●第8回 阪神カップ(G2)● 12月23日阪神11R 芝1400m、国際、定量、特指 12月22日更新 変更点 祝日(来年は7日目施行)
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 06年に創設されたが、ここで創設当初の目的をもう一度振り返りたい。
取消戦となった06年、出るも2ケタ着順のみしかいない08年、降着のあった09年。 この3回を除くと(残りは4回しかないのだが)、年内の1200のG1と1600のG1に出た馬に出番。 つまり、いかにも中間距離戦らしく、スプリンターでありマイラーである馬の起用が目立つ。 しかし、今年はそのような馬はおらず、明確にスプリンターとマイラーのカテゴリーわけができているともいえる。 一方、来年は8日間開催となり有馬記念前日に移転するため、「9日目」施行は去年・今年の2年限り。 去年の勝ち馬サンカルロは高松宮記念2着に対して、2着馬ガルボは44回ダービー卿CT1着。 スプリンター対マイラーの実績を綺麗に持ち込んだが、今年の出走馬で1200の重賞を勝っているのがマジンプロスパーのみ。 この馬の存在が貴重に見えるが、去年も同様の流れで失敗している点は気になる。 さて、全体のカレンダーを見るとわかることだが、1200、1600の重賞は多いものの、その中間となる1400の重賞は少ない。 1200が12R、1600が24Rあるのに対して、1400はわずか9R。 しかも古馬が出走できるのは、G1ステップ戦の阪急杯、阪神牝馬S、京王杯SC、スワンSとここのわずか5R。 4つがグレード別定戦に対して、こちらは定量戦であり、これまでの実績馬を重視するとも受け取れよう。 過去の結果を見ると、それがはっきりと表れている。 特に同じ秋シーズンに行われるスワンSの勝ち馬が出てきたときは、連対枠に必ずいる。 06年 プリサイスマシーン 2着 09年 キンシャサノキセキ 1着 11年 リディル 2着同枠 ちなみに、 06年は初年で唯一の外国馬出走。 09年は6日目施行最終年。 11年は5日目施行最終年。 日程が変わる前にスワンS1着馬の枠を起用しているが、今年も9日目施行最終年。 ならば、ここではないだろうか。 前述したが、出走馬中では唯一1200mの重賞を前1年内で勝っているマジンプロスパーがいるのも心強い。 G1出走歴あり、自身のスワンS勝ち、同枠1200重賞勝ち馬。 この3点を合わせたコパノリチャードを◎。 相手はG1連対歴を持つダイワマッジョーレを筆頭。 前年勝ち馬のサンカルロ、G3勝ちのあるマジンプロスパー、クラレントを押さえたい。 【 買い目 】 単複16、馬連流し 計6点 【 結果 】 1着 -- 10 リアルインパクト(8人気) 2着 -- 14 ガルボ(10人気) 3着 △ 07 クラレント(7人気) ----- 4着 ▲ 06 サンカルロ(6人気) 7着 ○ 03 ダイワマッジョーレ(1人気) 10着 ◎ 16 コパノリチャード(2人気) 【 再考 】 |