●第8回 阪神カップ(G2)● 
    12月23日阪神11R 芝1400m、国際、定量、特指

    12月22日更新
    変更点 祝日(来年は7日目施行)
16 コパノリチャード 56 浜中 03 ダイワマッジョーレ 57 蛯名
06 サンカルロ 57 吉田豊 07 クラレント 57 川田
× 18 マジンプロスパー 57 福永 × -- --

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件   変更点 当日変更 1着馬名
1回 06年 3阪6芝14、国、定、特   新設 取消 フサイチリシャール
2回 07年 5阪6芝14、国、定、特 7歳なし 表記G2→Jpn2   スズカフェニックス
3回 08年 5阪6芝14、国、定、特 8.9歳なし     マルカフェニックス
4回 09年 5阪6芝14、国、定、特   Jpn2→G2 2着同着 キンシャサノキセキ
5回 10年 5阪5芝14、国、定、特   6日→5日 枠ゾ キンシャサノキセキ
6回 11年 6阪5芝14、国、定、特       サンカルロ
7回 12年 5阪9芝14、国、定、特、2場   記念、5日→9日、WIN5発売、
賞金減額(7000→6500)
祝日施行 サンカルロ
8回 13年 5阪9芝14、国、定、特、2場     祝日施行  
 
【 考察 】
 06年に創設されたが、ここで創設当初の目的をもう一度振り返りたい。

 スプリンターとマイラー双方の出走による新たな魅力ある競走を提供する観点から、第3回阪神競馬(12月・平年の第5回)第6日に1,400m(芝)の阪神カップ(GU)を新設いたします。なお、有力馬の出走を促進するため、同競走の負担重量については定量といたします。
(「平成18年競馬番組等について」より)
 
 取消戦となった06年、出るも2ケタ着順のみしかいない08年、降着のあった09年。
 この3回を除くと(残りは4回しかないのだが)、年内の1200のG1と1600のG1に出た馬に出番。
 つまり、いかにも中間距離戦らしく、スプリンターでありマイラーである馬の起用が目立つ。

 しかし、今年はそのような馬はおらず、明確にスプリンターとマイラーのカテゴリーわけができているともいえる。


 一方、来年は8日間開催となり有馬記念前日に移転するため、「9日目」施行は去年・今年の2年限り。

 去年の勝ち馬サンカルロは高松宮記念2着に対して、2着馬ガルボは44回ダービー卿CT1着。

 スプリンター対マイラーの実績を綺麗に持ち込んだが、今年の出走馬で1200の重賞を勝っているのがマジンプロスパーのみ。

 この馬の存在が貴重に見えるが、去年も同様の流れで失敗している点は気になる。


 さて、全体のカレンダーを見るとわかることだが、1200、1600の重賞は多いものの、その中間となる1400の重賞は少ない。
 1200が12R、1600が24Rあるのに対して、1400はわずか9R。
 しかも古馬が出走できるのは、G1ステップ戦の阪急杯、阪神牝馬S、京王杯SC、スワンSとここのわずか5R。

 4つがグレード別定戦に対して、こちらは定量戦であり、これまでの実績馬を重視するとも受け取れよう。

 過去の結果を見ると、それがはっきりと表れている。
 特に同じ秋シーズンに行われるスワンSの勝ち馬が出てきたときは、連対枠に必ずいる。

 06年 プリサイスマシーン 2着
 09年 キンシャサノキセキ 1着
 11年 リディル 2着同枠

 ちなみに、  
 06年は初年で唯一の外国馬出走。
 09年は6日目施行最終年。
 11年は5日目施行最終年。

 日程が変わる前にスワンS1着馬の枠を起用しているが、今年も9日目施行最終年。
 
 ならば、ここではないだろうか。
 前述したが、出走馬中では唯一1200mの重賞を前1年内で勝っているマジンプロスパーがいるのも心強い。

 G1出走歴あり、自身のスワンS勝ち、同枠1200重賞勝ち馬。
 この3点を合わせたコパノリチャードを◎。

 相手はG1連対歴を持つダイワマッジョーレを筆頭。
 前年勝ち馬のサンカルロ、G3勝ちのあるマジンプロスパー、クラレントを押さえたい。

【 買い目 】 単複16、馬連流し 計6点
 

【 結果 】
1着 -- 10 リアルインパクト(8人気)
2着 -- 14 ガルボ(10人気)
3着 △ 07 クラレント(7人気)
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4着 ▲ 06 サンカルロ(6人気)
7着 ○ 03 ダイワマッジョーレ(1人気)
10着 ◎ 16 コパノリチャード(2人気)

【 再考 】

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