●有馬記念(第59回グランプリ)(G1)● 12月28日中山10R 芝2500m、国際、定量、指定 12月27日更新 変更点 なし(枠順抽選は公開抽選に変更、特別出走奨励金の支給)
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 今年の古馬G1を振り返ると気になることがある。 参考:前年連対枠に入った馬が出走した本年のG1
前年の同一レースで連対した馬が出走した場合、キッチリと馬券対象枠に入っている。 昨年の有馬記念で連対枠入りしていたのはウインバリアシオン(2着)。ほかに、馬券対象枠でゴールドシップ(3着)。 この2頭が相手に何を連れて枠を組むかに注目したい。 (ここまで12月23日更新) 一方で、過去の有馬記念を振り返っても気になることが1つ。 3歳馬と古馬では古馬が優勢だが、それまでの出走履歴にポイントがあるのではなかろうか。 参考:古馬が有馬記念を勝った年
勝ち馬は07年のマツリダゴッホ以外、全て3歳時に有馬記念への出走歴がある。 07年といえば、競馬法が改正され奇数開催も設定されることとなった初年。 そして、それを補うかの如く、秋華賞、女王杯と3歳限定、古馬の両G1を連勝したダイワスカーレットを起用した。 今年出走する古馬で3歳時に有馬記念への出走歴を持つのは、一昨年の勝ち馬ゴールドシップのみ。 古馬G1を勝った3歳馬もおらず、単純に起用すると考えてもいいだろう。 相手筆頭はフェノーメノ。 上表にある、前年2.3着馬出走の年は前年の2着馬の同枠馬となると、この馬の出番。 そのほかでは前走は敗れたが、古馬対戦歴を既に刻んだワンアンドオンリーとその同枠ジェンティルドンナ。 後者は有馬記念初出走という点は引っかかる。 同様に有馬記念初出走となるが、ゴールドシップと同枠を組んだエピファネイアを最後の押さえに。 【 買い目 】 単勝14、枠連、馬連流し 計8点 【 結果 】 (馬連万馬券) 1着 △ 04 ジェンティルドンナ(4人気) 2着 -- 06 トゥザワールド(9人気) 3着 ◎ 01 ゴールドシップ(1人気) ----- 10着 ○ 10 フェノーメノ(6人気) 13着 ▲ 03 ワンアンドオンリー(5人気) 【 再考 】 正解はジャスタウェイの無印だけ。 本文では全く触れず、終わってから書くのも「あれ」だが、「そっちかよ」という結末。 <レース後、引退式実施> <枠順決定方法変更に伴う公開抽選で枠順選択1位> この2つに該当するジェンティルドンナ。 「出番です」という匂いはしてましたが、「古馬で中山未経験の頭なし」という点を嫌って外して失敗。 「年内にJRAの古馬G1を2つ勝った馬がいない」という点で、年度代表馬を選びやすくする。 こちらを考えてましたが、勝ち馬を見る限り、「全てのG1で違う馬を1着席に据える」ほうが解答。 これまでの流れを受けて、前年の結果を持ち込むと考えていた以上、辿ったルートは逆でした。 タップダンスシチーの再来?と見てたのも、結果を見る限り間違いということでしょう。 あと、今年からファン投票10位以内で条件を満たす馬に該当する特別出走奨励金の支給が開始。 この最上位に当てはまるのがジェンティルドンナとゴールドシップであり、このどちらかが来るという点だけは正解だったようです。 一方、2着にトゥザワールドが入って馬連万馬券決着。 3歳馬に加えて、同じ中山で行われた皐月賞連対、皐月賞馬イスラボニータの回避がよかったのでしょう。 しかし、秋のG1は平地で全敗。 「まだまだ何もかもが足りない」としか言えません。 ---------- 2014年、JRAの全レースが終了しました。 本年も当サイト、ブログをご愛顧いただき、ありがとうございました。 公開予想の結果は69戦22勝。 ヴィクトリアマイル的中など、夏までは順調に成績をのばしてきましたが、一転して秋の平地G1は全敗。 逆神という説もありますが、途中で狂った歯車は最後まで戻ることなく今年が終わりました。 「何かが間違っている、根本的にずれている」認識はありましたが、それが修正できずに終わったことは痛恨の極み。 とはいえ、根本的な軸がずれている以上、継続的な的中馬券の選択はできないのも事実です。 来年の予想は今期の後半と同様のペースになることがほぼ確定していますが、その「間違い探し」から始めます。 それでは、読者の皆様、よいお年をお迎えください。 当たるか外れるかはわかりませんが、新年3日の金杯予想でお会いしましょう。 管理人より。 |