2センサーを使用して擬似的に表示させていますので、数値そのものは正しくはないのですが、概ねの傾向値は読み取れます。
どちらも補正ナシの標準状態での計測なんですが、プラグの熱価を上げた方が空燃比が薄めになっています。
どうやら熱価が変わったことによって、エンジン内の燃焼状態に少なからず影響を与えているようです。

実は、プラグ交換を行ってから千キロほど走行するまで、低速時のトルクが少し減少していた様で、発進時にギクシャクした動きが出ていました。また、交換直後は燃費も若干ですが低下していました。
低速側が今一つ吹け上がりが良くないので高回転側が良くなったような印象は受けますが(^^;
走行距離が千キロを越えたあたりから発進時のギクシャクした動きが出なくなり、燃費も従来に戻ってきました。
(ECUが学習したんでしょうか?)ただし低速トルクは少し減少したような気がします。

ECUその他エンジンがノーマルの場合、プラグの熱価を上げるのはほとんど意味が無いようです。むしろ弊害の方が多いかもしれません。

現在7番相当のプラグでe-マネのセッティング作業を行っていますが、正直「6番プラグのままでも良かったかな?」と感じてます。


07.8.3追記
どうもK12系はプラグを交換した際ECUの再学習が必要な場合があるようで、私の場合それに当てはまるケースだったようです。
ただ、再学習に1000kmも要するのか?という疑問もありますが・・・
変化が無かったと報告されている方も少なくないようですが、走行距離や学習内容で多少違いが出るようです。

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