●第73回 桜花賞(G1)● 4月7日阪神11R 芝1600m、3歳、牝、国際、定量、指定 4月6日更新 変更点 なし
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 今年の開催日程を見ると、1月の京都、中山が7日間開催で行われた。 その日程で行われた07年と昨年は、ともにその1月開催での賞金加算歴を持つ馬に出番が来た。 07年 1着 ダイワスカーレット 3人気 シンザン記念2着 12年 1着 ジェンティルドンナ 2人気 シンザン記念1着 今年というと、クラウンロゼ(フェアリーS1着)、トーセンソレイユ(新馬1着)、レッドオーヴァル(紅梅S1着)の3頭。 ただ、勝った2頭は牡馬混成重賞戦での賞金加算歴保持馬。 今年は3歳牡馬混成戦勝ちを持つ馬が、OP特別クロッカスSを勝ったシーブリーズライフのみという点を見ておきたい。 そして、今年は3歳別定戦の基礎賞金額が引き下げられた。 前回別定戦の規定が変更されたのは06年。 この年の桜花賞は変更別定戦フラワーC勝ちのキストゥヘヴンが制し、同じ別定戦クイーンC勝ちのコイウタが3着と力走した。 今年の出走予定馬で変更別定戦勝ちを持つのは数頭いるが、前走別定戦勝ちというのは2頭。 フラワーC勝ちのサクラプレジールとエルフィンS勝ちのトーセンソレイユ。 しかし、過去の桜花賞を見ると、非トライアル組どうしできまったのは震災でアネモネSがキャンセルされた一昨年のみ。 単純にこの2頭での決着というのはなさそうだ。 (ここまで4月4日更新) 参考:桜花賞連対馬の前走
今年、ここに来るまでの道のりは昨年までと大きく変わった。 というのも、2歳戦の賞金はG1以外減額、それに伴い3歳別定戦の増量金額も変更された。 前回3歳重賞の別定規定を変更した06年は、その別定戦フラワーCを制したキストゥヘヴンが7枠から持って行った。 賞金を減額した08年、10年、12年は減額重賞1着歴を持つ馬の枠が連対した。 クイーンC1着のウキヨノカゼ、フラワーC1着のサクラプレジールが不在。 となると、残ったクラウンロゼだが、こちらにも致命的な欠点がある。 「減額2歳OPへの出走歴なし」。 このキャリアはさすがに痛いだろう。 では、どこからか?となるが、今回は1番人気のクロフネサプライズから入りたい。 「阪神JF連対→チューリップ賞優先権」がものをいうとみている。 その流れで桜花賞に挑んだ馬は4頭。 07年2着 ウオッカ 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞1着 08年着外 トールポピー 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞2着 09年1着 ブエナビスタ 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞1着 10年1着 アパパネ 1人気 阪神JF1着 → チューリップ賞2着 トールポピーが失速したが、この年は取消戦と考えれば辻褄もあうし、同枠に1月加算歴を持つレッドオーヴァルが入ったこともプラス。 相手は3歳別定重賞勝ちで挑むクラウンロゼが筆頭。 同枠に入ったレッドオーヴァルが3番手。 トライアル後に行われ、事実上桜花賞への最終便となるフラワーC1着馬が今年は12年ぶりに不在。 前回該当した01年はチューリップ賞1.2着枠の馬で決まったこともあり、ウインプリメーラを押さえ、今回はこの4頭でまとめたい。 【 買い目 】 馬連流し 計3点 【 結果 】 1着 -- 07 アユサン(7人気) 2着 ▲ 14 レッドオーヴァル(2人気) 3着 -- 09 プリンセスジャック(14人気) ----- 4着 ◎ 13 クロフネサプライズ(1人気、2着同枠) 16着 ○ 03 クラウンロゼ(5人気) (騎手変更 07 アユサン 丸山 → C.デムーロ) 【 再考 】 |