●第75回 桜花賞(G1)● 4月12日阪神11R 芝1600m、3歳、牝、国際、定量、指定 4月11日更新 変更点 なし
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 出走する18頭を見ると、気になることが2点。 1つは阪神JFを制したショウナンアデラの不在。 前年の阪神JF勝ち馬が出てこない桜花賞は現行レース名となってからは、03年と11年のわずか2回。 参考:阪神JF1着馬不在の桜花賞
馬単、3連複馬券発売初年だが、翌年から外国産馬の出走をみとめるという、狭間の年に行われた03年。 出走取消が発生したが、紅梅S勝ちからチューリップ賞2着のスティルインラブが勝った。 一方、東日本大震災の影響で番組が大きく変更された11年。 アネモネS中止という前代未聞の出来事の中、こちらも初の前走OP特別勝ちとなるマルセリーナが勝った。 なお、勝ち馬は3歳時にオープン特別勝ちがあり、2着馬は2歳時にOPで賞金加算→阪神JF出走のキャリアを持つ。 今年の出走馬で3歳時にOP特別勝ちを持つのは、コンテッサトゥーレとクルミナル。 阪神JF出走歴を持つ馬は6頭いるが、もう少し考えたい。 シーイズトウショウ、ホエールキャプチャともに、2歳秋番組のオープンクラスで賞金加算をして出走した。 こうなると、レッツゴードンキ、ココロノアイ、クールホタルビの3頭にまで絞られる。 そして、もう1つの気になることとは、きさらぎ賞を勝ったルージュバックの存在。 新馬→百日草特別→きさらぎ賞 と牝馬限定戦未経験のうえに、前走が牡馬混成重賞勝ち。 牝馬限定戦未経験で桜花賞に出走した馬といえば、03年3着(2着同枠)のアドマイヤグルーヴ。 新馬→エリカ賞→若葉S とどことなくルージュバックの通った道ともいえるが、トライアル後に若葉Sを勝っている点は違うものと判断したい。 既に賞金面でクリアしており、出なくてもいいレースだから出なかったこと。 出なければ最悪除外される可能性がトライアルの段階であったこと。 この2つは一緒にはできないが、連対枠入りを当時は許可されたことは押さえたい。 さらに3歳で牡馬相手に重賞を勝って桜花賞出走のローテーション。 そのような馬は、手元に資料のある98年以降ではわずか3頭。 98年着外 ダンツシリウス シンザン記念→チューリップ賞1着 1着 ファレノプシス チューリップ賞4着 2着 ロンドンブリッジ 報知4歳牝特4着 99年2着 フサイチエアデール シンザン記念→報知4歳牝特1着 1着 プリモディーネ チューリップ賞4着 2着 フサイチエアデール 報知4歳牝特1着 12年1着 ジェンティルドンナ シンザン記念1着→チューリップ賞4着 1着 ジェンティルドンナ チューリップ賞4着 2着 ヴィルシーナ クイーンC1着 勝ち、2着、着外とまちまちだが、いずれもトライアルに出走していた。 その一方でルージュバックはトライアルに出ず、きさらぎ賞から直行する。 前述したように、今年は阪神JF1着馬不在でもあり、それまでにないことを見せるケース。 当初は皐月賞にという話も出ていたが、あえてこちらに来たことの意義を問いたい。 相手は優先権保持馬を優先したい。 【 買い目 】 馬連、馬単流し 計10点 【 結果 】 1着 ▲ 06 レッツゴードンキ(5人気) 2着 △ 07 クルミナル(7人気) 3着 -- 01 コンテッサトゥーレ(8人気) ----- 9着 ◎ 08 ルージュバック(1人気、2着同枠) 10着 ○ 15 ココロノアイ(2人気) ( 参考:枠連 740円 ) 【 再考 】 |