●ジャパン・オータムインターナショナル 第14回 ジャパンカップダート(国際招待)(G1)● 12月1日阪神11R ダート1800m、国際、定量、指定 11月30日更新 変更点 定量規定変更(3歳56K→55K)、最終戦(次年から中京ダ1800、チャンピオンズカップ、国際招待なしで施行)
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 今年の秋の古馬G1は珍しいことに、ここまでの全戦で前年の勝ち馬が出走している。
連覇を果たした馬はロードカナロア、ジェンティルドンナの2頭だが、ともに今年は1番人気を背負った。 前年よりも上なら馬券対象、1番人気なら出番と受け取れる。 しかし、連覇を目指すニホンピロアワーズはこれを書いている時点で、大きく離れた5番人気。 前走2着、前年よりも上位人気での出走という点はプラスだが、連覇までは厳しく映る。 そして今年は4年ぶりに外国馬が出走する。 阪神のJCダートで外国馬が出走したのは08年と09年。 08年 1着 カネヒキリ(3年前の同レース1着)/2着 メイショウトウコン(前年1着同枠) 09年 1着 エスポワールシチー(前走南部杯1着)/2着 シルクメビウス(前走最終戦トパーズS1着) 08年は武蔵野S1着馬が不出走でステップ戦勝ち馬は揃わず。 09年は、今の「みやこS」がOP特別のトパーズSとしてグレード別定戦で行われた。 09年はJBCクラシックと合わせてステップ戦勝ち馬が全部出走していた、と受け取れる。 その中でステップ戦扱いされるレースを勝った馬に出番がきて、前年の連対馬はみな消えた。 この年は、最後の2場開催(第3場なし)で行われた年でもあり、「終わり」を告げているのは今年と同じ。 ならば、ステップ戦勝ち馬の出番だろう。 あと、各地持ち回りで行われるJBCが今年は金沢開催、クラシックは2100mで行われた。 JBCクラシックが2100で行われたのは川崎開催の06.12年。 ともにクラシック最先着馬が2着に入っている。 こうなると、JBCクラシックを制したホッコータルマエの独壇場ともいえるだろう。 同枠に一度きりとなる3歳55K馬が入ったのもプラス。 圧倒的な人気だが、この馬から入りたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 ▲ 12 ベルシャザール(3人気) 2着 -- 08 ワンダーアキュート(6人気) 3着 ◎ 06 ホッコータルマエ(1人気) ----- 7着 ○ 04 エスポワールシチー(4人気) 【 再考 】 完全に失敗。 というよりも、初志貫徹してステップ戦(南部杯、JBCクラシック、みやこS、武蔵野S)連対馬だけ買えば当たったレース。 JBC「スプリント」を挟んだエスポワールシチー、前走未連対のニホンピロ、意味不明な外国馬に印を入れるようではダメ。 ワンダーアキュートが第2のシーキングザダイヤになるのでは?という考えもよぎったが、勝ち馬だけしか出てこないことで 疑問視していた武蔵野S組と合わせて、もう少し検討すべきでした。 振り返ると、開催回数がゾロ目を打った11回以外はG1馬と非G1馬の組み合わせ。 それを考えれば、非G1馬でステップ戦勝ちのベルシャザールなんて絶好の狙い目でした。 |