●第61回 ラジオNIKKEI賞(G3)● 
    7月1日福島11R 芝1800m、3歳、国際、ハンデ、特指

    6月30日更新
    変更点 中山→福島、賞金減額(3900→3700)
06 ファイナルフォーム 54 戸崎 07 サンレイレーザー 56 松山
04 ヤマニンファラオ 54 安藤 08 ローレルブレッド 55 田辺
× 01 ショウナンカンムリ 54 柴田善 × 15 メイショウカドマツ 55 藤岡佑

【 過去10年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
51回 02年 1福6芝18、3歳、別、特 馬単・3連複発売   カッツミー
52回 03年 2福6芝18、3歳、別、特 基本重量変更   ヴィータローザ
53回 04年 2福6芝18、3歳、別、特     ケイアイガード
54回 05年 2福6芝18、3歳、混、別、特 混合化、3連単発売
(この年までラジオたんぱ賞)
  コンラッド
55回 06年 2福6芝18、3歳、混、H、特 名称変更、別定→ハンデ   タマモサポート
56回 07年 2福6芝18、3歳、混、H、特 表記G3→Jpn3   ロックドゥカンブ
57回 08年 2福6芝18、3歳、混、H、特     レオマイスター
58回 09年 2福6芝18、3歳、国、H、特 国際化、J3→G3   ストロングガルーダ
59回 10年 2福6芝18、3歳、国、H、特 賞金減額(4000→3900)   アロマカフェ
60回 11年 3中6芝18、3歳、国、H、特 代替中山(FG14頭)、WIN5発売 取消 フレールジャック
61回 12年 2福6芝18、3歳、国、H、特 賞金減額(3900→3700)    

【 考察 】
 昨年の中山代替開催から福島に戻り、他の3歳G3と同じく均一的な賞金減額。

 こうなると何も変わっていないように受け取れるが、今年は番組の構成が違う。

 例年はこの開催からクラス再編成となるが、今年は2週間前倒しされ、「第3回東京」という4日間の夏番組が組まれた。

 その3回東京開催を全馬がスルーしていれば何も変哲のないレースだろうが、経由した馬が2頭いる。

 しかもその2頭が3枠に同居したうえに、ファイナルフォームは1着で賞金を書き換えた。
 これが、今年の夏季番組の象徴ではないだろうか。

 これまでも、05年のワンダーマッハ―、07年のレットイットライド、クランエンブレムと対古馬戦1着歴を持つ馬はいた。
 この3頭はあっさりと敗れたが、古馬混成戦を2週早めたことが何らかの影響をこのレースに与えると考えたい。

 前述した同枠配置があまりにも意図的に見えることもあり、この枠から入る。

 さらに今年の出走馬をよく見ると、3歳オープンでの賞金加算歴を持つ馬がゼロ。
 03年以来のことだが、その03年は春番組で未勝利、500万を一気に勝ち上がったヴィータローザが制している。

 デビューが3月と遅く、唯一新馬戦の出走歴がない(未勝利戦デビュー)となったファイナルフォームにはプラスとみて、
 この馬を◎。  

 相手だが、古馬1000万を制したサンレイレーザーが筆頭。

 他では、今年は東京優駿、優駿牝馬の両3歳最高賞金G1出走馬が不在。

 03、04、09年が該当するが、1000万以上での加算歴か前走OP出走馬のどちらか。
 
1着 前走 2着 前走
03年 ヴィータローザ 駒草賞4着 クレンデスターン NHKマイルC15着
04年 ケイアイガード 白百合S1着(1000万) カンパニー ベンジャミンS1着
09年 ストロングガルーダ エーデルワイス1着(1000万) サニーサンデー プリンシパルS17着

 この点から、ヤマニンファラオ、ローレルブレッド、メイショウカドマツの3歳OP連対歴保有馬。
 最後に未勝利から500万特別を勝ち上がり、オープン出走歴のあるショウナンカンムリを押さえたい。

【 買い目 】 単複6、馬連流し 計7点


【 結果 】
1着 ◎ 06 ファイナルフォーム(2人気)
2着 ▲ 04 ヤマニンファラオ(1人気)
3着 -- 05 オペラダンシング(16人気)
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11着 ○ 07 サンレイレーザー(3人気)
( 単勝560円、複勝220円、馬連1350円 )
( 参考:馬単2880円 )

【 再考 】

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