●第152回 天皇賞(秋)(G1)●
     11月1日東京11R 芝2000m、国際、定量、指定

     10月31日更新
     変更点 前年記念、賞金増額(13200→15000)
08 ラブリーデイ 58 浜中 01 ディサイファ 58 四位
16 イスラボニータ 58 蛯名 02 アンビシャス 56 M.デムー
× 09 エイシンヒカリ 58 武豊 × 14 ステファノス 58 戸崎

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
132回 05年 4東8芝20、牡牝、国、定、指   国際化、エンペラーズカップ100周年記念 11R→10R ヘヴンリーロマンス
134回 06年 4東8芝20、牡牝、国、定、指   10R→11R、慶祝競走 除外、外枠発走 ダイワメジャー
136回 07年 4東9芝20、牡牝、国、定、指 3歳なし 8日→9日 降着あり メイショウサムソン
138回 08年 4東8芝20、国、定、指   9日→8日、セン馬開放   ウオッカ
140回 09年 4東8芝20、国、定、指 3歳なし JRAプレミアム   カンパニー
142回 10年 4東8芝20、国、定、指     降着あり ブエナビスタ
144回 11年 4東9芝20、国、定、指 3歳なし WIN5発売、8日→9日   トーセンジョーダン
146回 12年 4東9芝20、国、定、指   近代競馬150周年記念   エイシンフラッシュ
148回 13年 4東9芝20、国、定、指       ジャスタウェイ
150回 14年 4東9芝20、国、定、指   60周年記念   スピルバーグ
152回 15年 4東9芝20、国、定、指   賞金増額(13200→15000)    

【 考察 】
 このレースが「4回東京9日目」に固定されてから今年で5年目。
 最初は1回限りと予想していたが、そうではなく、WIN5発売を含めた変更が新しい基準になったと受け取る必要があるだろう。

 9日目開催となったこの4年間、勝ち馬は対極的な傾向を見せている。

1着馬 前走 2着馬 前走
11年 トーセンジョーダン(同枠JC馬) 札幌記念1着 ダークシャドウ(同枠前年2着馬) 毎日王冠1着
12年 エイシンフラッシュ(ダービー馬) 毎日王冠9着 フェノーメノ(3歳馬) セント記念1着
13年 ジャスタウェイ(前年1着同枠) 毎日王冠2着 ジェンティルドンナ(同枠天皇賞馬) 宝塚記念3着
14年 スピルバーグ 毎日王冠3着 ジェンティルドンナ(前年2着馬) 宝塚記念9着

 前走で賞金加算に成功した馬が天皇賞馬になった11年、13年と、そうでない12年、14年。
 後者2回に共通しているのが、毎日王冠と京都大賞典が別日開催の年。

 今年も別日開催となったこともあり後者をベースに考えたくなるが、そうともいえない事情がある。

 というのも、今年は1着馬にステップ戦3レースの勝ち馬が揃って顔を出してきたのだが、この形は11年と13年。
 両方を併用してというのは聞こえがいいが、矛盾しており狙いを立てづらい。

 しかし、12年と14年は1番人気が前年出走歴のない(というかありえない)セントライト記念勝ちの3歳馬。

 今年は1番人気が古馬となりそうなので、前者として考えるのが妥当に見える。

 天皇賞馬といえば今回は前年1着馬スピルバーグ。
 他に前年のこのレースで連対枠入りした馬はいないうえに、同枠馬は前走で賞金加算に失敗した。

 G1馬が絡み前走賞金加算に成功したといえば、ラブリーデイしかいない。

 安直だが9日目施行となった天皇賞に京都大賞典1着馬が出てきたときは枠で出番がある以上、ここから入る。

 相手は賞金増額のG2となった札幌記念を勝ったディサイファを大本線に。  

【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 ◎ 08 ラブリーデイ(1人気)
2着 × 14 ステファノス(10人気)
3着 ▲ 16 イスラボニータ(6人気)
-----
8着 ○ 01 ディサイファ(3人気)
( 馬連 7340円 )
(参考:馬単 10390円、3連複 24850円、3連単 109310円)

【 再考 】
 京都大賞典を勝った◎ラブリーデイが人気にこたえた。
 その京都大賞典が引っかかったことから今回は本命としたが、それが正解。

 本文でも触れたが、京都大賞典の勝ち馬が9日目の天皇賞に顔を出したのは11年と13年。
 11年 ローズキングダム 4人気 1着同枠(京都大賞典2日目施行 8頭立)
 13年 ヒットザターゲット 11人気 1着同枠(京都大賞典2日目施行 単勝万馬券)
 15年 ラブリーデイ 1人気 1着(京都大賞典3日目施行)

 現行日程となってからは同枠馬として出番を得たが、3日目の京都大賞典勝ち馬が出てきたのは初めて。
 2日目のときに1着同枠なら、3日目のときは逆転させるのでは?と受け取れた。

 あとはG1馬で前走の賞金加算に成功したのもプラスだろう。

 2着に×ステファノス。
 この馬については、8枠にスピルバーグ(前年1着馬)がいたが、前年天皇賞秋1着馬が出てきたとき、気になる傾向があった。 

 11年 3枠5番 ブエナビスタ → 天皇賞2着 4枠7番 ダークシャドウ  毎日王冠1着
 12年 7枠15番 トーセンジョーダン → 天皇賞1着 6枠12番 エイシンフラッシュ 毎日王冠9着
 13年 3枠6番 エイシンフラッシュ → 天皇賞1着 4枠7番 ジャスタウェイ 毎日王冠2着
 15年 8枠17番 スピルバーグ → 天皇賞2着 7枠14番 ステファノス 毎日王冠7着

 前年1着馬の隣枠が連対。となると1枠か7枠が連対。
 さらには全馬前走が毎日王冠。

 実はここから相手本線は1枠2頭と予想したのですが、若干違っていたようです。

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