●第9回 ヴィクトリアマイル(G1)● 5月18日東京11R 芝1600m、牝、国際、定量、指定 5月17日更新 変更点 なし(ステップ戦賞金増額、1着馬優先権付与)
【 過去8年経歴 】
【 考察 】 去年は何にも考えずに取れたのを落としたレース。 そのため、去年と同じ書き出しから。 このレースが「G1」と正式に名乗るようになったのは09年のことだが、その後の勝ち馬を並べてみると、気になることがある。 参考:ヴィクトリアマイル1着馬(09年以降)
直前加算は定量戦か馬齢戦(=馬によって年齢以外での差はない)。 そして、ここ4年はクラシック連対歴のある4歳馬が勝っている。 今年の出走馬で3歳牝馬路線の連対歴を持つのは、4歳馬ではメイショウマンボ、スマートレイアー、エバーブロッサム。 他では昨年の連対馬、ヴィルシーナ、ホエールキャプチャの計5頭。 この5頭で、直前加算が定量戦の馬はメイショウマンボ(エ女王杯1着)、エバーブロッサム(優駿牝馬2着)、ヴィルシーナ(前年1着)の3頭。 上表を見ると、最低でも秋以降の加算歴を求めていることもあり、メイショウマンボが優位に映る。 しかし、桜花賞を4番人気10着と惨敗していることが気になる。 そして、上表5頭はいずれも桜花賞連対馬だが、今年は前年桜花賞連対馬がいない。 今年のヴィクトリアマイルは9回目にして、初となる前年桜花賞連対馬不在。 ならば、安直にいけない面は否めないが、昨年の連対馬2頭(ともに桜花賞2着)で代用しているとも受け取れる。 一方の相手馬は下記の通り。 参考:ヴィクトリアマイル2着馬(09年以降)
ステップ戦勝ち馬不在となった11年以外は直前加算が牝馬限定戦1着。 該当馬はメイショウマンボ、レイカーラ、スマートレイアー、ゴールデンナンバー、ケイアイアレガント、ヴィルシーナ、フーラブライトの7頭。 全馬重賞ということを考えると、OP特別以下のレイカーラ、ゴールデンナンバーは見劣りする。 ハンデ戦勝ちのフーラブライトもしかりだろう。 そして、今年は前年1着馬ヴィルシーナが参戦。 参考:前年1着馬出走のヴィクトリアマイル
4年連続というのが気になるが、勝ち馬の直前加算は牝馬限定戦。そして、東京1600という同舞台での勝ち鞍あり。 このキャリアを持ち込むのはホエールキャプチャ、ゴールデンナンバー、ケイアイエレガント、ヴィルシーナ、エクセラントカーヴの5頭。 さて、そろそろ結論を出したい。 クラシック連対歴を持つ4歳馬という点からメイショウマンボ、そして前年連対馬2頭。 前年勝ち馬は2着と着外を繰り返すというのならヴィルシーナは馬群に沈むが、確証を持てないので入れる。 同枠馬となったステップ戦福島牝馬S勝ちのケイアイエレガントの存在はプラスだろう。 この3頭を主軸としたいが、今年の古馬G1は単勝万馬券を出したフェブラリーS以外はステップ戦勝ち馬の枠に出番。 そして、過去8回にはないステップ戦勝ち馬の1番人気という点でスマートレイアーの存在は気になるため、この馬をプラス。 最終的には4頭ボックスでまとめてみる。 本命はメイショウマンボを。 【 買い目 】 馬連ボックス 計6点 【 結果 】 1着 ▲ 11 ヴィルシーナ(11人気) 2着 ◎ 04 メイショウマンボ(3人気) 3着 -- 01 ストレイトガール(6人気) ----- 4着 ○ 09 ホエールキャプチャ(2人気) (馬連8450円) (参考:馬単28050円) 【 再考 】 考察通りで的中。 ヴィルシーナが完全な盲点となっていたが、印をつけた4頭以外は連に来ないと読めたので、結果には十二分に満足してます。 欲を言えば、△スマートレイアーが切れなかったことですね。 |