● 東京優駿(第80回 日本ダービー)(G1) ● 5月26日東京10R 芝2400m、3歳、国際、牡牝、定量、指定 5月25日更新 変更点 賞金増額(15000→20000)(当日5R以降特別戦)、JRAプレミアム
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 80回目を迎えた東京優駿(日本ダービー)。 JRAのHPを見ると「80th Anniversary」と最初に出てくるし、80回目のメモリアルイヤーともうたっている。 つまり、今年の東京優駿は一種の記念競走。 当日も未勝利戦以外となる5R以降で全て特別戦が組まれるなど1回限りの流れを明白化した番組構成と受け取れる。 毎度のごとく最初が間違ったら一気に終了となるが、その流れで考えたい。 22頭の最終登録馬を見ると、気になる馬が3頭。 祝日戦となった京都新聞杯を勝ったキズナ。 7頭立のラジオNIKKEI杯勝ちのエピファネイア。 そして、2冠を目指すロゴタイプ。 実は50回、60回、70回の東京優駿はそれぞれ皐月賞を1番人気で勝った馬に出番が来ている。
いずれも2冠達成。 今年はどう出てくるのかをまた考えたい。 (ここまで5月21日更新) 出走馬18頭が確定したが、皐月賞4着のカミノタサハラが故障回避したことにより、優先権を行使しない馬がでてきた。 こういった東京優駿は01年に「3歳」と表記されるようになってから、これまでに5回。 参考:優先権を行使しない馬がいた年の東京優駿(01年以降)
ここ3回は1枠の出番だが、全てG1馬の枠に出番がある。 今回はロゴタイプとNHKマイルCを制したマイネルホウオウがあてはまる一方、全て1番人気の馬が勝っている。 この部分を書いているのは金曜夜だが、前々日1番人気はキズナでロゴタイプは2番人気、マイネルは7番人気。 ロゴタイプは人気をここから集めて1番人気でダービーを迎えないと厳しいのかもしれない。 参考:1番人気以外で東京優駿を迎えた皐月賞馬(01年以降) 02年 ノーリーズン 2人気 着外 04年 ダイワメジャー 4人気 着外 07年 ヴィクトリー 2人気 着外(2着同枠) 12年 ゴールドシップ 2人気 着外 ちなみに、1番人気以外の皐月賞馬が東京優駿を制したのは、97年のサニーブライアン(6人気)。 2着に入ったのは95年2着のジェニュイン(2人気)までさかのぼる。 (ここまで5月24日更新) さて、今年のダービーデーは80回記念の特殊番組ということを最初に触れた。 来年はこのような番組構成で行われることはありえない。 そう考えると、今年のダービー馬は去年までと大きく違ったキャリアを持つ馬がなると考えるのが妥当。 最も手早いのは牝馬とか外国人騎手だが、牝馬はいないし外国人騎手がダービーを勝った経験もある。 その外国人騎手が勝ったのはちょうど10年前の第70回。 節目の年にはそういう出来事がある。 そのため、毎日杯→京都新聞杯というこれまでのどんなダービー馬も通ったことがない道から頂点を目指すキズナを◎。 キングカメハメハのようにNHKマイルCへ向かう手もあったが、それでは二番煎じ。 誰も通らなかった道を通るために、あえて京都新聞杯に回ることでフロンティアの役割を担ったと受け取る。 前日終了段階でも1番人気というのも買い材料だろう。 相手筆頭は勝てない人気馬の典型例でもあるエピファネイア。 同枠になるコディーノと青葉賞勝ちのヒラボクディープを押さえる。 あとはトライアル不出走の馬が揃った7枠からマイネルホウオウと見落とされる優先権勝ちを持つサムソンズプライドを。 1番人気にならない限りロゴタイプの連対はないとみて、今回は無印としたい。 【 買い目 】単勝1、馬単流し 計6点 【 結果 】 1着 ◎ 01 キズナ(1人気) 2着 ○ 09 エピファネイア(3人気) 3着 -- 03 アポロソニック(8人気) ----- 9着 ▲ 02 コディーノ(4人気) (単勝 290円、馬単 1600円) (参考:馬連 970円) 【 再考 】 |