●第63回 農林水産省賞典 安田記念(G1)● 6月2日東京11R 芝1600m、国際、定量、指定 6月1日更新 変更点 なし(4日間番組→8日間番組)
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 1.ロードカナロアの出走 外国馬2頭を含む出走馬18頭が確定したが、気になるのは高松宮記念を制したロードカナロアの出走。 参考:当年高松宮記念1着馬出走年の安田記念(直前10年間)
高松宮記念からの連対はゼロ。 外国馬ゼロの03年以外は前走ステップ戦勝ちか外国出走馬が勝ち、2着もステップ戦勝ち馬かG1馬。 直近3回は海外出走歴を持つ馬が勝った。 こうなるとかなり絞られる。 ステップ戦を勝ったグランプリボス(マイラーズC)、ダイワマッジョーレ(京王杯SC)。 前走海外出走となる外国馬2頭と海外出走歴を持つサダムパテック。 G1馬のカレンブラックヒルとヴィルシーナ。 この7頭が浮かんでくる。 2. 3歳馬も出てきた そして今年は3歳馬エーシントップが出走してきたが、3歳馬が出てきた安田記念は過去に2回。(01年以降)
いずれも馬番14番が1着。 今年の14番はその3歳馬エーシントップ。 2着枠に京王杯2着馬がいるが、今年の2着馬トライアンフマーチは不出走。 3. 8日間番組化 去年から夏競馬になったが、去年は4日間番組。 今年から8日間番組に変更された。 1度限りの4日間番組だったからこそ、ステップ戦は出ただけで何の結果も出なかった馬が同居した2枠のゾロ目で決まったとも受け取れる。 ならば、今年は去年と違う流れの馬に出番が来るのではなかろうか。 ただ、今年は7歳世代が不在で8歳馬シルポートが出走し、世代抜けのメンバー構成となった。 そのため、新生夏季番組安田記念の系図を発表することを1年先送りしたと考えることも可能。 この点は時間があれば掘り下げてみたい。 (ここまで5月31日更新) 4. ヴィルシーナの参戦 前走ヴィクトリアマイルを快勝し、万年2着にピリオドを打ったヴィルシーナが参戦してきた。 牝馬の参戦というのもあるが、同距離G1勝ち馬の参戦としても受け取れる。 参考:ヴィクトリアマイル1着馬参戦年の安田記念
3場開催週となった11年以外はG1勝ち馬の出番。 ただ、06年当時のチャンピオンズマイルは国際G1に認定されていなかったので、前走マイル戦1着とも受け取れる。 5.最終結論 切り口1つで何とでもいえる難解なレースとなった。 いくつかのデータを並べたが、どれもこれもG1馬の出番がメインだった。 そこで、基本的にG1馬以外の出番は薄いだろうが、3歳馬出走年は2着に京王杯連対馬を持ち込んでいる。 そのため、G1馬&京王杯連対馬と考えたい。 3歳馬出走、7歳世代不在、8日間番組初年。 この3点から、正規1着馬の選定を先送りするのではないか?という疑問が抜けない。 そこで今回は海外出走歴のあるG1馬として外国馬グロリアスデイズを狙ってみる。 相手筆頭はサダムパテック。 同枠の京王杯1着馬ダイワマッジョーレも捨てがたい。 高松宮記念馬は全く振るわないが、海外歴のあるG1馬としてロードカナロアはこの構成なら選択肢に入れる。 G1馬からは前走1着のヴィルシーナを。 最後にG1馬ではないがサダムと相手を組んだグランプリボスを一応押さえたい。 【 買い目 】 馬連 6.18流し 計9点 【 結果 】 1着 △ 10 ロードカナロア(1人気) 2着 -- 02 ショウナンマイティ(3人気) 3着 -- 16 ダノンシャーク(12人気) ----- 9着 ▲ 17 ダイワマッジョーレ(6人気) 11着 ◎ 06 グロリアスデイズ(11人気) 13着 ○ 18 サダムパテック(8人気) 【 再考 】 |