● 東京優駿(第81回 日本ダービー)(G1) ● 6月1日東京10R 芝2400m、3歳、国際、牡牝、定量、指定 5月31日更新 変更点 なし
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 東京優駿といえば、賞金額が物語るように3歳の頂点を決める戦い。 そこに2歳戦賞金1位の朝日杯FSを勝ったアジアエキスプレスがいない。 参考:前年朝日杯1着馬不在の東京優駿(01年以降)
わずか2回だが、勝ち馬はともにG1馬。 今年は皐月賞を制したイスラボニータ、あとは阪神JFを制したレッドリヴェール。 さらに今年は優先権を保持する馬が全馬出走予定 参考:優先権保持馬が全馬出走した年の東京優駿(01年以降)
2冠制覇となるのは1着優先権で皐月賞に挑んだときのみ。 皐月賞馬イスラボニータはトライアルをパスして挑んでいるうえに、今年の皐月賞はJRA60周年の記念競走。 前年に80回の記念競走を迎えた東京優駿にこの場はそぐわなく映る。 (ここまで5月28日更新) さらに今年はNHKマイルC連対馬不在。 これは05年までさかのぼるが、この時の勝ち馬は皐月賞馬ディープインパクトで、2着に京都新聞杯勝ちのインティライミ。 前走重賞勝ち馬の出番だった。 何も起きなければ大荒れになるだろうとみてたが、ウインフルブルームの出走取消により、97年以来となる17頭立。 これにより、これまでの想定が全て変更となる。 17頭立で行われた東京優駿は96年、97年、10年の3回。いずれも出走取消発生によるものだった。 参考:17頭立の東京優駿
勝ち馬に共通しているのは、3歳になってから別定戦で1着歴あり。 サニーブライアンはジュニアC、エイシンフラッシュは京成杯1着歴をそれぞれ持っていた。 今年の該当馬は7頭。 (マイネルフロスト、トゥザワールド、スズカデヴィアス、エキマエ、イスラボニータ、タガノグランパ、トーセンスターダム) ただ、皐月賞トライアルで賞金を加算した馬はゼロ、そして皐月賞出走の場合は優先権を獲得している。 こうなると、弥生賞勝ちのトゥザワールド、皐月賞で優先権を取れなかったタガノグランパ、トーセンスターダムは劣る。 前走馬券対象外は勝ち馬の出番なしとも受け取れ、そうなると、交流重賞勝ちのエキマエ、2冠を目指すイスラボニータしか残らない。 一方、2着馬は前走勝ちか皐月賞で優先権獲得。 そこで、そろそろ結論を。 記念競走となった皐月賞を勝ったイスラボニータを切りたかったが、取消戦によりきれなくなった。 代替競馬でWIN5がキャンセルされた共同通信杯勝ち、記念競走となった皐月賞を勝っており、この馬を連軸としたい。 皐月賞と東京優駿の2冠達成有無が問われるが、これは厳しいとみます。 2冠馬が生まれたのは、現行馬齢表記となってからは03年、05年、06年、11年の4回。 03年、05年、11年は新馬券発売初年、06年は1日12R化初年と何らかの変更を受けていた。 今年は取消以外は何もない点が気になり、この馬を2着と見て馬券を組みたい。 相手は皐月賞で相手となったトゥザワールド、祝日トライアル勝ちのショウナンラグーンが入った3枠を上位。 最終戦となるラジニケ杯勝ちのワンアンドオンリー、同じ代替競馬勝ちのトーセンスターダムは消せない。 そして今年は皇太子殿下が来場されるが、前回来場時は牝馬ウオッカが勝ったこともあり、一応レッドリヴェールを最後に押さえる。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 △ 02 ワンアンドオンリー(3人気) 2着 ◎ 13 イスラボニータ(1人気) 3着 -- 03 マイネルフロスト(12人気) ----- 5着 ○ 05 トゥザワールド(2人気) 6着 ▲ 06 ショウナンラグーン(9人気) (馬連 850円) (参考:馬単 1860円) 【 再考 】 |