●第107回 農林水産省賞典 京都記念(G2)●
     2月16日京都11R 芝2200m、国際、別定

     2月15日更新
     変更点 WIN5なし
03 ジェンティルドンナ 56 福永 10 トーセンラー 58 武豊
09 アンコイルド 56 後藤 05 ラキシス 54 川田

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
97回 04年 2京7芝22、混、別、2場       シルクフェイマス
98回 05年 2京7芝22、国、別、2場 5歳なし 国際化、3連単発売   ナリタセンチュリー
99回 06年 2京7芝22、国、別、2場       シックスセンス
100回 07年 2京7芝22、国、別、2場   別定規定変更   アドマイヤムーン
101回 08年 2京7芝22、国、別、2場、非   別定規定変更、非角指定化 番組変更あり アドマイヤオーラ
102回 09年 2京7芝22、国、別 9歳なし 角指定化、2場→3場 除外 アサクサキングス
103回 10年 2京7芝22、国、別、2場   3場→2場 枠連ゾロ目 ブエナビスタ
104回 11年 2京6芝22、国、別 5.8歳なし 7日→6日、2場→3場   トゥザグローリー
105回 12年 2京6芝22、国、別 7歳上なし WIN5発売、賞金減額(6400→6000)
別定規定変更
  トレイルブレイザー
106回 13年 2京6芝22、国、別       トーセンラー
107回 14年 2京6芝22、国、別、2場   WIN5なし    

【 考察 】
 先週に引き続いて、東京が雪のため開催をキャンセルした。
 このレースにとっては何の影響もないように見えるが、先週同様に「WIN5対象レースから外れた」ことは見ておくべきだろう。

 それにより、再現不能なキャリアを積んできた馬、さらには、これまでにないような結末を見せると考えたい。

 京都記念がグレード別定戦(勝ったレースのグレードに応じて増量)となったのは08年。
 それ以降の6年間は以下の通りで決まっている。

 参考:グレード別定戦化後の京都記念
1着 前走 2着 前走
08年 アドマイヤオーラ(+1) 京都金杯2着 アドマイヤフジ 中山金杯1着
09年 アサクサキングス(+1) 有馬記念14着 サクラメガワンダー 鳴尾記念1着
10年 ブエナビスタ(+1) 有馬記念2着 ジャガーメイル ダイヤモンドS取消
11年 トゥザグローリー 有馬記念3着 メイショウベルーガ(+1) 有馬記念12着
12年 トレイルブレイザー(+1) 香港ヴァーズ6着 ダークシャドウ(+1) 天皇賞秋2着
13年 トーセンラー 新潟記念7着 ベールドインパクト ディセンバーS1着

 これまでにない結末といえば、前走条件戦、OP負け、G1勝ち、前走G2の馬が絡むケース。
 前走条件戦はアクションスター、OP組はゼロ。
 G1勝ち馬はジェンティルドンナ、トーセンラー。前走G2負けは5頭。

 その中でも、3年ぶりとなる2K増2頭の顔ぶれが気になる。
 本来なら直前1年間のG1勝ち馬となる2K増馬なら人気を背負って当然ともいえる。
 しかし、これまでの6年間で2K増馬が1番人気を背負ったことがない。

 裏返せば、2K増が1番人気を背負う今回が狙い目ともいえる。

 そして、このレースとAJCC、中山記念の3レースは「指定」「特指」がついていない別定G2。
 どれだけ頑張っても公営在籍馬はゲートにすら入れない。

 この3レースで前走G1勝ち馬が出てきたことすらわずかに2回。

 11年のこのレース、菊花賞勝ちから直行し敗れたビッグウィーク。
 同じ年の中山記念で有馬記念勝ちから突き抜けたヴィクトワールピサ。

 この違いは何か。
 菊花賞も有馬記念もWIN5が売られない最後の年(=発売前年)であり、これは共通。

 今後はありえないキャリアを通ったが、ヴィクトワールピサには海外出走歴があった。
 同様に、海外歴を持つ2K増、1番人気。初となるジャパンC連覇を飾ったジェンティルドンナで仕方ないとみたい。

 相手は2度とありえないであろう結末を見せるならG1馬どうし。
 トーセンラーと同枠のアンコイルド。

 あとは牝馬どうしとなるラキシスまで。
  
【 買い目 】 馬連流し 計3点
 

【 結果 】
1着 -- 11 デスペラード(6人気)
2着 ○ 10 トーセンラー(2人気)
3着 ▲ 09 アンコイルド(4人気)
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6着 ◎ 03 ジェンティルドンナ(1人気)

【 再考 】

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