●第61回 ラジオNIKKEI賞(G3)● 7月1日福島11R 芝1800m、3歳、国際、ハンデ、特指 6月30日更新 変更点 中山→福島、賞金減額(3900→3700)
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 昨年の中山代替開催から福島に戻り、他の3歳G3と同じく均一的な賞金減額。 こうなると何も変わっていないように受け取れるが、今年は番組の構成が違う。 例年はこの開催からクラス再編成となるが、今年は2週間前倒しされ、「第3回東京」という4日間の夏番組が組まれた。 その3回東京開催を全馬がスルーしていれば何も変哲のないレースだろうが、経由した馬が2頭いる。 しかもその2頭が3枠に同居したうえに、ファイナルフォームは1着で賞金を書き換えた。 これが、今年の夏季番組の象徴ではないだろうか。 これまでも、05年のワンダーマッハ―、07年のレットイットライド、クランエンブレムと対古馬戦1着歴を持つ馬はいた。 この3頭はあっさりと敗れたが、古馬混成戦を2週早めたことが何らかの影響をこのレースに与えると考えたい。 前述した同枠配置があまりにも意図的に見えることもあり、この枠から入る。 さらに今年の出走馬をよく見ると、3歳オープンでの賞金加算歴を持つ馬がゼロ。 03年以来のことだが、その03年は春番組で未勝利、500万を一気に勝ち上がったヴィータローザが制している。 デビューが3月と遅く、唯一新馬戦の出走歴がない(未勝利戦デビュー)となったファイナルフォームにはプラスとみて、 この馬を◎。 相手だが、古馬1000万を制したサンレイレーザーが筆頭。 他では、今年は東京優駿、優駿牝馬の両3歳最高賞金G1出走馬が不在。 03、04、09年が該当するが、1000万以上での加算歴か前走OP出走馬のどちらか。
この点から、ヤマニンファラオ、ローレルブレッド、メイショウカドマツの3歳OP連対歴保有馬。 最後に未勝利から500万特別を勝ち上がり、オープン出走歴のあるショウナンカンムリを押さえたい。 【 買い目 】 単複6、馬連流し 計7点 【 結果 】 1着 ◎ 06 ファイナルフォーム(2人気) 2着 ▲ 04 ヤマニンファラオ(1人気) 3着 -- 05 オペラダンシング(16人気) ----- 11着 ○ 07 サンレイレーザー(3人気) ( 単勝560円、複勝220円、馬連1350円 ) ( 参考:馬単2880円 ) 【 再考 】 |