●ジャパン・オータムインターナショナル 第14回 ジャパンカップダート(国際招待)(G1)● 
    12月1日阪神11R ダート1800m、国際、定量、指定

    11月30日更新
    変更点 定量規定変更(3歳56K→55K)、最終戦(次年から中京ダ1800、チャンピオンズカップ、国際招待なしで施行)
06 ホッコータルマエ 57 幸 04 エスポワールシチー 57 後藤
12 ベルシャザール 57 ルメール 07 ブライトライン 57 福永
× 10 パンツオンファイア 57 スティー × 14 ニホンピロアワーズ 57 酒井

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
4回 03年 4東7ダ21、国、定、指、2場   東京ダ21戻り 枠連ゾロ目 フリートストリートダンサー
5回 04年 5東8ダ21、国、定、指、2場 8歳なし 3連単発売、7日11R→8日10R   タイムパラドックス
6回 05年 5東7ダ21、国、定、指、2場   8日10R→7日11R   カネヒキリ
7回 06年 5東7ダ21、国、定、指、2場   (外国招待馬なし)   アロンダイト
8回 07年 5東7ダ21、国、定、指 4歳なし 発表後番組変更あり 2場→3場 ヴァーミリアン
9回 08年 5阪2ダ18、国、定、指、2場 7歳なし 5東京7ダ21→5阪神2ダ18、JAI組込
定量規定変更(3歳55K→56K)
取消 カネヒキリ
10回 09年 5阪2ダ18、国、定、指、2場   JRAプレミアム   エスポワールシチー
11回 10年 5阪2ダ18、国、定、指 6歳なし (2場→3場)
ステップ戦みやこS創設、外国馬なし
  トランセンド
12回 11年 6阪2ダ18、国、定、指 3歳なし WIN5発売   トランセンド
13回 12年 5阪2ダ18、国、定、指       ニホンピロアワーズ
14回 13年 5阪2ダ18、国、定、指   最終戦、定量規定変更(3歳56K→55K)    
 (JAI……ジャパン・オータムインターナショナル)

【 考察 】
 今年の秋の古馬G1は珍しいことに、ここまでの全戦で前年の勝ち馬が出走している。
 
レース 前年1着馬 前年人気 当年人気、着順 前走 当年1着馬  
スプリンターズS ロードカナロア 2人気 1人気1着 セントウル2着 ロードカナロア セントウル2着
天皇賞秋 エイシンフラッシュ 5人気 3人気3着 毎日王冠1着 ジャスタウェイ 毎日王冠2着
エリザベス女王杯 レインボーダリア 7人気 11人気18着 府中牝馬13着 メイショウマンボ 秋華賞1着
マイルCS サダムパテック 4人気 5人気7着 スワンS3着 トーセンラー 京都大賞典3着
ジャパンC ジェンティルドンナ 3人気 1人気1着 天皇賞秋2着 ジェンティルドンナ 天皇賞秋2着
JCダート ニホンピロアワーズ 6人気 帝王賞2着

 連覇を果たした馬はロードカナロア、ジェンティルドンナの2頭だが、ともに今年は1番人気を背負った。
 前年よりも上なら馬券対象、1番人気なら出番と受け取れる。

 しかし、連覇を目指すニホンピロアワーズはこれを書いている時点で、大きく離れた5番人気。
 前走2着、前年よりも上位人気での出走という点はプラスだが、連覇までは厳しく映る。

 そして今年は4年ぶりに外国馬が出走する。
 阪神のJCダートで外国馬が出走したのは08年と09年。

 08年 1着 カネヒキリ(3年前の同レース1着)/2着 メイショウトウコン(前年1着同枠)
 09年 1着 エスポワールシチー(前走南部杯1着)/2着 シルクメビウス(前走最終戦トパーズS1着)

 08年は武蔵野S1着馬が不出走でステップ戦勝ち馬は揃わず。
 09年は、今の「みやこS」がOP特別のトパーズSとしてグレード別定戦で行われた。

 09年はJBCクラシックと合わせてステップ戦勝ち馬が全部出走していた、と受け取れる。
 その中でステップ戦扱いされるレースを勝った馬に出番がきて、前年の連対馬はみな消えた。

 この年は、最後の2場開催(第3場なし)で行われた年でもあり、「終わり」を告げているのは今年と同じ。

 ならば、ステップ戦勝ち馬の出番だろう。

 あと、各地持ち回りで行われるJBCが今年は金沢開催、クラシックは2100mで行われた。
 JBCクラシックが2100で行われたのは川崎開催の06.12年。

 ともにクラシック最先着馬が2着に入っている。

 こうなると、JBCクラシックを制したホッコータルマエの独壇場ともいえるだろう。
 同枠に一度きりとなる3歳55K馬が入ったのもプラス。

 圧倒的な人気だが、この馬から入りたい。
 
【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 ▲ 12 ベルシャザール(3人気)
2着 -- 08 ワンダーアキュート(6人気)
3着 ◎ 06 ホッコータルマエ(1人気)
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7着 ○ 04 エスポワールシチー(4人気)

【 再考 】
 完全に失敗。

 というよりも、初志貫徹してステップ戦(南部杯、JBCクラシック、みやこS、武蔵野S)連対馬だけ買えば当たったレース。
 JBC「スプリント」を挟んだエスポワールシチー、前走未連対のニホンピロ、意味不明な外国馬に印を入れるようではダメ。

 ワンダーアキュートが第2のシーキングザダイヤになるのでは?という考えもよぎったが、勝ち馬だけしか出てこないことで
 疑問視していた武蔵野S組と合わせて、もう少し検討すべきでした。

 振り返ると、開催回数がゾロ目を打った11回以外はG1馬と非G1馬の組み合わせ。
 
 それを考えれば、非G1馬でステップ戦勝ちのベルシャザールなんて絶好の狙い目でした。
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