●第75回 皐月賞(G1)●
     4月19日中山11R 芝2000m、3歳、牡牝、国際、定量、指定

     4月18日更新
     変更点 前年記念
07 キタサンブラック 57 浜中 08 サトノクラウン 57 ルメール

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
65回 05年 3中8芝20、3歳、牡牝、定、指 3連単発売   ディープインパクト
66回 06年 3中8芝20、3歳、牡牝、定、指   8R⇔9R メイショウサムソン
67回 07年 3中8芝20、3歳、牡牝、定、指 表記G1→Jpn1   ヴィクトリー
68回 08年 3中8芝20、3歳、牡牝、定、指   8R⇔9R キャプテントゥーレ
69回 09年 3中8芝20、3歳、牡牝、定、指     アンライバルド
70回 10年 3中8芝20、3歳、牡牝、国、定、指 国際化、J1→G1 当日番組変更あり ヴィクトワールピサ
71回 11年 2東2芝20、3歳、牡牝、国、定、指 中山8日→東京2日(1週遅れ)
TRスプリングS代替阪神施行
WIN5発売
番組発表後変更 オルフェーブル
72回 12年 3中8芝20、3歳、牡牝、国、定、指 2回東京2日→3回中山8日(1週繰上)   ゴールドシップ
73回 13年 3中8芝20、3歳、牡牝、国、定、指     ロゴタイプ
74回 14年 3中8芝20、3歳、牡牝、国、定、指 記念   イスラボニータ
75回 15年 3中8芝20、3歳、牡牝、国、定、指      

【 考察 】
 既に様々なところで出ているが、回避馬が相次いだことで、1979年以来となる15頭立で行われることになった。
 この時点で、これまでの皐月賞史にはない馬を持ち込んでくることが考えられる。

 さらには、若葉S1着のレッドソロモンが登録すらせずに回避したのだが、まずはここから考えたい。

 参考:直前10年間の皐月賞と優先権
年 不在優先権   1着馬前走 2着馬前走
05年 スプリングS2着 3連単発売 弥生賞1着 (若葉S4着)
06年 弥生賞2着   スプリングS1着 スプリングS3着
07年    若葉S1着 (スプリングS8着)
08年    (弥生賞4着) 弥生賞3着
09年 スプリングS2着   スプリングS1着 若葉S2着
10年 若葉S1着 国際化 弥生賞1着 若葉S2着
11年  WIN5発売
皐月賞東京施行
スプリングS1着 弥生賞2着
12年    共同通信杯1着 弥生賞2着
13年 スプリングS3着 東京・阪神2歳夏番組開始
若葉S混合化
スプリングS1着 (弥生賞4着)
14年  記念競走 共同通信杯1着 弥生賞1着
15年 若葉S1着 朝日杯FS阪神施行
ホープフルS、京都2歳S、いちょうS重賞化
   

 優先権を獲得しながら回避した馬がいる5回の勝ち馬を見ると、全てトライアル1着馬。
 こうなると、勝つのはサトノクラウン(弥生賞)、キタサンブラック(スプリングS)のどちらかになる。

 そして、1979年以来の15頭立とふれたが、グレード制が導入されてからは馬番16が存在しない皐月賞すら初めて。

 その結末として考えられるものは、もちろん、これまでにないもの。
 過去を振り返るとありそうでなかったことが、「1着優先権保持馬」のワンツーフィニッシュ。
 
 この結末と見る。
 年明けデビューの無敗馬制覇とみて、◎はキタサンブラック。

【 買い目 】 馬連、馬単 各1点 計2点


【 結果 】
1着 -- 02 ドゥラメンテ(3人気)
2着 -- 05 リアルスティール(2人気) 
3着 ◎ 07 キタサンブラック(4人気)
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6着 ○ 08 サトノクラウン(1人気)

【 再考 】
 結論を見る限り、最初から見る方向が違っており、これでは当たるわけがない。

 フルゲート割れにより、出馬投票さえすれば出走可能。
 これにより、トライアルのトライアルとしての存在(優先権付与)を消し去った。

 つまりは、その否定。

 2枠から1着馬を生み出したが、2枠のみがトライアルに出ていない馬のみで枠を構成していたことは注目に値する。

 一方の2着枠はトライアルで2着優先権を得た馬のみで枠構成という真逆の構造。
 
 ここまで読み切れば、枠連1点勝負という形にもできたが、さすがにそこまでは無理のある話です。

 しかし、優先権付与が3つある他のクラシックでこの形をやってきたら、確実に再現してくることでしょう。
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