●第86回 中山記念(G2)● 2月26日中山11R 芝1800m、国際、別定 2月25日更新 変更点 3場→2場、WIN5発売、別定規定変更、賞金減額(6400→6000)
【 過去10年経歴 】
【 考察 】 3歳馬ながら安田記念を制したリアルインパクトがここから始動する。 この馬からふれてみたい。 施行条件(国際、グレード別定、非指定)からAJCC、京都記念と同類で扱っているが、今年から賞金額も揃えられた。 そのため、ここは3戦1セットと見ていいだろう。 この3戦がグレード別定戦化してから2K増となる前年のG1勝ち馬が出走してきたケースは5度。
昨年のヴィクトワールピサ以外は見事な負けっぷり。 では、ヴィクトワールピサが勝った昨年は何が違っていたのか? 考えられることは2点。 まず、ヴィクトワールピサが皐月賞、有馬記念と3歳・古馬両方のG1を勝っていたこと。 他馬はクラシックか古馬限定戦のどちらかしか勝っていない。 もう1つは、昨年の中山記念当日は小倉開催が行われていた。 例年の番組はAJCCの週から京都記念の週(1回京都最終週〜2回京都3週目)まで小倉開催を行い、先週、今週は2場。 そして来週から春の中京が開催する。 第3場開催を行うイレギュラーな開催週となったことも大きいだろう。 そう考えると、両方ともないリアルインパクトと今週の開催。 しかも、この馬が今年からはありえなくなった「春季番組」安田記念勝ち。 積極的な買いの材料が、今のところは見当たらない。 (ここまで2月23日更新) 今年から賞金が削られたうえに、金鯱賞が特指戦化した。 そのため、[指定][特指]の冠がつかない別定G2はAJCC、京都記念とあわせた3レースとなるが、設計は全て揃った。 AJCCは7日目施行だったが、勝ち馬ルーラーシップは再現不能な「京都」金鯱賞勝ち。 京都記念は外枠発走戦AR共和国杯勝ちのトレイルブレイザーが制した。 再現性のないG2を勝った馬の出番となる。 ならば、大外枠にいる「5日目」日経新春杯勝ちのトゥザグローリーでいいだろう。 この両重賞は前走OP加算歴を求めているようなので、中山金杯連対馬2頭とフィフスペトルを相手上位。
海外歴を持つ馬、前走G1格連対とも受け取れる。 ただ、ナカヤマナイトは発走時刻が変更されたディセンバーS勝ち、ダークシャドウは突発的に9日目化した天皇賞秋2着。 これまた再現ゼロともいえるレース。 そのため、今年変更されたレースの勝ち鞍を持つレッドデイヴィスと、気乗りしないがリアルインパクトを押さえたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 ○ 03 フェデラリスト(3人気) 2着 -- 01 シルポート(7人気) 3着 × 02 リアルインパクト(4人気) ----- 5着 ▲ 09 フィフスペトル(5人気) 10着 ◎ 11 トゥザグローリー(1人気) 【 再考 】 リアルインパクトは連対できないこと、「再現性のないG2を勝った馬の出番」と考察で答えを書いた自分がいた。 該当する馬は2頭、◎トゥザグローリーともう1頭最内枠のシルポート。 最後というのなら、「阪神」マイラーズC勝ちのキャリアは狙える手であり、盲点ともいえる。 とはいえ、この馬の直前加算が京王杯SC「2着」と勝っていないこと。 それに加えて、今回が偶数日(2日目)開催のため、WIN5対象戦未勝利を割り引いた結果としてこの馬を切った。 そもそも、今回は1番人気に出番のあったAJCC、京都記念をならって……とみたが、その時点で間違いということでしょう。 |