●第73回 桜花賞(G1)●
     4月7日阪神11R 芝1600m、3歳、牝、国際、定量、指定

     4月6日更新
     変更点 なし
13 クロフネサプライズ 55 武豊 03 クラウンロゼ 55 三浦
14 レッドオーヴァル 55 M.デムーロ 05 ウインプリメーラ 55 和田
(騎手変更 07 アユサン 丸山 → C.デムーロ)

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
63回 03年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 馬単・3連複発売 取消 スティルインラブ
64回 04年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 外国産馬一部開放   ダンスインザムード
65回 05年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 3連単発売
外国産出走枠2頭→4頭
  ラインクラフト
66回 06年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指     キストゥヘヴン
67回 07年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 外回りコース使用、表記G1→Jpn1   ダイワスカーレット
68回 08年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指   取消 レジネッタ
69回 09年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 11R→10R   ブエナビスタ
70回 10年 2阪6芝16、3歳、牝、国、定、指 国際化、J1→G1 当日番組変更あり アパパネ
71回 11年 2阪6芝16、3歳、牝、国、定、指、2場 10R→11R、アネモネS中止 番組発表後変更 マルセリーナ
72回 12年 2阪6芝16、3歳、牝、国、定、指 WIN5発売   ジェンティルドンナ
73回 13年 2阪6芝16、3歳、牝、国、定、指      

【 考察 】
 今年の開催日程を見ると、1月の京都、中山が7日間開催で行われた。
 その日程で行われた07年と昨年は、ともにその1月開催での賞金加算歴を持つ馬に出番が来た。

 07年 1着 ダイワスカーレット 3人気 シンザン記念2着
 12年 1着 ジェンティルドンナ 2人気 シンザン記念1着

 今年というと、クラウンロゼ(フェアリーS1着)、トーセンソレイユ(新馬1着)、レッドオーヴァル(紅梅S1着)の3頭。

 ただ、勝った2頭は牡馬混成重賞戦での賞金加算歴保持馬。
 今年は3歳牡馬混成戦勝ちを持つ馬が、OP特別クロッカスSを勝ったシーブリーズライフのみという点を見ておきたい。

 そして、今年は3歳別定戦の基礎賞金額が引き下げられた。
 前回別定戦の規定が変更されたのは06年。

 この年の桜花賞は変更別定戦フラワーC勝ちのキストゥヘヴンが制し、同じ別定戦クイーンC勝ちのコイウタが3着と力走した。

 今年の出走予定馬で変更別定戦勝ちを持つのは数頭いるが、前走別定戦勝ちというのは2頭。
 フラワーC勝ちのサクラプレジールとエルフィンS勝ちのトーセンソレイユ。

 しかし、過去の桜花賞を見ると、非トライアル組どうしできまったのは震災でアネモネSがキャンセルされた一昨年のみ。

 単純にこの2頭での決着というのはなさそうだ。
 (ここまで4月4日更新)

 参考:桜花賞連対馬の前走
1着前走 2着前走 備考
01年 チューリップ1着 500万1着 フィリーズ1着不在
02年 アネモネS8着 フィリーズ4着 アネモネ2着、フィリーズ3着不在
03年 チューリップ2着 チューリップ4着 取消、馬単初年
04年 フラワーC1着 チューリップ2着  
05年 フィリーズ1着 フラワーC1着 3連単初年
06年 フラワーC1着 チューリップ1着 3歳G3別定規定変更
07年 チューリップ2着 チューリップ1着  
08年 フィリーズ3着 クイーンC6着 取消、3歳G3賞金減
09年 チューリップ1着 エルフィンS1着 10R
10年 チューリップ2着 フラワーC1着 10R、3歳G3賞金減
11年 エルフィンS1着 クイーンC1着 アネモネS中止、チューリップ1着不在
12年 チューリップ賞4着 クイーンC1着 WIN5初年、3歳G2.G3賞金減、チューリップ1着不在
13年     2歳G2下賞金減、2歳、3歳別定規定変更
 (赤字優先権獲得、青字トライアル以外)
 
 今年、ここに来るまでの道のりは昨年までと大きく変わった。
 というのも、2歳戦の賞金はG1以外減額、それに伴い3歳別定戦の増量金額も変更された。

 前回3歳重賞の別定規定を変更した06年は、その別定戦フラワーCを制したキストゥヘヴンが7枠から持って行った。
 賞金を減額した08年、10年、12年は減額重賞1着歴を持つ馬の枠が連対した。

 クイーンC1着のウキヨノカゼ、フラワーC1着のサクラプレジールが不在。
 となると、残ったクラウンロゼだが、こちらにも致命的な欠点がある。

 「減額2歳OPへの出走歴なし」。
 このキャリアはさすがに痛いだろう。

 では、どこからか?となるが、今回は1番人気のクロフネサプライズから入りたい。
 「阪神JF連対→チューリップ賞優先権」がものをいうとみている。

 その流れで桜花賞に挑んだ馬は4頭。

 07年2着 ウオッカ 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞1着
 08年着外 トールポピー 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞2着
 09年1着 ブエナビスタ 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞1着
 10年1着 アパパネ 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞2着
 
 トールポピーが失速したが、この年は取消戦と考えれば辻褄もあうし、同枠に1月加算歴を持つレッドオーヴァルが入ったこともプラス。

 相手は3歳別定重賞勝ちで挑むクラウンロゼが筆頭。
 同枠に入ったレッドオーヴァルが3番手。

 トライアル後に行われ、事実上桜花賞への最終便となるフラワーC1着馬が今年は12年ぶりに不在。
 前回該当した01年はチューリップ賞1.2着枠の馬で決まったこともあり、ウインプリメーラを押さえ、今回はこの4頭でまとめたい。  
 
【 買い目 】 馬連流し 計3点


【 結果 】
1着 -- 07 アユサン(7人気)
2着 ▲ 14 レッドオーヴァル(2人気)
3着 -- 09 プリンセスジャック(14人気)
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4着 ◎ 13 クロフネサプライズ(1人気、2着同枠)
16着 ○ 03 クラウンロゼ(5人気)

(騎手変更 07 アユサン 丸山 → C.デムーロ)

【 再考 】

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