●第31回 フェブラリーステークス(G1)● 
    2月23日東京11R ダート1600m、国際、定量、指定

    2月22日更新
    変更点 東海S、根岸S1着馬に優先権付与
11 ベルシャザール 57 C.デム 04 ワンダーアキュート 57 武豊
12 ブライトライン 57 福永 15 ホッコータルマエ 57 幸
× 01 ゴールスキー 57 ベリー × 08 ニホンピロアワーズ 57 酒井

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
21回 04年 1東8ダ16、混、定、指、2場   代替戻り、定量規定変更   アドマイヤドン
22回 05年 1東8ダ16、混、定、指、2場 8歳なし 3連単発売   メイショウボーラー
23回 06年 1東8ダ16、混、定、指、2場       カネヒキリ
24回 07年 1東8ダ16、国、定、指、2場   国際化   サンライズバッカス
25回 08年 1東8ダ16、国、定、指、2場 5.10.11歳なし     ヴァーミリアン
26回 09年 1東8ダ16、国、定、指       サクセスブロッケン
27回 10年 1東8ダ16、国、定、指、2場     当日番組変更あり
取消、枠連ゾロ目
エスポワールシチー
28回 11年 1東8ダ16、国、定、指、2場       トランセンド
29回 12年 1東8ダ16、国、定、指、2場   WIN5発売   テスタマッタ
30回 13年 1東8ダ16、国、定、指       グレープブランデー
31回 14年 1東8ダ16、国、定、指   (東海S、根岸S1着馬優先権付与)    

【 考察 】
 結論から書くが、◎はベルシャザール。

 このレースへの出走までに様々な道を通ってくるが、それぞれの勝ち馬出走有無、ならびに決着構成は以下の通り。
 (3連単発売後に限る)

 参考:フェブラリーSまでのローテーション一覧
南部杯
1着馬
JCダート
1着馬
東京大賞
1着馬
東海S
根岸S
川崎記念
1着馬
フェブラリーS1着馬 前走 フェブラリーS2着馬 前走
05年 出走 2同枠   平:3着
根:1着
2同枠 メイショウボーラー 根岸S1着 シーキングザダイヤ 川崎記念2着
06年 3着 1着 出走 平:出走
根:出走
出走 カネヒキリ JCD1着 シーキングザダイヤ 川崎記念2着
07年 2着   1着 平:出走
根:3着
  サンライズバッカス 平安S2着 ブルーコンコルド 東京大賞1着
08年 2着 1着 1着 平:出走
根:3着
出走 ヴァーミリアン 川崎記念 消 ブルーコンコルド 東京大賞5着
09年   3着 3着   3着 サクセスブロッケン 川崎記念3着 カジノドライヴ 1600万1着
10年 1着 1着 3着 根:出走   エスポワールシチー JCD1着 テスタマッタ 川崎記念3着
11年 出走 1着   平:出走
根:2同枠
2着 トランセンド JCD1着 フリオーソ 川崎記念1着
12年 1同枠 1同枠   根:2着   テスタマッタ 根岸3着 シルクフォーチュン 根岸S1着
13年 2着     東:1着   グレープブランデー 東海S1着 エスポワールシチー 東京大賞5着
14年   出走 出走 東:出走
根:出走
出走        
 注1:年の黄字は1月開催奇数日数
 注2:東海Sの12年までは平安S
 注3:東京大賞典までの赤字はその後フェブラリーSへ直行

 JCダートを制して、そのままフェブラリーSへ直行した馬は全て連対枠入り。
 12年にトランセンドが同枠馬としての位置づけにおかれたが、このレースが同一レースの連覇を認めていない傾向もある。

 このローテで出てきた馬が1着枠から外れていないこともあり、素直にこの馬から入りたい。

 最後の「東京ダ2100」で行われた07年のJCダートを制したカネヒキリが08年のフェブラリーSを制した。
 同様に、最後の「阪神ダ1800・JCダート」を制したベルシャザールがここを持って行ってもいくとみたい。


 相手筆頭はそのJCダートでも相手を務めたワンダーアキュート。
 JCダートの結果をトレースして、今年のフェブラリーSを事実上パスする形で消化するケースが最大の想定。

 その後は、今年から優先権が付与されることになった東海S、根岸Sの勝ち馬、ニホンピロアワーズとゴールスキー。
 01年の根岸S、昨年の東海Sがこのレースの前哨戦として移設され、その年はそれぞれの勝ち馬を起用したが、これは今年もありうる話。

 迷うのはホッコータルマエの取捨選択。
 ベルシャザールにない交流Jpn1勝ちがプラスの一方、川崎記念を挟んだローテは気になるので評価をさげたい。

【 買い目 】 馬連流し 計5点
 

【 結果 】 単勝、枠連万馬券
1着 -- 13 コパノリッキー(16人気)
2着 △ 15 ホッコータルマエ(2人気)
3着 ◎ 11 ベルシャザール(1人気)
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5着 ▲ 12 ブライトライン(7人気)
6着 ○ 04 ワンダーアキュート(5人気)

【 再考 】
 スプリンターズSのダイタクヤマト以来でしょうか。G1を単勝シンガリ人気の馬が制したというのは。
 おまけに、単勝、枠連万馬券決着。

 このレースですが、ジャパンカップダートという再現不能なレースを制したベルシャザールにとっては、このキャリアが邪魔。
 今年から東海S、根岸Sの勝ち馬に優先権を付与したこともあり、それはなおさら。

 だからこそ、何らかの理由をつけて空洞化すると考えていた。

 前日までは何かが取り消すとみてたが、それもなかった以上、どこかのレースと同じ結末を持ち込んだコピー&ペースト。
 こちらとみて、JCダートをそのままトレースしたベルシャザール&ワンダーアキュートで馬券を組みました。

 川崎記念を使ったホッコーが勝てないというのは予想してましたが、それがこの馬というのは全くの想定外。

 いずれにしても見立てが違っていましたが、この流れは全く持って読めませんでした。
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