● 東京優駿(第80回 日本ダービー)(G1) ●
     5月26日東京10R 芝2400m、3歳、国際、牡牝、定量、指定

     5月25日更新
     変更点 賞金増額(15000→20000)(当日5R以降特別戦)、JRAプレミアム
01 キズナ 57 武豊 09 エピファネイア 57 福永
02 コディーノ 57 ウィリ 07 ヒラボクディープ 57 蛯名
× 12 サムソンズプライド 57 田辺 × 13 マイネルホウオウ 57 柴田大

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
70回 03年 2東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 馬単・3連複発売 8R⇔9R ネオユニヴァース
71回 04年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場     キングカメハメハ
72回 05年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 3連単発売   ディープインパクト
73回 06年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 11R施行日→12R施行日   メイショウサムソン
74回 07年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 表記G1→Jpn1   ウオッカ
75回 08年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場 JRAプレミアム   ディープスカイ
76回 09年 3東4芝24、3歳、牡牝、定、指、2場     ロジユニヴァース
77回 10年 3東4芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場 国際化、Jpn1→G1、優先権変更
(青葉賞 3→2、プリンシパルS 2→1)
  エイシンフラッシュ
78回 11年 3東4芝24、3歳、国、牡牝、定、指 WIN5発売
(皐月賞東京施行)
10R→11R
番組発表後変更
オルフェーヴル

79回

12年 2東12芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場 3回4日11R→2回12日10R(時期不変)
  ディープブリランテ

80回

13年 2東12芝24、3歳、国、牡牝、定、指、2場 賞金増額(15000→20000)    

【 考察 】
 80回目を迎えた東京優駿(日本ダービー)。
 JRAのHPを見ると「80th Anniversary」と最初に出てくるし、80回目のメモリアルイヤーともうたっている。

 つまり、今年の東京優駿は一種の記念競走。
 当日も未勝利戦以外となる5R以降で全て特別戦が組まれるなど1回限りの流れを明白化した番組構成と受け取れる。

 毎度のごとく最初が間違ったら一気に終了となるが、その流れで考えたい。

 22頭の最終登録馬を見ると、気になる馬が3頭。

 祝日戦となった京都新聞杯を勝ったキズナ。
 7頭立のラジオNIKKEI杯勝ちのエピファネイア。

 そして、2冠を目指すロゴタイプ。
 実は50回、60回、70回の東京優駿はそれぞれ皐月賞を1番人気で勝った馬に出番が来ている。
 
回数 勝ち馬、人気 前走、人気 皐月賞TR 2着馬 前走
第50回東京優駿 ミスターシービー 1人気 皐月賞1着 1人気 弥生賞1着 メジロモンスニー 皐月賞2着
第60回東京優駿 ウイニングチケット 1人気 皐月賞4着 1人気 弥生賞1着 ビワハヤヒデ 皐月賞2着
第70回東京優駿 ネオユニヴァース 1人気 皐月賞1着 1人気 スプリングS1着 ゼンノロブロイ 青葉賞1着

 いずれも2冠達成。
 今年はどう出てくるのかをまた考えたい。

 (ここまで5月21日更新)

 出走馬18頭が確定したが、皐月賞4着のカミノタサハラが故障回避したことにより、優先権を行使しない馬がでてきた。
 こういった東京優駿は01年に「3歳」と表記されるようになってから、これまでに5回。

 参考:優先権を行使しない馬がいた年の東京優駿(01年以降)  
年、馬連、回避馬 1着馬、人気 前走 2着馬、人気 前走
01年 18→9 皐月1 ジャングルポケット 1人 皐月賞3着
(同枠NHK1着)
ダンツフレーム 3人 皐月賞2着
(同枠青葉賞2着)
04年 12→5 皐月3、青葉3 キングカメハメハ 1人 NHK1着 ハーツクライ 5人 京都新聞杯1着
06年 2→6 青葉2 メイショウサムソン 1人 皐月賞1着 アドマイヤメイン 4人 青葉賞1着
08年 1→7 皐月1 ディープスカイ 1人 NHK1着 スマイルジャック 12人 皐月賞9着
(同枠青葉賞1着)
11年 5→1 皐月3 オルフェーヴル 1人 皐月賞1着 ウインバリアシオン 10人 青葉賞1着
(同枠皐月賞2着)

 ここ3回は1枠の出番だが、全てG1馬の枠に出番がある。
 今回はロゴタイプとNHKマイルCを制したマイネルホウオウがあてはまる一方、全て1番人気の馬が勝っている。  

 この部分を書いているのは金曜夜だが、前々日1番人気はキズナでロゴタイプは2番人気、マイネルは7番人気。
 ロゴタイプは人気をここから集めて1番人気でダービーを迎えないと厳しいのかもしれない。

 参考:1番人気以外で東京優駿を迎えた皐月賞馬(01年以降)
 02年 ノーリーズン 2人気 着外
 04年 ダイワメジャー 4人気 着外
 07年 ヴィクトリー 2人気 着外(2着同枠)
 12年 ゴールドシップ 2人気 着外

 ちなみに、1番人気以外の皐月賞馬が東京優駿を制したのは、97年のサニーブライアン(6人気)。
 2着に入ったのは95年2着のジェニュイン(2人気)までさかのぼる。

 (ここまで5月24日更新)

 さて、今年のダービーデーは80回記念の特殊番組ということを最初に触れた。
 来年はこのような番組構成で行われることはありえない。

 そう考えると、今年のダービー馬は去年までと大きく違ったキャリアを持つ馬がなると考えるのが妥当。
 
 最も手早いのは牝馬とか外国人騎手だが、牝馬はいないし外国人騎手がダービーを勝った経験もある。
 その外国人騎手が勝ったのはちょうど10年前の第70回。

 節目の年にはそういう出来事がある。
 そのため、毎日杯→京都新聞杯というこれまでのどんなダービー馬も通ったことがない道から頂点を目指すキズナを◎。

 キングカメハメハのようにNHKマイルCへ向かう手もあったが、それでは二番煎じ。
 誰も通らなかった道を通るために、あえて京都新聞杯に回ることでフロンティアの役割を担ったと受け取る。

 前日終了段階でも1番人気というのも買い材料だろう。

 相手筆頭は勝てない人気馬の典型例でもあるエピファネイア。
 同枠になるコディーノと青葉賞勝ちのヒラボクディープを押さえる。
 
 あとはトライアル不出走の馬が揃った7枠からマイネルホウオウと見落とされる優先権勝ちを持つサムソンズプライドを。
 
 1番人気にならない限りロゴタイプの連対はないとみて、今回は無印としたい。

【 買い目 】単勝1、馬単流し 計6点


【 結果 】
1着 ◎ 01 キズナ(1人気)
2着 ○ 09 エピファネイア(3人気)
3着 -- 03 アポロソニック(8人気)
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9着 ▲ 02 コディーノ(4人気)
(単勝 290円、馬単 1600円)
(参考:馬連 970円)

【 再考 】

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