● 東京優駿(第82回 日本ダービー)(G1) ●
     5月31日東京10R 芝2400m、3歳、国際、牡牝、定量、指定

     5月30日更新
     変更点 なし
14 ドゥラメンテ 57 デムー 13 リアルスティール 57 福永
01 サトノラーゼン 57 岩田 04 レーヴミストラル 57 川田

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
72回 05年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 3連単発売   ディープインパクト
73回 06年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 11R施行日→12R施行日   メイショウサムソン
74回 07年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 表記G1→Jpn1   ウオッカ
75回 08年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 JRAプレミアム   ディープスカイ
76回 09年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場     ロジユニヴァース
77回 10年 3東4芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場 国際化、Jpn1→G1、優先権変更
(青葉賞 3→2、プリンシパルS 2→1)
取消 エイシンフラッシュ
78回 11年 3東4芝24、3歳、国、牡牝、定、指 WIN5発売
(皐月賞東京施行)
10R→11R
番組発表後変更
オルフェーヴル

79回

12年 2東12芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場 3回4日11R→2回12日10R(時期不変)
  ディープブリランテ

80回

13年 2東12芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場 賞金増額(15000→20000)
JRAプレミアム
当日特別番組 キズナ

81回

14年 2東12芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場   取消 ワンアンドオンリー

82回

15年 2東12芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場      

【 考察 】
 個人的に、バタバタした状態のままダービーウィークに突入しました。
 その年にどれだけ負けていたとしても、たとえ低配当の結果に終わったとしても、ダービーが当たれば満足なわけですが考察を。

 出走18頭を見て気になることといえば、プリンシパルS優先権組と皐月賞4着馬が不在。
 
 プリンシパルS1着優先権を得た馬がダービーに出てこないのは01年以来。

 01年
 1着 ジャングルポケット 共同通信杯1着→皐月賞3着
 2着 ダンツフレーム アーリントンC1着→皐月賞2着

 優先権を持たずに皐月賞に出走し、優先権を獲得して東京優駿へ出走したが、この経歴を持つのは皐月賞馬ドゥラメンテのみ。
 (共同通信杯2着→皐月賞1着)

 そして、この形は「1着優先権不在」とも受け取れる。

 トライアルを制したにもかかわらず本番に不在。
 そんな馬がいる東京優駿は01年に「3歳」と表記されるようになってから、これまでに2回。

 参考:優先権を行使しない馬がいた年の東京優駿(01年以降)  
年、馬連、回避馬 1着馬、人気 前走 2着馬、人気 前走
01年 18→9 皐月1 ジャングルポケット 1人 皐月賞3着
(同枠NHK1着)
ダンツフレーム 3人 皐月賞2着
(同枠青葉賞2着)
08年 1→7 皐月1 ディープスカイ 1人 NHK1着 スマイルジャック 12人 皐月賞9着
(同枠青葉賞1着)
 
 1番人気のG1馬が勝ち、青葉賞組の優先権馬のいる枠が2着。
 前日オッズから察するには、皐月賞馬ドゥラメンテが1番人気でゲート入りを迎えることだろう。

 この前述した2回は皐月賞馬が不在。
 その代役をNHKマイルC1着馬が担ったが、今回は逆のため2着どまりというシナリオもぬぐえない。
 ただし、優先権獲得馬が揃わなかった年はG1馬の枠に出番がある。

 
 一方、枠配置を見ると、今年は皐月賞1.2着馬が同枠配置された。
 この形となったのは、95年と09年。

 95年
 1着 14 タヤスツヨシ 1人気 皐月賞2着
 2着 13 ジェニュイン 2人気 皐月賞1着

 09年
 1着 01 ロジユニヴァース 2人気 皐月賞14着
 2着 12 リーチザクラウン 5人気 皐月賞13着

 全く逆とのいえる結果となったが、7枠同枠配置されたときは枠のゾロ目で決まっている。
 ちなみに、この年の東京優駿は2頭の取消が発生して16頭立で行われた。


 最後に。
 今年はプリンシパルS出走馬が1頭もいない。
 先週の優駿牝馬も同様の形式となり、取消戦となったが、忘れな草賞を勝ったミッキークイーンの出番だった。

 ミッキークイーンはトライアル以外で最も遅く賞金加算に成功した馬。
 NHKマイルC連対馬不在ということで、京都新聞杯連対のサトノラーゼン、ポルトドートウィユも消せない。
 特に前述した2回は最内枠と大外枠が来たが、今回1枠1番に入ったサトノラーゼンは無視できない。

 
 結論を。
 トライアル1着優先権不在で行われた東京優駿は1番人気の出番とみて、ドゥラメンテを◎。
 7枠同枠配置が気になるため、人気だがリアルスティールを相手筆頭。

 プリンシパルSの排除が先週のスイートピーS排除と同様に扱えるため、非TR最遅1着加算歴を持つサトノラーゼン。
 青葉賞連対馬と皐月賞組が同居した4枠からレーヴミストラル。

 この4頭でまとめたい。

【 買い目 】 馬連流し 計3点


【 結果 】
1着 ◎ 14 ドゥラメンテ(1人気)
2着 ▲ 01 サトノラーゼン(5人気)
3着 -- 11 サトノクラウン(3人気)
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4着 ○ 13 リアルスティール(2人気)
( 馬連 1980円 )
(参考:馬単 2220円)

【 再考 】

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