●第107回 農林水産省賞典 京都記念(G2)● 2月16日京都11R 芝2200m、国際、別定 2月15日更新 変更点 WIN5なし
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 先週に引き続いて、東京が雪のため開催をキャンセルした。 このレースにとっては何の影響もないように見えるが、先週同様に「WIN5対象レースから外れた」ことは見ておくべきだろう。 それにより、再現不能なキャリアを積んできた馬、さらには、これまでにないような結末を見せると考えたい。 京都記念がグレード別定戦(勝ったレースのグレードに応じて増量)となったのは08年。 それ以降の6年間は以下の通りで決まっている。 参考:グレード別定戦化後の京都記念
これまでにない結末といえば、前走条件戦、OP負け、G1勝ち、前走G2の馬が絡むケース。 前走条件戦はアクションスター、OP組はゼロ。 G1勝ち馬はジェンティルドンナ、トーセンラー。前走G2負けは5頭。 その中でも、3年ぶりとなる2K増2頭の顔ぶれが気になる。 本来なら直前1年間のG1勝ち馬となる2K増馬なら人気を背負って当然ともいえる。 しかし、これまでの6年間で2K増馬が1番人気を背負ったことがない。 裏返せば、2K増が1番人気を背負う今回が狙い目ともいえる。 そして、このレースとAJCC、中山記念の3レースは「指定」「特指」がついていない別定G2。 どれだけ頑張っても公営在籍馬はゲートにすら入れない。 この3レースで前走G1勝ち馬が出てきたことすらわずかに2回。 11年のこのレース、菊花賞勝ちから直行し敗れたビッグウィーク。 同じ年の中山記念で有馬記念勝ちから突き抜けたヴィクトワールピサ。 この違いは何か。 菊花賞も有馬記念もWIN5が売られない最後の年(=発売前年)であり、これは共通。 今後はありえないキャリアを通ったが、ヴィクトワールピサには海外出走歴があった。 同様に、海外歴を持つ2K増、1番人気。初となるジャパンC連覇を飾ったジェンティルドンナで仕方ないとみたい。 相手は2度とありえないであろう結末を見せるならG1馬どうし。 トーセンラーと同枠のアンコイルド。 あとは牝馬どうしとなるラキシスまで。 【 買い目 】 馬連流し 計3点 【 結果 】 1着 -- 11 デスペラード(6人気) 2着 ○ 10 トーセンラー(2人気) 3着 ▲ 09 アンコイルド(4人気) ----- 6着 ◎ 03 ジェンティルドンナ(1人気) 【 再考 】 |