● 優駿牝馬(第74回 オークス)(G1) ● 5月19日東京11R 芝2400m、3歳、国際、牝、定量、指定 5月18日週中考察更新 変更点 なし
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 1.現状では優先権獲得馬が揃って出走の予定。 こちらはブログでも触れたが、桜花賞1着馬との兼ね合いを。
2前走チューリップ賞から桜花賞馬となったら、01年以外はここで出番。 それ以外は未連対と両極端な結果。 ならばアユサン……となるんだろうけど、気になるのが一度きりの「新設重賞」で行われたアルテミスS2着歴。 そして今年は牡馬相手に重賞で賞金を加算した馬がゼロ。 こんな年は09年、その前は00年。 00年 1着 シルクプリマドンナ 桜花賞3着 2着 チアズグレイス 桜花賞1着 09年 1着 ブエナビスタ 桜花賞1着 2着 レッドデイヴィス 桜花賞2着 両年とも桜花賞組の決着。 こうなると、結局は桜花賞組の競馬となるのだろうか。 (ここまで5月15日更新) ちなみに、レースが「3歳」表記となった01年以降では今年で5回目。
勝ち馬は優先権を得て出走。しかも01年以外は1着優先権が使われている。 一方、2着馬は桜花賞で権利獲得に失敗したか、桜花賞をパスして権利を得たかのどちらか。 桜花賞に出た2頭は桜花賞TRに出走せず、3歳時に重賞で賞金を加算して桜花賞に出走していた。 もう1点付け加えるなら、牝馬限定の500万下1着歴も保有している。 前者該当は優先権保持馬。 後者となるチューニー、フサイチパンドラのような流れ(牝500万勝ち→重賞連対→桜花賞負け→直行)を持つ馬は不在。 そのため、別角度から探る必要があるだろう。 そこで、見たいのが先行G1桜花賞。 勝ったアユサンの前走はチューリップ賞3着だが、3着優先権の馬が桜花賞で連対したケースは数少ない。 直近は08年(取消戦)1着のレジネッタ(フィリーズ3着)、その前となると97年2着のメジロドーベル(チューリップ賞3着)。 かなりさかのぼるが、この両年のオークスは桜花賞2着馬を持ち込んでいる。 97年1着 メジロドーベル 桜花賞2着 08年2着 エフティマイア 桜花賞2着 それならば、今年も桜花賞2着から挑むレッドオーヴァルという狙いが立つ。 それを後押しするのが毎度触れている今年の開催日程。 1月開催が7日間競馬で行われたが、この形となった07年と昨年はその開催でオープン加算歴を持つ馬に出番が来た。 07年1着 ローブデコルテ 紅梅S 12年1着 ジェンティルドンナ シンザン記念 今年、行われた3歳G1の3レースを見ると、優先権が全て行使されなかった皐月賞(スプリングS3着不在)では出番なし。 その一方、優先権が全て使われた桜花賞、NHKマイルではキッチリと出番が来ている。 桜花賞2着 レッドオーヴァル 紅梅S1着 NHKマイル1着 マイネルホウオウ ジュニアC1着 あと、前売りオッズから気になることを。 土曜日の夜にこれを書いているが、この段階で1番人気が桜花賞馬ではなく、フローラS勝ちのデニムアンドルビー。 桜花賞馬が1番人気を取れなかった(2冠になるとは思われなかった)年のオークス(直前10年)
見事なまでに1番人気が消えたオークスとなった。 以上、長々と脈絡もなく書いてしまったが、結論を。 桜花賞馬が1番人気以外/優先権獲得馬全出走/今年の開催日程、この3点から桜花賞で優先権を獲得した馬を軸に狙う。 該当4頭から1月加算歴のあるレッドオーヴァルを◎としたい。 相手も同じ桜花賞組で3歳になってから賞金加算歴を持つアユサン、クロフネサプライズを上位。 あとは、桜花賞で負けたトーセンソレイユと1月開催加算歴、優先権保持のエバーブロッサム。 1番人気のデニムアンドルビーは最後の押さえとしたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 -- 03 メイショウマンボ(9人気) 2着 × 13 エバーブロッサム(5人気) 3着 × 05 デニムアンドルビー(1人気) ----- 4着 ○ 04 アユサン(3人気) 12着 ▲ 16 クロフネサプライズ(4人気) 17着 ◎ 01 レッドオーヴァル(2人気) 【 再考 】 |