●第42回 高松宮記念(G1)● 3月25日中京11R 芝1200m、国際、定量、指定 3月24日更新 変更点 阪神2日→中京8日、WIN5発売
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 1.WIN5 2.ワンカラットの回避 3.最終結論 1.WIN5 ここと桜花賞が終われば、WIN5発売初年のG1が一回り。 そこで、これまでのレースを振り返りたいが、気になるのはステップ戦との兼ね合い。 参考:トライアル、もしくは[地]ステップ戦にWIN5発売戦の組まれていたG1
注2:昨年は日程上、ステップ戦にWIN5発売戦がなかった皐月賞、天皇賞春、NHKマイルCを除く。 注3:ステップ戦が土曜日施行のみのヴィクトリアマイル、マイルCS、2歳戦を除く。 結果を見ると、見事なまでに前走3着以内の馬で固められている。 しかも秋以降はWIN5発売戦1着歴も求めている。 そう考えることは可能だろう。 ちなみに出走予定馬で前走3着以内は7頭。 さらに、秋のG1からは必ず出番があるともいえる「前走WIN5対象戦勝ち」はサクラゴスペルとマジンプロスパー。 この2頭に注目したい。 2.ワンカラットの回避 オーシャンSを制したワンカラットが故障で回避、そのまま引退する模様。 上で触れたが、WIN5非対象戦のレースのため無印にするつもりだったが、話は少し変わる。 ステップ戦の勝ち馬が揃わない。 この視点で見たい。 阪急杯、オーシャンSの1着馬が揃わないケースは00年、05年、07年。
00年は3月移設、ワイド発売初年と同時に混合最終年という、1回限りのレース。 そう考えると、05年、07年を見る手か。 両年とも8枠が連対。さらに07年は今回と同じ1月が7日間開催で行われた。 そして2着同枠にその1月開催ガーネットS勝ちのスリーアベニューが入った。 今回、1月開催加算歴を持つのはエーシンダックマン(淀短距離S)。 馬単発売の03年は阪急杯1.2着馬の入った枠で決着している。 ここから見ると、阪急杯の馬券対象馬(2着馬回避)と合わせて注目すべき馬だろう。 (ここまで3月21日更新) 3.最終結論 阪急杯が1400となったのは06年。 1ハロンのびても蜜月関係は変わらず、阪急杯で馬券対象になった馬が高松宮記念でも出番が来ているのは確か。 06年以降、阪急杯、オーシャンS馬券対象馬の高松宮記念成績
オーシャンS1着馬不在の点から阪急杯を重視してくることだろう。 その中から、勝ち馬のマジンプロスパーを軸とする。 同枠にWIN5対象戦を前走で勝ったサクラゴスペルが入ったこともプラス。 さらに、新馬券1年目は阪急杯の枠に出番が来る。 03年 1着 ビリーヴ(同枠ショウナンカンプ 阪急杯1着) 2着 サニングデール(阪急杯2着) 05年 1着 アドマイヤマックス 2着 キーンランドスワン(阪急杯1着、同枠に阪急杯2着馬) 3着のサンカルロに阪神代替開催となった昨年の連対歴が新装開店の邪魔をするように見える。 相手は1月開催で加算歴を持つエーシンダックマンと同枠のカレンチャン。 新装中京にふさわしいオープン未経験のアグネスウィッシュ、サクラゴスペル。 あとは1年目に出番の合ったジョーカプチーノを押さえたい。 ロードカナロアはシルクロードSからの直行ローテを嫌う。来たら「ごめんなさい」ということで。 【 買い目 】 単複12、枠連、馬連流し 【 結果 】 1着 ▲ 10 カレンチャン(2人気) 2着 -- 17 サンカルロ(3人気) 3着 -- 01 ロードカナロア(1人気) ----- 5着 ◎ 12 マジンプロスパー(5人気) 9着 ○ 11 サクラゴスペル(10人気) 【 再考 】 カレンチャンが秋春スプリントG1連覇を果たした。 これは、やはり昨年の「WIN5発売初年」スプリンターズSを制したキャリア。 そして、終わってみれば前走のオーシャンSを4着と負けたことも大きかった。 新馬券初年の高松宮記念は考察で触れた通り阪急杯組を重視。 そこまでは正解だったが最後は選択ミス。 昨年2着のサンカルロを見ると、「阪神」高松宮記念2着。 中京に戻る今年はこれが邪魔をするとみていたが、逆でした。 03年1着のビリーヴは「新潟・馬単発売初年」スプリンターズS勝ち→阪急杯9着から高松宮記念勝ち。 3連単1年目の05年にカルストンライトオが敗れたことが気になり、推せなかった。 こうしてみると、前年の代替開催歴を持ち込むためにも、サンカルロが必要な存在。 しかし、WIN5対象G1未勝利のため、該当馬カレンチャンも必要。 この2頭の出番だったということなのだろう。 |