●第75回 皐月賞(G1)● 4月19日中山11R 芝2000m、3歳、牡牝、国際、定量、指定 4月18日更新 変更点 前年記念
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 既に様々なところで出ているが、回避馬が相次いだことで、1979年以来となる15頭立で行われることになった。 この時点で、これまでの皐月賞史にはない馬を持ち込んでくることが考えられる。 さらには、若葉S1着のレッドソロモンが登録すらせずに回避したのだが、まずはここから考えたい。 参考:直前10年間の皐月賞と優先権
優先権を獲得しながら回避した馬がいる5回の勝ち馬を見ると、全てトライアル1着馬。 こうなると、勝つのはサトノクラウン(弥生賞)、キタサンブラック(スプリングS)のどちらかになる。 そして、1979年以来の15頭立とふれたが、グレード制が導入されてからは馬番16が存在しない皐月賞すら初めて。 その結末として考えられるものは、もちろん、これまでにないもの。 過去を振り返るとありそうでなかったことが、「1着優先権保持馬」のワンツーフィニッシュ。 この結末と見る。 年明けデビューの無敗馬制覇とみて、◎はキタサンブラック。 【 買い目 】 馬連、馬単 各1点 計2点 【 結果 】 1着 -- 02 ドゥラメンテ(3人気) 2着 -- 05 リアルスティール(2人気) 3着 ◎ 07 キタサンブラック(4人気) ----- 6着 ○ 08 サトノクラウン(1人気) 【 再考 】 結論を見る限り、最初から見る方向が違っており、これでは当たるわけがない。 フルゲート割れにより、出馬投票さえすれば出走可能。 これにより、トライアルのトライアルとしての存在(優先権付与)を消し去った。 つまりは、その否定。 2枠から1着馬を生み出したが、2枠のみがトライアルに出ていない馬のみで枠を構成していたことは注目に値する。 一方の2着枠はトライアルで2着優先権を得た馬のみで枠構成という真逆の構造。 ここまで読み切れば、枠連1点勝負という形にもできたが、さすがにそこまでは無理のある話です。 しかし、優先権付与が3つある他のクラシックでこの形をやってきたら、確実に再現してくることでしょう。 |