●ジャパン・オータムインターナショナル 第38回 エリザベス女王杯(G1)● 11月10日京都11R 芝2200m、牝、国際、定量、指定 11月9日更新 変更点 なし
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 この1年内、牡馬相手にオープンで賞金を加算した馬がゼロという、昨年までに見られないメンバー構成でのレースとなった。 昨年の勝ち馬レインボーダリアもオープン加算歴のない古馬としては初の制覇だが、これまた特記事項の連呼となるレース。 本体に「エリザベス女王即位60周年」の副題が入り、府中牝馬Sが土曜施行、3冠牝馬ジェンティルドンナの不在……。 あらゆることが初めてのケースで、打つ手がなかったため、同枠馬を含めてオープン歴を排除したかったと推測できる。 そして、今年は府中牝馬Sが祝日月曜開催で行われた。 来年は土曜に戻るという歪な日程構成だが、これまたある種の一度限りとして受け取れるだろう。 前日最終オッズでは3歳馬メイショウマンボが1番人気となっているが、この馬の可能性を含め、3歳馬から見てみたい。 番組の視点から見れば、06年から1着賞金が引き下げられたた牝馬の賞金1位は優駿牝馬となった。 そして女王杯はヴィクトリアマイルと同じになったが、関連性は全くといっていいほどない。 ちなみに、3歳馬が連対したエリザベス女王杯は現行馬齢表記後ではのべ10頭。 参考:3歳馬が連対したエリザベス女王杯(01年以降)
過去の傾向として、牝馬G1連対歴は必須(最低でも同枠には必要)と受け取れる。 メイショウマンボは古馬と同枠を組み、他の3歳G1連対馬は不在。 こうなると、メイショウマンボ以外の3歳馬に出番はない。 一方の古馬では、3連連続となる当年ヴィクトリアマイル1着馬の臨戦。 一昨年のアパパネは3着、昨年のホエールキャプチャは2着同枠。 馬券対象枠を教唆するというのなら、ヴィルシーナで問題なさそうだが、国際化されてから古馬が連対したケースは3パターン。 1.過去に女王杯で連対枠入りした馬の枠 2.府中牝馬S連対 3.当年、牡馬混成重賞勝ち なお、前年1着馬のレインボーダリアはこれに1つも該当していない。 これは歴史が後程教えてくれるのだろうが、本体記念競走という例外事項があったためとも受け取れる。 以前の例をそのまま当てはめると該当は3頭。 前年連対のレインボーダリア、ヴィルシーナ、府中牝馬S連対のホエールキャプチャ(前年2着同枠)。 すんなりとこの4頭でまとめたいが、前年連対後は全く出番のないレインボーダリアを抜いた人気3頭でまとめたい。 なお、今年は「桜花賞馬不在、フルゲート施行」予定だが、この構成は一昨年と同じ。 この時は古馬G1馬スノーフェアリーが制し、2着に秋華賞馬アヴェンチュラ。 同様に、前年連対の古馬G1馬ヴィルシーナと秋華賞馬メイショウマンボという組み合わせで終わることが想定される。 そのため、◎はヴィルシーナとするが、馬券はシンプルにボックスでまとめたい。 【 買い目 】 馬連ボックス 計3点 【 結果 】 1着 ○ 03 メイショウマンボ(2人気) 2着 -- 18 ラキシス(6人気) 3着 -- 07 アロマティコ(5人気) ----- 6着 ▲ 05 ホエールキャプチャ(4人気) 10着 ◎ 09 ヴィルシーナ(1人気) 【 再考 】 |