●ジャパン・オータムインターナショナル 第34回 ジャパンカップ(国際招待)(G1)●
     11月30日東京11R 芝2400m、国際、定量、指定

     11月29日更新
     変更点 8日→9日(時期不変)
03 ジェンティルドンナ 55 ムーア 09 イスラボニータ 55 蛯名
02 アイヴァンホウ 57 ミナリク 08 デニムアンドルビー 55 浜中
× 01 ジャスタウェイ 57 福永 × 15 スピルバーグ 57 北村宏

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
24回 04年 5東8芝24、国、定、指、2場 7歳なし 3連単発売、10R→11R   ゼンノロブロイ
25回 05年 5東8芝24、国、定、指、2場   11R→10R   アルカセット
26回 06年 5東8芝24、国、定、指、2場 6.7.8歳なし   枠連ゾロ目 ディープインパクト
27回 07年 5東8芝24、国、定、指   発表後番組変更あり 2場→3場 アドマイヤムーン
28回 08年 5東8芝24、国、定、指、2場   JAI組込 取消 スクリーンヒーロー
29回 09年 5東8芝24、国、定、指、2場       ウオッカ
30回 10年 5東8芝24、国、定、指、2場   30回記念でWSJS東京施行
当週平場戦に過去のJC勝ち馬名入り
降着あり ローズキングダム
31回 11年 5東8芝24、国、定、指   WIN5発売   ブエナビスタ
32回 12年 5東8芝24、国、定、指、2場   10R→11R 枠連ゾロ目 ジェンティルドンナ
33回 13年 5東8芝24、国、定、指、2場       ジェンティルドンナ
34回 14年 5東9芝24、国、定、指、2場 7歳なし 8日→9日(時期不変)    
 (JAI……ジャパン・オータムインターナショナル)

【 考察 】
 来年から1着賞金が3億に増額されるため、今年は最初で最後の「9日目、1着賞金2.5億」で行われる。

 裏を返せば、「来年以降に続かないので、何でもあり、勝ち馬には隠居してもらえば結構」ともいえるが、それなりに考えたい。

 1回限りといえば、3場開催化し当日の番組を動かした07年。平場戦にタイトルをつけた10年。
 新馬券導入初年となるも、翌年は競走番号が変更された04年、11年といったところだろう。

1着馬 前走 海外歴 2着馬 前走 海外歴
04年 ゼンノロブロイ 天皇賞秋1着 (外国人騎手) コスモバルク 菊花賞4着 (外国人騎手)
07年 アドマイヤムーン 天皇賞秋6着 ドバイDF ポップロック 天皇賞秋4着 ドバイシーマC6着
10年 ローズキングダム 菊花賞2着 (同枠外国馬) ブエナビスタ 天皇賞秋1着 ドバイシーマC2着
11年 ブエナビスタ 天皇賞秋4着 ドバイWC8着 トーセンジョーダン 天皇賞秋1着 (外国人騎手)

 3歳馬なら菊花賞、古馬なら天皇賞秋が前走というわかりやすい流れ。
 さらには海外歴のない馬には外国人騎手が同枠に外国馬ということで、日本人騎手、日本調教馬だけでは厳しく映る。

 今年、海外出走歴を持つ馬は日本馬ではジャスタウェイ、ジェンティルドンナ、エピファネイア、ハープスター。
 外国人騎手が乗る日本馬はジェンティルドンナ、エピファネイア、トーセンジョーダン、ディサイファ。

 「海外歴あり&外国人騎手」の組み合わせとなった2枠が、他馬とは違った異様性を見せていることは見逃せない。

 その一方で、「3歳馬、海外歴なし、日本人騎手」で枠を組んだ5枠の異質さも逆に浮かび上がる。
 
 この両枠の異質さをふまえて狙ってみたい。
 2枠からならば海外加算歴を持つジェンティルドンナ、5枠では同舞台の負けキャリアを拾ってイスラボニータ。
 この2頭から海外歴を持つジェンティを◎としたい。
 
 海外歴保持で揃った1枠両馬、前年2着とドバイ遠征歴のあるデニムアンドルビーなどを押さえにしたい。

【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 -- 04 エピファネイア(4人気)
2着 × 01 ジャスタウェイ(3人気)
3着 × 15 スピルバーグ(6人気)
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4着 ◎ 03 ジェンティルドンナ(1人気、1着同枠)
6着 ▲ 02 アイヴァンホウ(12人気、2着同枠)
9着 ○ 09 イスラボニータ(5人気)

【 再考 】
 ハープスター、ワンアンドオンリーの両3歳馬を切ったことだけが正解。

 2枠の異様性から、この枠が鉄板クラスというのは読めたが、同枠馬どうしで終わり。
 地味に?9.7倍の枠連を取りに行けばよかったが、色気を出して大失敗。

 「何でもありだが、何か新しいことをしてくる」という視点はあっていた。
 というのも、勝ったエピファネイアは現行馬齢表記となったジャパンCでは連対歴のない「直前1年間加算歴ゼロ」。

 外国人騎手という点で気になっていたが、同じ型のトーセンジョーダンがいたので軽視したことが失敗。
 
 直前1年以内の海外出走歴ありという点で絞り込めばよかったということなのだろう。

 さらに、天皇賞秋6着(掲示板以外最先着)もサンプルであげた07年のアドマイヤムーンと同様。
 軸とした枠は正解でも、馬で狙うはこちらだった。


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