●第74回 桜花賞(G1)● 4月13日阪神11R 芝1600m、3歳、牝、国際、定量、指定 4月12日更新 変更点 当日5R⇔6R
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 出走する18頭を見て最初に気になるのが、フィリーズレビュー3着のエスメラルディーナの不在。 これにより、優先権を保持する8頭全てが揃わない桜花賞となった。 優先権保持馬が出走しなかった桜花賞(01年以降)
現行馬齢表記となった01年以降、今回が6回目。 その決着構成を見ると、優先権保持馬どうしで決まったことが一度もない。 さらに、3連単発売後は3歳別定戦加算歴を持つ馬どうしで決まっている。 (ジェンティルドンナはシンザン記念1着歴あり) 今年の出走馬では、コーリンベリー(昇竜S)、シャイニーガール(エルフィンS)、フォーエバーモア(クイーンC)、アドマイヤビジン(紅梅S)の4頭。 この4頭と他馬、という組み合わせを考えたい。 (ここまで4月10日更新) さて、今年はハープスターが圧倒的な人気を背負うレースとなりそうだ。 ちなみに、チューリップ賞1着馬が1番人気となった桜花賞は01年以降で5回あり、昨年以外は連対している。 参考:チューリップ賞1着馬が1番人気を背負う桜花賞
相手馬も昨年以外は前走連対馬を持ち込んだ。 では、同枠馬までしか許されなかったクロフネサプライズと他馬との違いは何か? やはり、小倉2歳Sを9着と大敗したことに加えて、その後に500万下に出走したキャリアが邪魔をしたのではないだろうか。 後の4頭はオープンで馬券対象から外れた過去がないうえに、順を追った出走歴を持っている。 そして、阪神JFを制したレッドリヴェールがそのままここに直行した。 今年初のレースが桜花賞となるが、そのような馬が出てきたのは05年、07年、11年の3回。 05年 1着 ラインクラフト(フィリーズ1着、2人気) 2着 シーザリオ(フラワーC1着、1人気) 07年 1着 ダイワスカーレット(チューリップ賞2着、3人気) 2着 ウオッカ(チューリップ賞1着、1人気) 11年 1着 マルセリーナ(エルフィンS1着、2人気) 2着 ホエールキャプチャ(クイーンC1着、1人気) これまた前走連対馬で、こうなると人気のハープスターでやむを得ない。 2場開催週で行われたチューリップ賞がネックになるかと思わせたが、当日の施行順入れ替えもプラスだろう。 相手は優先権を持たない前走1着馬からクイーンC勝ちのフォーエバーモア、チューリップ賞で連対席を分け合ったヌーヴォレコルト。 最後にゾロ目となるベルカント。 この3点でまとめたい。 【 買い目 】 馬単流し 計3点 【 結果 】 1着 ◎ 18 ハープスター(1人気) 2着 -- 12 レッドリヴェール(2人気) 3着 ▲ 10 ヌーヴォレコルト(5人気) ----- 8着 ○ 09 フォーエバーモア(3人気) 【 再考 】 買い目として3点あげたが、さらに絞り込んで結局は馬単18→9の1点勝負を挑むも見事に2着が抜けて撃沈。 変な色気を出して失敗した典型例。 ◎ハープスターが勝つのは考察からもほぼ確実だったが、本年初出走馬がいる桜花賞は前走連対要。 ここから相手にレッドリヴェールを入れればよかっただけのこと。 阪神JFの裏表逆コピーとなるだけで、こちらの線を重視すればよかった。 代替開催となったクイーンC勝ちの○フォーエバーモアはいいところなし。 当初は切る予定だったが、当日の施行順入れ替えと同枠に△ヌーヴォレコルトが入ったことで扱いを間違えたのは失敗です。 |