●近代競馬150周年記念 第26回 根岸ステークス(G3)● 1月29日東京11R ダート1400m、国際、別定、指定 1月28日更新 変更点 記念競走、WIN5発売、賞金減額(3800→3500)、JRA2連福
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 日本の近代競馬発祥の地といわれる根岸の名をとった根岸S。 だからこそ、今年の「近代競馬150周年記念」の副題競走がここから始まるのであろう。 昨年行われた「小倉競馬場開設80周年記念」の副題がついた小倉記念、 はたまた、今年行われる「中京競馬場リニューアル記念」のような単発ではない。 このシリーズが1年間を通して行われる以上、04年の「JRA50周年記念」と同じ形となることが考えられる。 そのJRA50周年記念の開幕戦となった04年の金鯱賞はタップダンスシチーが連覇を果たした。 今年の根岸Sに前年1着馬のセイクリムズンが出走するのは、何かの偶然だろうか。 さらには、今年は4歳馬がいない。 いわゆる「世代抜け」が起きた年の根岸Sは、前走オープン勝ちが最低限必須となっている。
前走重賞勝ち馬は今年はゼロ。 OP特別では、ティアップワイルド、トウショウカズン、ヒラボクワイルドがいる。 その一方、05年2着のハードクリスタル、08年2着のワイルドワンダーと前走重賞負け馬も連対はしている。 しかし、ハードはJCダート2着同枠、ワイルドは南部杯2着歴があり、G1格連対枠入り歴を求めていることも考えられる。 今回の該当馬はセイクリムズンとダノンカモン。 こうなると、上り馬よりもこれまでの実績馬を上位と見たほうがよさそうだ。 (ここまで1月26日更新) 今年の出走馬16頭を見ると、前年のカペラS勝ち馬がいない。 創設後は毎回前年のカペラS勝ち馬が出走し、自身か他馬かは別として、前走1着馬のワンツーフィニッシュを見せた。 その馬が出てこなかった以上、話は変わるだろう。 しかも、昨年までの3年間は全て1K増量された馬が勝った。 いない以上、その逆を取りたい。 4歳世代不在ということをあわせると、上で触れたが、前走負けのセイクリムズン、ダノンカモン。 ここから増量なく56Kで出走するダノンカモンを◎。 相手は前走負け馬で揃った5.6.8枠からとりたい。 6枠両馬を取るが、JBCクラシック2着歴を持つセイクリムズンを上と見て相手筆頭。 他では、今年から中京に移されるプロキオンS勝ちのシルクフォーチュン。 再現性のない1600万きずな賞勝ちのタイセイレジェンドと、重賞歴のない馬が同枠配置された1枠からサクラシャイニーを。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 △ 09 シルクフォーチュン(4人気) 2着 -- 04 トウショウカズン(9人気) 3着 ▲ 11 テスタマッタ(5人気) ----- 5着 ◎ 05 ダノンカモン(1人気) 6着 ○ 12 セイクリムズン(3人気) 【 再考 】 カペラSの勝ち馬出走年→前走1着馬が勝っていた。 今年は不在となると、狙いはその逆。 つまりは前走負け組の出番で、本文では触れなかったが、前走負けの3.5.6.8枠が勝つのでは?と見ていた。 勝ったシルクフォーチュンは再現不能な「京都」プロキオンS勝ちがあったので、問題はなかった。 しかし、G1格連対枠入り歴なしが引っかかり評価を下げて失敗。 前日に福永が一本かぶりの人気馬で重賞を勝っている以上、そんなに勝たせるか?という見た目があってもよかったのかも。 ここまではとりあえず正解としてもいいが、問題はその後。 4歳馬不在時は前走勝ちか……と触れたとおり、トウショウカズンが2着。 前走1着どうしで決まっていたので、来るなら負け組か条件上がりと決めてしまった。 前年勝ち馬が出てきている以上、その意義を問う必要があったということだろう。 参考:前年1着馬出走の根岸S(国際化された05年以降)
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